おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

安撃フ宮島〔世界遺産散策〕

2012年08月28日 | World Heritage in Japan
8月25日『サンフレッチェ広島vsFC東京〔J.LEAGU Division1第23節〕』広島ビッグアーチへ。
昔から「神の島」として崇められて宮島は、美しい瀬戸内海に浮かぶ歴史と浪漫の島、日本三景のひとつ。期せずして今シーズンは、松島に続いてFC東京遠征で日本三景の2箇所を訪れるとは。また鹿のいる風景は奈良公園のよう。宮島の鹿たちの団体観光客の集合写真に見事にピタっと納まりカメラ目線でにっこり笑う役者ぶりは驚きでした。鹿が頭がいいかどうか知りませんが、宮島の鹿はかなりなもの。神の使いたる鹿は恐るべし。
さて平成8年に世界遺産登録されたのは、『嚴島神社』を中心とし、前面の海および背後にそびえる弥山原始林(天然記念物)を含む森林431.2h。登録された遺産のうち、嚴島神社の本殿・拝殿など17棟、大鳥居・五重塔・多宝塔の3基からなる建造物群は、国宝に6棟、重要文化財に11棟・3基が指定されています。弥山の深緑を背景に、朱塗りの社殿群が海上に展開するという世界に例をみない景観は、優雅さへの驚きで人々を魅了しなお余りある美しさです。
嚴島神社拝観後、山側に隣接する「五重塔」に嚴島神社末社である「豊国神社(千畳閣)」、海側に隣接する「大望寺」を訪れ、もうひとつのお楽しみ平清盛ゆかり巡りへ。「清盛神社」、「嚴島寶物館」では1月に「平清盛展」で見た『平家納経』、『平家納経』を納めた『金銀荘雲竜門銅製経箱』(国宝)をはじめとする嚴島神社所蔵の宝物など美術工剣iが一部複製でしたが展示されてました。
平家の経済力の証である寶物に、まさに実在するこの地で出会うことに感動です。さらに、NHK『平清盛』ブームにのり「宮島歴史民族資料館」では、企画展示「平清盛館」が開設されていました。ここでは、平清盛と宮島の関連を表す資料や重文「平清盛坐像」の複製、大河ドラマ「平清盛」の衣装・道具など展示され、また、嚴島神社をテーマとしたオリジナル映像が楽しめました。神戸では「ドラマ館」と「歴史館」が同じく期間限定で開催されていますが、今日は、広島・宮島「平清盛館」。そして明日は、「おんど観光文化会館」うずしお企画「平清盛 音戸のの瀬戸ドラマ館」を訪れる予定。NHKもドラマ使用の衣装・小道具など提供し、おらが村の村興しに協力しているのがわかります。きっと大宰府でも盛り上がっているのでしょうか。過去最低の視聴率ともいわれる「平清盛」ですが、個人的には大好きです。
初めての安撃フ宮島でしたが、前評判とおり大いに楽しめ、“焼きかき”に“あなごめし”の獅ウにノックアウトされました。また再び訪れたい思い出の地となりました。









五重塔


豊国神社(千畳閣)






嚴島寶物館



大願寺門


大願寺(日本三弁財天)・・・他に江の島、註カ島


大願寺護摩堂


嚴島大仏 不動明王


平和観音



清盛神社


世界一の杓子