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暑すぎてつらい。

箱根駅伝2013 往路王者・日体大、復路もそのまま逃げ切って30年ぶりの総合優勝!

2013年01月04日 | Sports

第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、2日目の3日に復路が行われました。中央大学と城西大学の2校が途中棄権した2日の往路は、日本体育大学が東洋大学、駒澤大学などの優勝候補を破り、26年ぶりの往路優勝を果たしました。日体大は復路でもトップを守り抜き、30年ぶりの総合優勝達成なるか?また、10位までに与えられるシード権争いの行方は?


復路は前日の往路の順位に従って時差スタート。午前8時、まず最初に日体大の6区・鈴木悠介がスタート。30年ぶりの頂点へ、いざ芦ノ湖を出発。トップから2分35秒後、2位の早稲田大学・相原将仁、さらに4秒後に3位・東洋大の市川孝徳が出発し、直後に市川が相原をかわし、東洋2位に浮上。。その後、明治大、法政大、青山学院、帝京大、順天堂と続き、日体大から6分57秒遅れで往路9位の駒大・千葉健太がスタート。そして10分後、14位・国学院から18位・神奈川大、復路オープン参加扱いの中央大&城西大の7チームが一斉にスタートしました。
トップを行く日体大の鈴木は、9キロ過ぎの小涌園前を27分10秒で通過。2位の東洋・市川は5キロ過ぎの芦之湯で2分9秒差まで縮めるが、小涌園前で2分15秒差と逆に離された。後方では駒大・千葉が下り坂を利用しながら順位を上げ、16キロ過ぎに順大、20キロ過ぎには帝京大を抜いて6位浮上。一方早稲田・相原は、明治・広瀬大貴に抜かれ4位後退。
迎えた小田原中継所、先頭の日体大・鈴木が7区・高田翔二にタスキを渡す。2分22秒差の2位に東洋、3位に明治、早大は4位でリレー。法政は5位をキープ、駒澤は千葉が3人抜きの快走で6位。6位スタートの青学大は9位転落。シード圏内の10位に関東学連選抜が通過。オープン参加・中央大は11番手、中央学院は12番手で通過し、総合でも11位に浮上。10位・学連との差は1分55秒差。


7区、日体大・高田が安定した走りで大差のリードを守る中、4キロ手前で駒大・久我和弥が法政を抜いて5位に浮上。後方では神大・我那覇和真が快走を見せ、二宮地点で35分6秒、18キロ過ぎの大磯で55分22秒で通過し、区間賞に迫る勢い。日体大・高田はこの区間を1時間4分54秒で走り切り、2位に2分51秒差をつけて平塚中継所を通過。東洋大・高久龍は明治の追い上げを振り切って2位死守。駒大5位、帝京6位に上がり、法政は7位と順位を落とす。11番手でタスキリレーした神大・我那覇は、日体大・高田を上回る1時間4分47秒で走破し、区間賞獲得。

8区、日体大・高柳祐也が10キロを30分16秒と落ち着いたペースで通過。その後方では東洋・大津顕杜と明治・横手健の2位争いが繰り広げられ、12キロ過ぎに横手が大津に7秒差に迫ると、13.4キロ付近で横手が前に出るが、すぐさま大津が抜き返す。16キロ手前の遊行寺坂で、横手がスパートを仕掛けたが、大津がまた追い付き、再び抜き返した。2人の意地のぶつかり合いは、16.8キロ辺りで大津が横手を引き離して勝負あり。
戸塚中継所、先頭の日体大は高橋から9区・矢野圭吾にタスキを繋ぐ。明治との競り合いを制した東洋大は2位で通過。首位とは3分12秒差に開いた。明治3位、4位・早稲田、帝京が5位に上がり、駒澤は6位。11番手で通過した中央大は、1時間6分10秒の好タイム。参考記録ながら、区間賞を獲得した青学大・高橋宗司の1時間6分46秒を上回った。シード権争いでは動きがあり、12番手の中央学院が総合10位に浮上。13番手だった学連選抜が圏外の11位に落ちた。両チームのタイム差は26秒、10位から29秒差の総合12位の大東文化大にも逆転の可能性あり。


