日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークスの勢いが止まらない!伏兵の一発で6連勝!

2009年09月09日 | HAWKS

先週末の西武戦で3タテを決めて5連勝と絶好調、首位・日本ハムに3.5ゲーム差で追っている福岡ソフトバンクホークス。8日から10日までの3日間は、千葉マリンスタジアムに乗り込んで千葉ロッテマリーンズとの3連戦です。5位と苦戦している相手に勝ち越したいこの3連戦、6連勝をかけた火曜日の先発は、ソフトバンクが高橋秀聡、ロッテは渡辺俊介でした。


8日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(三)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(指)松中信彦
6(右)多村仁志
7(中)長谷川勇也
8(捕)田上秀則
9(左)明石健志
 (投)高橋秀聡
打順は全く変動なし。このメンバーで6連勝を目指します。


ホークスは初回、先頭の本多が空振り三振に倒れた後、川崎がファウルで粘り続けて8球目の直球をライト線へ痛烈に引っ張り、快足を飛ばして3塁打として1死3塁と先制のチャンスを迎えます。しかし、オーティズが2塁ゴロ→川崎狭殺、小久保はセンターフライに倒れて先制ならず。その裏、先発の高橋は早坂に四球で歩かせた後、2番・井口に直球を狙われ、ライトスタンドへの2ラン本塁打を浴びてしまう。その後、サブロー・大松・ベニーのロッテ中軸を打ち取って3アウトとしたが、初回に2失点と幸先悪い立ち上がりとなりました。
打線は2回に松中がレフト線への2塁打を放つが、後続が倒れて無得点。3回には明石と本多の連続三振のあと、川崎が四球で出塁→2塁盗塁を決めて再び得点圏にランナーが出るも、オーティズがセンターフライに倒れてこの回も無得点。高橋は2回を無失点に抑えて立ち直りの兆しが見えたと思ったら、3回にまたも井口の一発を喰らって3失点目。
序盤で3点を追いかける形となったホークスは、4回に渡辺を攻め立てます。先頭の小久保がレフト前ヒット、松中がライト前ヒットとMKコンビの連打で無死1,3塁。反撃の場面で多村が左中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で1点を返します。なおも無死2,3塁と一打同点のチャンスでしたが、長谷川が2塁ゴロ→3塁走者・松中狭死で1死、田上のライトフライは浅すぎてダメ、明石はファウルフライで3アウト。結局4回の反撃は1点止まりに終わりました。
6回、ソフトバンクはこの回先頭・松中がレフト前ヒット、多村が四球を選び、長谷川のヒットで無死満塁。満塁の大チャンスに田上がライトフライ、タッチアップした松中は、足を引きずりながら必死でホームイン。1点差としたホークスは、2死後に本多が投手強襲のタイムリー内野安打で同点に追いつきます。だがその裏、ホークス2番手・佐藤誠がバーナム&大松の連打で1死1,3塁のピンチを招いた事で降板、3番手・藤岡がベニーの犠牲フライで勝ち越しを許してしまった。
再び追いかける立場となったホークスは7回、オーティズのヒット、小久保の死球で無死1,2塁。ここでホークスベンチが動きを見せ、ここまで3安打の松中に代えて吉川を代打で投入。その吉川はしっかりと犠打を決めて1死2,3塁。そして多村がロッテ2番手・伊藤の5球目のスライダーをすくい上げ、レフト前タイムリーで2人が生還して逆転!2死後に田上敬遠で1,2塁、明石の代打・荒金久雄がロッテ4番手・内竜也の初球をジャストミート!マリンの強風に乗った打球はぐんぐん伸び、センター左寄りのところでスタンドイン!荒金がまさかの3ラン本塁打が飛び出し、この回5得点の猛攻を見せました!
荒金の「サプライズ」が生まれた後は、7回に水田、8回は摂津がロッテの反撃を許さず無失点に抑えます。9回は2死から長谷川と田上の連打が生まれ、荒金の2打席目が回ってきたが、結果はライトフライ。その裏に大隣が堀&西岡のロッテの代打組を連続三振に仕留めて3者凡退。ホークスが逆転勝ちでロッテに先勝、これで6連勝です!


