日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

侍打線ようやく覚醒!稼頭央4打点&内川3安打!14安打・10得点で豪州に快勝!

2013年02月25日 | Sports

侍JAPAN WBC壮行試合「日本代表VSオーストラリア代表」の第2戦が24日、京セラドーム大阪で行われました。23日の初戦は、先発の田中将大投手が2回2失点と本番へ不安を残し、打線も7回まで1安打、8回に連続ヒットから相川亮二選手が逆転の3ラン本塁打。豪州に3-2と勝利しましたが、課題多き試合内容でした。迎えた2戦目は、貧打に喘いでいた侍打線がようやく目覚めました。


日本のスタメンはこちら
1(遊)坂本勇人
2(二)松井稼頭央
3(指)内川聖一
4(捕)阿部慎之助
5(中)長野久義
6(右)糸井嘉男
7(一)中田 翔
8(左)角中勝也
9(三)松田宣浩
 (投)前田健太
この日は打順を大幅に入れ替え、1番に坂本を入れ、内川が3番DH、長野が5番。松井が2番セカンド、2試合連続スタメンの中田はファーストに入り、角中が8番レフトで先発出場。


1回、日本は先頭の坂本が四球を選んで出塁すると、松井が犠打をきっちりと決めます。1死2塁で内川が豪州先発・ローランドスミスの3球目のストレートを弾き返し、センター前へのタイムリーヒット。2塁から坂本が生還し、1点を先取します。阿部凡退で2死後、長野の場面で内川の2塁盗塁が決まり、2死2塁で長野がライト前タイムリーヒットを放って1点追加。日本はこの回、2本のタイムリーヒットで2点を奪いました。
日本の先発・前田は、初回に豪州上位打線を3者凡退に退ける上々の滑り出しを見せ、2回には4番・ウェルチにライトフェンス直撃の2塁打を浴び、2死3塁とピンチを背負いますが、M・ケネリーを2塁フライに打ち取り、無失点で切り抜けます。ところが3回、アダムソンとデービーズの下位打線に連続四球を与え、2死2,3塁で豪州3番・ヒューズに甘く入ったスライダーを狙われ、レフトスタンド中段への3ラン本塁打を浴びてしまいます。結局前田は3回3失点でマウンドを降りました。
2-3と1点ビハインドとされた日本は4回、1死から中田と角中が連続ヒットで出塁し、2死後に坂本が相手遊撃手の悪送球でセーフとなり満塁と一打同点&逆転のチャンス。この場面で松井が豪州2番手・サールのスライダーをうまく捉え、ライト線を破るタイムリー3塁打!満塁のランナーが全員生還し、5-3と日本が再逆転に成功。その裏、日本2番手・沢村拓一が、ヒューバーにライト前ヒット、ウォーカーに2塁打を浴び、M・ケネリーに四球を与え、無死満塁のピンチを作ってしまいます。しかし、アダムソンを三振に仕留めると、続くデービーズを3塁ゴロ併殺打に打ち取って3アウト。無死満塁の場面から無失点に抑えました。
6回、1死から角中がライト前ヒットで出塁すると、松田の代打・鳥谷敬の3塁ゴロを豪州三塁手・ウェルチが後逸。この間に角中は3塁まで進む。1死1,3塁で坂本がライトへの犠牲フライを放ち6点目。この後、牽制悪送球で2死2塁となり、松井のセンター前タイムリーでさらに1点追加。6回に2点を追加し、7-3と4点差に拡げます。さらに8回、角中の四球、坂本のヒットで2死2,3塁のチャンスで、内川がレフト前タイムリーヒットを放って2点追加。内川の代走・本多雄一が二盗を決め、2死2塁で途中出場・炭谷銀仁朗がセンター前ヒット。2塁から本多がホームインし、もう1点追加。連続タイムリーで3点奪い、10-3と突き放しました。
投手陣は7回に攝津正が2者連続3球三振を奪い、8回は今村猛がボールが先行しながらも打たせて取るピッチングで3者凡退に抑え、9回は山口鉄也が11球で打者3人を退けて試合終了。第2戦は日本打線が爆発し、10-3と快勝しました。


日本代表壮行試合 2013/02/24(日)
▼豪 州-日 本 2回戦 (日本2勝、京セラドーム大阪、19:11、28293人)
日本 200 302 030 10
豪州 003 000 000 3
【投手】
(日本)前田健、沢村、森福、摂津、今村、山口-阿部、炭谷
(豪州)ローランドスミス、サール、ソーポルド、タナー、リンゼイ、ワイズ-M・ケネリー、バタグリア
【責任投手】
(勝)前田健1試合1勝
(敗)サール1試合1敗
【本塁打】
(日本)
(豪州)ヒューズ1号3ラン(3回、前田健)


得点力不足解消のために打順変更、先発メンバーを入れ替えて臨んだ今回の試合、初回から打線がつながり、最終的にはチーム全体で14安打・10得点と共に2ケタに乗せ、打線テコ入れ策が見事に的中しました。2番の松井稼頭央選手が走者一掃の3塁打&センター前タイムリーヒットを放ち、4打点を挙げる大活躍で先発起用に応えると、3番に入った内川選手は3安打3打点の猛打賞をマーク。5番・長野選手や角中選手も2安打を記録しました。今までの貧打がウソのような打線爆発が見られたので一安心、今後の強化2試合でも攻撃が上手く機能できるといいですね。
投手陣は、先発の前田投手は1回と2回は豪州打線を0点に抑えましたが、3回に連続四球から3ラン本塁打を浴びてしまいました。3イニングで3奪三振・被安打2・与四死球3・3失点と本番に大きな課題が残りました。右肩の違和感を抱えているので、WBC期間中に症状悪化で代表離脱とならなければいいんですが…。2番手で登板した澤村投手は無失点ピッチングだったけど、4回に無死満塁のピンチを背負ってたので、危ないという印象を受けました。まあよく炎上しないで済みましたよ。7回から4番手で登板した攝津投手は1イニング投げて2奪三振の好投。田中投手、前田投手に比べて安定感があるので、1試合ぐらい先発に使ってほしい。
オーストラリアとの2連戦に連勝した侍JAPAN、26日は京セラドーム大阪で阪神タイガース戦、28日は福岡ヤフオクドームで読売ジャイアンツと最終強化試合を戦います。残り2試合も最高の内容で勝ってくれえることを期待しています。




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