復路エース区間の9区、首位を行く日体大の矢野は、権太坂を23分10秒で通過。東洋・服部勇馬に対し、3分15秒の差をつける。一方、6位でタスキを受けた駒大9区の上野渉は、3.5キロ過ぎに帝京をとらえると、11キロ手前で早大・田中鴻佑をかわし4位に浮上。矢野は軽快な走りを続け、鶴見中継所で10区・谷永雄一にたすきリレー。東洋大・服部勇は、日体大との差を詰められず、3分48秒遅れで中継所に到着した。
21キロ過ぎ、3位の明治に緊急事態発生。松井智靖が急激にスローダウンし、後続に次々と抜かれ、6位まで下がってしまう。足が止まりそうになりながらも走り続け、最後は蛇行しながらも何とかタスキを渡した。シード権争いの方は、10位・中央学院と11位・学連の差は37秒。山梨学院が12位に上がり、13位に落ちた大東大は脱落。10位と12位の差は54秒。先頭が通過して19分を経過し、残すは20番目の上武大学のみ。このままだと20分経過→繰り上げスタートになるかとおもわれたが、大西淳貴が残り35秒でアンカーにタスキをつないでか繰り上げを回避。今年は全区間繰り上げ無し!

最終10区、日体大の谷永は快調なペースで走り続け、新八ツ山橋地点で2位・東洋大に4分以上引き離した。後方では早大・田口大貴VS帝京・熊崎健人の熾烈な4位争いが展開され、16.5キロ過ぎから2人の並走が続く。
そしてゴールの大手町・読売新聞新社屋前が近づき、谷永がラストスパートを見せ、ガッツポーズしながらトップでゴールイン!日本体育大学が復路をそのまま逃げ切り、30年ぶりの総合優勝達成!トップから4分54秒遅れで東洋大学が2位でゴール、駒沢大学が3位に入りました。気になる早稲田VS帝京の4位争いは、日本橋を通り過ぎても並走が続き、残り100mで熊崎が猛ダッシュを仕掛け、田口が追いかけて抜きかわそうとしたが、熊崎が先着して帝京4位フィニッシュ!早稲田は僅差で5位。シード権争いでは、山梨学院が中央学院に一時は34秒差まで迫るも、中央学院が10位ゴールでシード確保。11位の山梨は50秒差で涙を飲みました。



総合成績
1位 日本体育大学 11時間13分26秒
2位 東洋大学    11時間18分20秒
3位 駒沢大学    11時間19分23秒
4位 帝京大学    11時間21分39秒
5位 早稲田大学  11時間21分39秒
6位 順天堂大学  11時間24分43秒
7位 明治大学    11時間25分14秒
8位 青山学院大学  11時間25分59秒
9位 法政大学    11時間26分40秒
10位 中央学院大学 11時間27分34秒
上位10校がシード権を獲得
11位 山梨学院大学 11時間28分24秒
12位 大東文化大学 11時間30分46秒
13位 関東学連選抜 11時間31分50秒
14位 国学院大学  11時間33分28秒
15位 日本大学    11時間35分23秒
16位 神奈川大学  11時間37分36秒
17位 東京農業大学 11時間39分13秒
18位 上武大学    11時間42分44秒
    中央大学    5区途中棄権により記録なし
    城西大学    5区途中棄権により記録なし

区間賞
1区(21.4km) 田口雅也 (東洋大)  1時間03分32秒
2区(23.2km) ガンドゥ・ベンジャミン(日大) 1時間08分46秒
3区(21.5km) 設楽悠太 (東洋大)  1時間04分36秒
4区(18.5km) 田中秀幸 (順大)   57分16秒
5区(23.4km) 服部翔大 (日体大)  1時間20分35秒
6区(20.8km) 千葉健太 (駒大)   58分15秒
7区(21.3km) 我那覇和真(神大)   1時間04分47秒
8区(21.5km) 高橋宗司 (青学大) 1時間06分46秒
9区(23.2km) 上野渉(駒大)    1時間09分50秒
10区(23.1km) 後藤田健介(駒大)   1時間10分49秒