パシフィック・リーグ公式戦 2009/09/08(火)
ロッテ-ソフトバンク 19回戦 
(9勝9敗1分、千葉、18:15、9808人)
H 000 102 500    8
M 201 001 000    4
【投手】
(ソ)高橋秀、佐藤、藤岡、水田、摂津、大隣-田上
(ロ)渡辺俊、伊藤、川崎、内、上野-橋本将
【責任投手】
(勝)摂津60試合5勝2敗
(敗)伊藤52試合2勝6敗
【本塁打】
(ソ)荒金1号3ラン(7回、内)
(ロ)井口17号2ラン(1回、高橋秀)、18号ソロ(3回、高橋秀)


ホークスの勢いが止まりません!この日は先発の高橋が井口に2打席連像本塁打を浴びてしまい、3回まで0-3。4回に多村のタイムリーで反撃すると、6回に田上の犠牲フライ&本多の内野安打で同点。一度は勝ち越しを許したものの、7回にロッテ中継ぎ陣を打ち崩し、荒金の代打3ランなどで5得点。8-4で逆転勝ちして6連勝。VSロッテ戦は引き分けを挟んで3連敗でしたが、この日の勝利で連敗もストップしました。今のホークスは打線が好調、劣勢な展開でも逆転に持ち込む力を持っています。6連勝は5月20日~27日の「交流戦6連勝」に並ぶ今季最多タイ、次の試合で勝てば7連勝となります。打線がガンガン打ちまくれば、7連勝は行けるはず!
先発の高橋秀は、5回まで打者19人に対して83球、被安打4・3奪三振・1四死球・3失点・被本塁打2という成績でした。3失点は何れも井口の一発で、初回に2ラン、3回の2打席目にはまたも直球を狙われてソロ本塁打。本人のコメントには「1本目は仕方ないが、2本目は失投だった」と反省しきり。同じ相手に2本も打たれたら相当悔しいでしょうな。
勝利投手になったのが、8回に5番手で登板した摂津投手でこれが今季5勝目。あれれ?なんで摂津に勝ち星がついたの?7回にチームが逆転したんだから、藤岡か水田に白星がついても良いんですけど…。9回は普段なら馬原の場面なんですが、大隣が投げてました。球場に駆け付けたホークスファンも驚いたんじゃないかと思います。馬原にアクシデントとか無いと思うけど、最近出てないような気がする…。
打撃陣はチーム全体で14安打の8得点。多村は2つの安打が何れもタイムリーで、4回の2打席目は反撃のタイムリー2塁打、7回の第4打席は逆転となるレフト前への2点タイムリーを放ち、この試合3打数2安打3打点と活躍しました。松中は3打数3安打の猛打賞、6試合連続のマルチヒットを記録しています。6回に見せた松中の激走が、試合の流れを変えたんじゃないかと思います。そして何よりビックリしたのが、荒金の代打3ラン。ネットでの試合速報をチェックして、思わず「えーっ!?マジかよ」と声を上げてしまいました。荒金選手の1軍でのホームランは、昨年7月13日の日ハム戦以来で、プロ通算5本目です。荒金さん、次も打点を稼いでください。
8日は首位・日ハムが西武に敗れたため、ゲーム差が2.5に縮まりました。ハムは西武先発・涌井の前に完封負けで2連敗。ハムの尻尾が見えてきた福岡ソフトバンクホークスは、9日は和田毅が3か月ぶりに1軍のマウンドに上がります。そして右ひじの検査を受けるためアメリカに一時帰国していたファルケンボーグも合流し、「SBM」が再結成。和田とファルケンが戻ってきたのは非常に大きい。6連勝・ハム連敗・故障者の復帰と追い風ムードなホークス。水曜日は和田の復活白星で7連勝なるか?




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