日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

5分間で3得点!岡田JAPANがガーナに大逆転勝ち!

2009年09月10日 | soccer

オランダ遠征を行っているサッカー日本代表、先日はオランダ代表に格の違いを見せつけられて0-3の完敗に終わりました。迎えた16日の第2戦は、ユトレヒトでガーナ代表と対戦。ガーナは前回のドイツ大会でベスト16入り、南アフリカW杯予選で全勝し、アフリカ勢一番乗りを決めたチーム。主力にはチェルシー所属のエッシェン、ムンタリ(インテル)入っています。FIFAランキングでは日本40位に対し、ガーナは32位と格上の相手です。連敗だけは避けたい岡田JAPAN、勝って日本に帰れるか?


日本のスタメンは次の通り
GK 1 都築龍太
DF 3 駒野友一
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 15 長友佑都
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 10 中村俊輔
MF 14 中村憲剛
MF 17 長谷部誠
FW 9 岡崎慎司
FW 19 前田遼一
前回のオランダ戦から先発メンバーを入れ替え、GKに都築、DF駒野が右サイドに入り、FWは玉田圭司に代えて前田が先発出場。本田圭佑はまたもベンチスタートです。


立ち上がりはガーナペースで進み、開始3分にキングストンがFKを蹴るが、中澤がヘッドでクリア。直後にムンタリのスルーパス→ギャンのクロス→エッシェンが飛び込むも闘莉王がクリア。8分、中央からのFKをムンタリが左足で直接狙うが、GK都築がキャッチ。
日本は11分、駒野のクロスを俊輔が中央からミドルシュート。こぼれ球を俊輔→前田に渡るも、前田のクロスは相手がクリア。2分後には闘莉王のロングパスから前田がシュートするも決まらず。15分、中盤でのダイレクトパスが上手く渡り、スルーパスに抜け出した憲剛がシュート!しかし、ボールは左に逸れてしまう。1分後にはもう一度憲剛が狙うもバーの上。日本は再三にわたりチャンスを作るんですが、ゴールネットを揺らすことができません。
日本が試合のペースを握る中で迎えた28分、遠藤がFKを直接狙うもGKにキャッチされる。その1分後、ガーナのCKで長友がハンドを犯してしまいPKを献上。このPKをギャンがしっかり決めてガーナが先制します。1点を追う日本は、35分に俊輔がミドルを狙うもGK正面。39分の俊輔のFKはサイドネット、ガーナは前半終了間際にドラマ二のクロスをムンタリが折り返すも中澤が阻止。前半はガーナが1点リードで折り返します。

後半2分、ガーナはGKのロングボールから、ギャンが中澤を振り切って右足で決めて2点目。後半開始早々に日本は2点を失ってしまった。日本は後半5分に闘莉王がミドルシュート、これはGKの好セーブに阻まれる。迎えた後半8分、岡崎のクロス→前田が落とし、こぼれ球を憲剛の左足シュートが決まり1点を返す!これで1点差とした日本は、12分に闘莉王がヒールパスを見せ、憲剛が抜け出してシュートを放つが、これはオフサイドだった。1点を取った事で攻撃にリズムが生まれたか?
ガーナは16分、途中出場のアモアがシュートを打つが、GK都築がブロック。20分、左サイドのムンタリが浮き球のスルーパスを出すと、抜け出したアモアが、一気に飛び出した都築をかわし、右足で流し込んで3点目。日本は再び2点差とされた。
日本は18分に長谷部に代えて稲本潤一、25分に前田→玉田圭司、俊輔→本田と相次いで選手交代。27分、本田がパスを出すと、玉田が右サイドを抜け出してクロスを入れるが、相手DFに当たってCK。続くCKは決定的なシーンは生まれず。
試合時間残り15分を切ったこの試合、日本は後半32分、長友が左サイドをドリブルで仕掛け、一度は相手に倒されるもボールを奪い返して玉田にパス、これを玉田が強烈な左足シュートをゴールネットに突き刺した!再び1点差に迫ると、その1分後に稲本のクロス→フリーになってた岡崎が頭で合わせて同点ゴール!2分で立て続けにゴールが生まれ、流れが日本に傾く!
追いつかれたガーナは37分、クロスボールからムンタリが打つもダメ、こぼれ球をもう一度ムンタリがシュートするも都築が足でセーブ。そして38分、左サイドの長友がドリブル、パスを受けた稲本がペナルティエリア手前から右足ミドルシュートが決まって逆転!後半32分からのゴールラッシュを見せた日本、4-3で格上のガーナを破って逆転勝ちです!


いやぁ~、気持ちよすぎる大逆転劇でした!ガーナ代表の身体能力の高さに日本守備陣が苦しめられ、3点も取られた時は負けを確信したんですが、玉田選手と岡崎選手の連続ゴールで同点に追いつき、後半38分に稲本選手が逆転ゴールを決めた時は興奮しましたよ。稲本を投入&俊輔を下げた事が勝利につながった感じもあるかも。敗色濃厚からの逆転劇は本当に奇跡としか言えませんね。
決勝ゴールを決めた稲本選手は、この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せました。後半33分には自らのクロスで岡崎選手の同点ヘッドをお膳立て。その岡崎選手は、今年6月のW杯予選・ウズベキスタン戦以来のゴールを決め、代表では今季8得点。あの場面はフリーになっていて、後ろ向きの状態で頭を合わせ、そのままゴールに吸い込まれて行きました。頭で決めたところはまさに岡崎らしさが出てましたねえ。他にも長友選手が2つのアシストを記録。前半に自らのハンドでPKを与えてしまいましたが、後半は玉田と稲本のゴールをアシストしてミスを帳消しにする活躍で勝利に貢献しました。
日本はこのオランダ遠征を1勝1敗で終える事になりました。オランダ戦では前半を無失点に抑えたものの、後半に1点を先制された後にペースダウンして3失点で完敗。運動量も決定力も違いすぎました。ガーナ戦では3点取られるも、攻撃力が最後まで途切れず逆転勝利。この試合では守備面に課題が出て、相手選手の身体能力について行けずに失点されました。特にガーナ3点目の時は、都築が飛び出たのもあるけど、闘莉王が相手のスピードに対応できませんでした。アフリカ勢のカウンターは本当に危険です。
日本代表はこの後、10月8日に静岡でアジア杯予選の香港代表戦、2日後の10日には横浜でスコットランド戦、14日は宮城でトーゴと対戦します。10月は岡田JAPANホーム3連戦ですね!11月は14日に南アフリカ戦、18日は香港(アジア杯予選)とアウェーでの試合が続きます。この2か月間は海外の強豪&香港との戦いが続く岡田JAPAN。年内残り5試合も素晴らしい試合を見せてほしいものです。




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