2日間にわたって行われた第89回箱根駅伝は、日本体育大学が30年ぶり10度目の総合優勝を果たしました。総合V2を目指した東洋大学は2位。往路で9位と出遅れた駒澤大学は、復路選手陣の活躍もあり総合3位でフィニッシュ。復路では3選手が区間賞を獲得し、5時間32分11秒のタイムで復路優勝。過去最高タイの4位で終えた帝京大は5年ぶりのシード獲得。他にも9位・法政は7年ぶり、10位の中央学院大は4年ぶりのシードを手に入れました。その一方で山梨学院と国学院がシード権を逃してしまいました。
前日の往路を制した日体大、復路でも安定した走りで後続をぐんぐん引き離し、最後は2位・東洋大に5分近くの差をつけての圧勝でした。ちなみに、復路のタイムは5時間33分11秒で2位でした。ちょうど1年前は繰り上げスタートもあって過去最低の19位で悔し涙を流し、その1年後の今年は歓喜の涙となりました。予選会から出場したチームの総合優勝は、1997年大会の神奈川大学以来16年ぶりだそうです。箱根5連覇&全日本11度優勝を誇る古豪が2013年に完全復活、30年ぶりの箱根Vを機に黄金期が訪れるといいですね。




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箱根駅伝2013 往路から波乱続出!日本体育大学が26年ぶり往路優勝!

2013年01月03日 | Sports

学生3大駅伝の最終戦「第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」は2日、初日の往路が行われました。今年の箱根駅伝も20チームで争われ、前回王者・東洋大学、11月の全日本大学駅伝を制した駒澤大学の2強に加え、出雲駅伝を制した青山学院大学、前回3位の明治大学、古豪・早稲田大学が頂点を狙います。チームの今後を左右する往路は、選手のブレーキ、優勝候補チームの苦戦、さらには途中棄権と波乱の展開となりました。


午前8時に東京・大手町の読売新聞東京本社を20チームが一斉にスタート。1区は東洋大・田口雅也が先頭集団を引っ張る。その後方では、早稲田・前田悠貴、青山学院・遠藤正人が出遅れる。16キロ過ぎに東洋・田口がスパートを仕掛け、19キロ手前で明大・文元慧に一度は抜かれるも、すぐに差し返す。田口はそのまま先頭を守り切り、鶴見中継所で2区・設楽啓太にたすきリレー。14秒差の2位に明治、3位・法政大学、駒沢はトップから26秒遅れの4位。早稲田は17位、青学大は18位と出遅れた。

各校のエースが集結する「花の2区」。トップの東洋・設楽啓は、横浜駅前で2位に52秒差、権太坂で約1分差をつける快走を見せる。4位でタスキを受けた駒澤エース・窪田忍は、3キロ過ぎに2人抜いて2位に浮上。そんな中、日本大学と山梨学院の外国人ランナーが怒涛のごぼう抜きラッシュを見せます。鶴見を13位でスタートした日大・ベンジャミンは、8キロ過ぎに7位に浮上すると、13.5キロ付近で2位集団を一気にかわし、11人抜きで単独2位浮上。山梨学院・オムワンバは鶴見では16位だったが、13人抜きで一旦は3位まで順位を上げる。そして戸塚中継所まで残り300mとなった23キロ手前で、ベンジャミンが設楽啓を抜き、12人抜きで首位に立った。一方、オムワンバは終盤に疲れが見え、日体大・本田匠にかわされ4位転落。
そして戸塚中継所。日大が先頭でリレーすると、東洋が1秒差の2位で追う。1区7位の日体大が3位に浮上、山梨学院は4位にジャンプアップ。駒澤は5位、青学11位、3区に大迫傑が控えている早稲田は12位。中継所手前で中央大学の新庄翔太がブレーキを起こし、ふらつきながらも何とか19位でタスキを繋いだ。

3区、東洋・設楽悠太が日大・佐藤佑輔をかわして再びトップを奪い返し、強い向かい風をモノともせず、茅ヶ崎チェックポイントで2位に2分以上の差をつける快走を見せます。その後ろでは激しい順位変動があり、日大・佐藤が強風に煽られてズルズルと順位を落とし、早大・大迫は10人抜きで2位に上がります。しかし、19キロ辺りで駒大・中村匠吾が一気にスパートし、大迫ついて行けず。先頭をひた走る東洋・設楽悠太は、2位に2分40秒以上の大差をつけ、平塚中継所をトップでタスキリレー。2位に駒大、早稲田が3位、青学大のルーキー・久保田和真は5人抜きで7位。2区で1位だった日大は、平塚中継所では10位と大幅に順位を下げてしまいました。

