ホークス春季キャンプ2013 V奪還へ今年も宮崎から始動。

球春到来を告げるプロ野球春季キャンプが、２月１日に12球団一斉にキャンプイン。２年ぶりのパリーグ制覇＆日本一奪還を目指す福岡ソフトバンクホークスは、今年も宮崎県生目の杜運動公園内にあるアイビースタジアムで26日（A組）まで行われます。今年で10回目を迎えたホークスの宮崎キャンプ、雨が降る中でのスタートとなりました。


午前９時半から練習を開始し、ウォーミングアップのランニングはグラウンドで行いましたが、その後は「はんびドーム」で室内練習。ブルペンではA組投手メンバー17人が入り、ドラフト１位ルーキー・東浜巨投手は、秋山幸二監督や王貞治会長、報道陣が見守る中、高谷裕亮捕手を座らせてストレートのみ56球を投げ込みました。序盤はは大勢の報道陣の前に緊張したのか、コントロールが乱れる場面もありましたが、その後は捕手の構えたところに決まり　時には高谷捕手に指示を出す場面も見られました。初日を終えて東浜投手は「カメラの多さに緊張したけど、普段通りに投げられた」と振り返っていました。「１年目から勝負の年」だと語る東浜投手、周囲の期待が大きいので、開幕ローテーション入り、２ケタ勝利で新人王を獲得してほしいですね～。
他にも、WBC侍ジャパン候補の攝津正投手、オリックスからFAで移籍してきた寺原隼人投手、４年ぶりに国内球界に復帰した五十嵐亮太投手の新加入２選手もブルペンで投球練習を行いました。攝津投手は50球、寺原投手は40球、五十嵐投手は36球投げ込みました。


今年のホークスは、長年チームを支え続けてきた小久保裕紀氏が現役を引退、多村仁志選手が横浜DeNAへトレード、馬原孝浩投手が寺原投手の人的保障でオリックスへ移籍。その代わり、五十嵐投手と寺原投手、ラヘア選手とパディーヤ投手の新外国人２名を獲得。ラヘア選手は昨季16本塁打、パディーヤ投手はメジャー通算108勝の右腕です。五十嵐投手は新守護神候補、ラヘアはペーニャと鷹の４番争いをしてくるでしょう。あと、パディーヤ投手はちゃんと年俸約３億円分の働きをしてくれるかどうか…。昨年ペニーが来日するも、勝手にアメリカへトンズラしやがったから、ペニーと同じ行動するのは絶対しないでください。
侍ジャパンに名を連ねている内川聖一選手、本多雄一選手、松田宣浩選手、大隣憲司投手、攝津正投手、森福允彦投手の６選手は、第３クール最終日の12日まで参加（おそらく）。WBC組は15日からサンマリンスタジアム宮崎で代表候補合宿を行います。本大会メンバーにホークスから何選手選ばれるのか？それに、WBC組の穴を埋めてくれるような若手選手が現れないかな？