福岡ソフトバンクホークスの宮崎春季キャンプは、3日に第1クールが終了し、4日はキャンプ最初の休日となりました。そんな中、ホークスの黄金ルーキー・東浜巨投手は、初めての宮崎キャンプで充実した日々を過ごしています。
2日(土曜日)は、初日と同様ブルペンで投球練習を行い、ストレートのみ45球を投げ込みました。東浜投手のコメントによると、足の使い方、体の開き具合などフォームの確認をしたそうです。そのあと、武田翔太投手と一緒にバント処理の練習を行ってました。翌日・3日はブルペンに入らず、下半身強化に取り組んでました。また、節分ということで、恵方巻きを一気に3本かぶりつくポーズも見せました。東スポの記事によると、3本の恵方巻きは、日本ハム・大谷翔平、阪神・藤波晋太郎、巨人・菅野智之の3選手に見立てているとのこと。今年のキャンプは大谷選手ばかり注目が集まってますが、東浜投手をもっと取り上げてほしいですね。
キャンプ最初の休日だった4日は、新人選手たちが宮崎特産の日向夏の収穫、宮崎牛の鉄板焼きを体験しました。日向夏の収穫では大きさを見極めながらハサミで刈り取り、宮崎牛のステーキ実習では、華麗なヘラ捌きでステーキを焼き上げました。初めての宮崎牛に「まさかあんなに美味しいものが食べられるとは思っていなかったのでうれしかった」と振り返ってました。
今回、新人選手たちが堪能した宮崎牛は、「和牛のオリンピック」と言われている全国和牛能力共進会で、9部門中5部門で主席を獲得し、種牛と肉牛を総合的に評価する部門で「内閣総理大臣賞」を受賞。2010年の口蹄疫の被害を乗り越え、2大会連続で日本一に輝きました。日本一の和牛と甘くておいしい日向夏を食べて英気を養ったホークスのルーキーたちは、5日からスタートする第2クールでも練習に励みます。東浜投手は6日のフリー打撃に登板し、亜細亜大学の先輩・松田宣浩選手と対戦予定。ホークスの主砲を相手にどんなピッチングを見せるのか注目です。