4区、東洋・淀川弦太が独走するその裏で、激しい2位争いが繰り広げられます。4位でタスキを受けた日体大・木村勇貴が2位集団に加わり、駒大・湯地俊介が7.5キロ過ぎに集団から置かれていく。木村は12キロ過ぎに単独2位に躍り出る。駒大・湯地は苦しい走りが続き、帝京大・早川昇平にもかわされて7位転落。先頭の東洋・淀川は、後半失速するもトップを守り抜き、平塚中継所で往路アンカー・定方俊樹に繋ぎました。2位・日体大は1分49秒差で服部翔大にタスキリレー。3位に早稲田、4位・明治、帝京大学が12位から6位に上がり、駒澤は10位まで後退。総合優勝争いから早々と脱落か?日大は16位とさらにダウン。ベンジャミンも怒ってるに違いない。

山登り区間の5区、日体大・服部翔大と早稲田・山本修平が逃げる東洋・定方を猛追。服部は5キロの箱根湯本で1分20秒差、9.5キロ地点の大平台で42秒まで詰める。山本もトップから1分4秒差で追いかける。12キロ過ぎに山本と服部が並び、2人が激しく競り合います。14.3キロの小涌園前で、首位・東洋大と日体大&早稲田の差は4秒差。その200m後、服部が定方を捉えて日体大が首位に躍り出た!定方は山本にもかわされ3位後退。そして17キロで服部がスパートを見せ、山本を突き放します。
激しい往路優勝争いの裏で、小田原中継所で13位だった法政大・関口頌悟のごぼう抜きショーがあり、小涌園前で6人抜いて7位浮上、16.7キロ辺りで帝京大・小山司をかわし、8人抜き達成で5位まで順位を上げます。
トップに立った日体大・服部は、芦之湯チェックポイントで2位・早大に28秒差、元箱根で1分30秒近いリードを拡げます。向かい風に苦しめられながらも、最後まで勢いは衰えず、芦ノ湖を先頭でゴールイン!日本体育大学26年ぶり10度目の往路優勝!それから2分35秒差の2位に早稲田大学、4区までトップを守っていた東洋大学は2分39秒差の3位。4位・明治大、法政大学が往路5位と躍進し、青学・帝京・順天堂の3チームによる6位争いは青学が制しました。駒澤大学は往路9位フィニッシュ。なお、城西大学・浜本栄太が18.3キロ辺りで途中棄権、中央大学・野脇勇志も21.7キロでリタイアしました。


往路順位
1位 日本体育大学   5時間40分15秒
2位 早稲田大学   5時間42分50秒
3位 東洋大学    5時間42分54秒
4位 明治大学    5時間44分37秒
5位 法政大学    5時間45分39秒
6位 青山学院大学  5時間46分27秒
7位 帝京大学    5時間46分27秒
8位 順天堂大学   5時間46分29秒
9位 駒沢大学    5時間47分12秒
10位 関東学連選抜  5時間47分52秒
11位 山梨学院大学  5時間48分09秒
12位 大東文化大学  5時間48分46秒
13位 中央学院大学  5時間50分05秒
14位 国学院大学   5時間53分03秒
15位 日本大学    5時間54分31秒
16位 上武大学    5時間58分02秒
17位 東京農業大学   5時間59分24秒
18位 神奈川大学   6時間00分03秒
   中央大学    記録なし
   城西大学    記録なし

区間賞
1区(21.4km) 田口雅也 (東洋大) 1時間03分32秒
2区(23.2km) ガンドゥ・ベンジャミン (日大) 1時間08分46秒
3区(21.5km) 設楽悠太 (東洋大) 1時間04分36秒
4区(18.5km) 田中秀幸 (順大) 57分16秒
5区(23.4km) 服部翔大 (日体大) 1時間20分35秒



山登りの5区で逆転劇が生まれたのと同時に2校途中棄権のアクシデントが起こった往路は、日本体育大学が1987年以来26年ぶりとなる往路優勝を果たしました。2位の早稲田は、1区で17位と出遅れましたが、3区に大迫選手が9人抜きで3位まで押し上げ、最後は2位フィニッシュ。往路5連覇を狙った東洋大学は3位。4区までトップを守り続けたものの、5区の定方選手が区間10位に沈みました。優勝候補の一角である青学大は序盤の出遅れが響き6位、駒大はエースの窪田選手が波に乗れず、4区の湯地選手がブレーキを起こし、最終的には9位。優勝争いどころかシード権争いの中に…。
1位・日体大から3位・東洋大までは2分39秒差。10位までのシード権争いは、3分以内に5チーム含まれており、駒大シード落ち、13位・中央学院にも逆転シード入りの可能性が残されています。
ところで、5区で途中棄権した城西大の浜本選手と中央大の野脇選手は、両者とも低体温症と脱水症状が原因でリタイア。中央大学は87回目の出場で初の途中棄権で、28年間も守り続けてきたシード権も途切れてしまいました。往路の同区間で複数の途中棄権が出たのは、1996年大会以来17年ぶりだそうです。

往路で番狂わせを起こした日体大は、昨年の大会で初めての繰り上げスタートという屈辱を味わい、19位惨敗でシード落ち。出場権をかけた予選会では1位通過で65回目の出場を決めました。2区の本田選手が山梨学院・オムワンバ選手をかわしてみせると、5区の服部選手は1分49秒差をひっくり返す激走で区間賞を獲得。その服部選手は3年生ながらキャプテンを務めています。前回19位→予選会上がりで往路優勝したのは、最高の下克上といえるしょう。3日の復路も往路Vの勢いそのままにゴールまでトップを死守し、30年ぶりの総合優勝を掴みとれるのでしょうか?

3日・復路は前日の成績に従って時差スタート。午前8時に1位・日体大が芦ノ湖を出発。2分35秒後に2位・早稲田、その4秒後に3位・東洋と続きます。1位がスタートしてから10分後、14位の國學院大学から18位の神奈川大学、オープン参加となる中央&城西の7チームが一斉にスタートします。往路で波乱が起きたから、復路も予想外のドラマが起こり得るかもわかりません。



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4年前のリベンジ成る!柏レイソルがガンバ大阪に勝って天皇杯制覇!

2013年01月02日 | soccer

元日恒例のスポーツイベント・第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が1日、東京・国立競技場で行われました。今大会の決勝の組み合わせは、ガンバ大阪VS柏レイソルという組み合わせ。両チームが決勝で対戦するのは第88回(2008年度)大会以来4年ぶりで、前回はガンバ大阪が勝利しました。柏が4年前の雪辱なるか、ガンバがJ2降格の鬱憤を晴らして6季連続AFCチャンピオンズリーグ出場を決めるのか?


両チームのスタメン
ガンバ大阪
GK 22 武田洋平
DF 4 藤春廣輝
DF 5 丹羽大輝
DF 13 岩下敬輔
DF 15 今野泰幸
DF 21 加地 亮
MF 7 遠藤保仁
MF 10 二川孝広
MF 14 倉田 秋
MF 17 明神智和
FW 9 レアンドロ

柏レイソル
GK 21 菅野孝憲
DF 6 那須大亮
DF 5 増嶋竜也
DF 23 渡部博文
DF 22 橋本 和
MF 10 レアンドロ・ドミンゲス
MF 20 茨田陽生
MF 29 水野晃樹
MF 7 大谷秀和
MF 15 ジョルジ ワグネル
FW 8 澤 昌克


ガンバボールでキックオフしたこの試合、前半開始30秒過ぎに柏は左サイドの橋本のクロス→澤のヘッド→ドミンゲスが右足シュートを狙うも右に外れます。ガンバは前半9分、遠藤の右CKを岩下がヘッドで繋ぎ、最後はレアンドロが押し込んで先制ゴールかと思われたが、オフサイドでゴール認められず。その後、12分の倉田のシュート、15分の遠藤のFKも決まりません。26分、左サイドのスローインから倉田がドリブルでペナルティエリア内に進入。ラストパスを受けた二川が柏DFをかわすも、シュートはGK菅野のセーブに阻まれます。
流れを掴めない柏は32分、早くも最初のカードを切り、水野に代えて田中順也を投入。34分、レアンドロのパスを受けた澤がボレーシュートを狙ったが、ガンバGK・武田が防いでCK。35分、ジョルジワグネルの左CK→渡部のヘディングシュートがゴールネットを突き刺した!セットプレーで先制点を奪い、前半は柏1点リードで折り返します。
後半3分、柏はFKでチャンスを得ると、ドミンゲス→田中が頭で合わせてゴールに吸い込まれたものの、オフサイドを取られて2点目ならず。ガンバは後半10分に倉田を下げて家長昭博を投入。14分、レアンドロがゴール中央の位置から右足ミドルを放つも、GK菅野にキャッチされる。15分には左サイド・藤春のクロス→レアンドロが胸で落として右足振り抜くも、シュートは大外れ。19分には右サイドからのFKを岩下がヘディングで狙うも右に逸れる。
ガンバはこの後、佐々木勇人、武井拓也を投入するが、柏の堅いディフェンスの前に同点ゴールを奪えぬまま時間だけが過ぎる。後半アディショナルタイム、藤春がクロスを上げ、岩下が落とし、こぼれ球が家長に渡ったが、シュートを空振りしてしまう。同点の大チャンスをフイにしてしまい、そのままタイムアップ。最後までガンバの反撃を抑え続けた柏レイソルが1点差を守り切り、天皇杯優勝を果たしました!



AFCチャンピオンズリーグの出場権をかけた元日決戦は、柏レイソルがでガンバ大阪を1-0で破り、4年前のリベンジを達成。前身の「日立製作所本社サッカー部」時代以来となる37年ぶり3度目の優勝、「柏レイソル」としては初制覇となります。レイソルは2011年のJリーグに続き、2シーズン連続でタイトルを獲得し、今年度のACL出場権も手に入れました。
立ち上がりから劣勢に立たされたので、前半30分過ぎに早々と選手交代を行い、その数分後にセットプレーで1点が生まれました。ワンチャンスをしっかりとモノにできたし、早めの交代策が的中したのは大きいですね。決勝ゴールを決めた渡部博文選手は、準決勝で負傷した近藤直也選手の代役として先発に起用され、持ち前の高さを活かしたヘディングシュートを決めて見せました。守備でも相手の攻撃を防ぎ、無失点勝利に貢献。決勝の舞台で大きな存在感を見せた渡部選手、2013年シーズンはレギュラー獲得といきたいところです。
敗れたガンバ大阪は、前半に大きなチャンスを2度も逃し、1点ビハインドの後半は家長選手や佐々木選手を投入したものの、シュートに持ち込めない時間が長く続きました。アディショナルタイムには同点のチャンスの場面で家長選手がまさかの空振り…。決勝で敗れた事で、ACL連続出場が途切れてしまいました。それに松波正信監督はこの試合を最後に退任し、後任には元清水エスパルス監督の長谷川健太氏(同級生は「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこ氏)が務める事が決定。「出直しの1年」を迎える今年、J2を1年で卒業できるでしょうか。

これで今年のACL出場チームが全て決まり、日本からはサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台、浦和レッズ、柏レイソルの4チームが出場します。また、J1王者と天皇杯覇者が戦う「FUJI XEROX SUPER CUP 2013」(@国立競技場)は、「広島VS柏」という組み合わせになりました。2013年のJリーグ前哨戦に勝つのはどこだ?




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2013年だぜぇ~!へび年だけに長くてヘビーな一年になるかもよ?

2013年01月01日 | Weblog

皆様、新年明けましておめでとうございます!2013年の幕開けであります。昨年も当ブログをご覧いただき、本当にありがとうございました。本年も福岡ソフトバンクホークス、サッカー日本代表、競馬など色々なネタを書き綴ってまいりますので、心からよろしくお願い申し上げます。


2012年はロンドン五輪で史上最多となる38個のメダル獲得、女子レスリングの吉田沙保里選手が国民栄誉賞受賞、金環日食フィーバー、東京スカイツリー開業、芸人のスギちゃんが「ワイルドだぜぇ」でブレイクして流行語大賞を受賞、自民党政権復帰で安倍内閣発足、金本知憲・小久保裕紀・松井秀喜といったプロ野球選手の相次ぐ引退といろんな出来事が起こりました。
競馬界では、ジェンティルドンナが史上4頭目の牝馬3冠&ジャパンカップ制覇で年間GI4勝、ゴールドシップが牡馬クラシック2冠&有馬記念制覇。2011年に4冠を達成したオルフェーヴルが、阪神大賞典で逸走したり、春の天皇賞でまさかの惨敗、凱旋門賞では日本勢初制覇まであと一歩及ばず2着惜敗、JCではルドンナに敗れ2着、GI勝ちは宝塚記念のみでした。それに、ジェンティルドンナのライバル・ヴィルシーナがGI4戦連続で2着という珍記録を作りました。今年こそヴィルシーナにGI勝ちを…。
サッカー界は、なでしこJAPANが五輪で銀メダル、妹分の「ヤングなでしこ」がU-20女子W杯で3位入賞。男子代表は五輪代表(関塚JAPAN)がベスト4に入り、ザックJAPANがW杯最終予選で5戦無敗で首位独走、10月の欧州遠征ではフランスから歴史的勝利を挙げました。Jリーグでは、サンフレッチェ広島がJ1初優勝、上位争いの常連だったガンバ大阪がJ2に降格しました。海外組の選手では、香川真司選手がマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、10月に左ひざ負傷で2か月も戦列を離れていましたが、先月29日の試合で復帰しました。
また、昨年は多くの著名人がお亡くなりになりました。2月には映画「ボディーガード」に出演したアメリカ人歌手ホイットニー・ヒューストンさんが薬物中毒により死去。6月には「ちい散歩」の地位武男さん、8月には元政治家の浜田幸一さん、10月には「ホンマでっかTV」などのバラエティ番組に出演した経済ジャーナリストの金子哲雄さん、俳優の大滝秀治さん、11月には女優の森光子さん、12月には歌舞伎役者の中村勘三郎さんが他界。日本を代表する俳優が相次いで亡くなったのもそうですが、金子氏の突然の訃報には驚きました。


2013年は、今年3月に野球の国別対抗戦「第3回ワールドベースボールクラシック(WBC)」が開幕し、野球日本代表(侍JAPAN)が3連覇に挑戦。昨年11月のテストマッチではキューバに2連勝し、3連覇へ上々のスタートを切りました。イチロー選手、ダルビッシュ有投手、岩隈久志投手などの現役メジャーリーガーが相次いで辞退し、本番では国内組で臨む事になりました。ホークスからは攝津正投手、松田宣浩選手、内川聖一選手など6選手が代表候補になりましたが、本大会にはは何人選ばれるのでしょうか?
サッカー日本代表は、2月6日にラトビア代表と親善試合を戦い、3月26日にはブラジルW杯最終予選・ヨルダン戦が控えています。もし第6戦で勝利すれば、W杯本大会出場が決定します。その後、6月4日にオーストラリア戦、11日にはイラク戦があります。最終予選終了後、ブラジルW杯前哨戦・FIFAコンフェデレーションズカップに出場。イタリア代表、ブラジル代表、メキシコ代表の強豪から勝ち点を取れるかどうか…。一方なでしこJAPANは、3月にアルガルベカップに出場し、6月にはドイツとの親善試合があります。7月には韓国で「東アジアカップ」が開催され、男子は初優勝、女子は3連覇を狙います。
競馬界は、ジェンティルドンナが世界に挑み、3月30日のドバイ国際競走には「シーマクラシック」と「デューティフリー」の2競走に登録済み。さらには凱旋門賞に挑戦する意向を固めております。ロンシャンでオルフェーヴルとの対決が見られるのか?GI3勝のゴールドシップは国内専念。上半期は春の天皇賞→宝塚記念という古馬王道コースで行くでしょう。久々に表れた芦毛の怪物の進化にも注目。欲を言えば、宝塚でルドンナVSゴールドシップの対決が見てみたい。
クラシック戦線は、牡馬は3戦無敗のエピファネイアを始め、コディーノ、ロゴタイプ、キズナが主役候補。牝馬は2歳女王のローブティサージュが中心で、コレクターアイテム、オツウの巻き返しはあるのか?
安倍内閣が発足したばかりの政界では、日米関係の強化、韓国と中国の関係を改善、原発問題、「脱官僚」、デフレ脱却・景気回復、東日本大震災の被災地の復興対策などと課題山積。安倍首相は最近、福島第一原発を視察し、「脱原発見直し」、「原発増設」を示唆。「原発推進」とも取れる発言のように見えますが…。7月には参議院選挙が控えており、ねじれ国会が解消されるかどうか。
他にも、9月のIOC総会で2020年の夏季オリンピックの開催地が決まります。立候補している東京は、2016年五輪に立候補した時は、2回目の投票で落選。トルコ、マドリードを破って56年ぶりの五輪開催実現なるでしょうか?12月6日にはブラジルW杯の組み合わせ抽選会があります。

2013年は日本や世界が平和で安泰な1年になることを期待し、自分自身や皆さんにとって、昨年より明るく元気な1年になれるよう頑張って行きましょう。そんなわけで、本年もよろしくおねがいします。




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