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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

博多の夜に「ペタ神」降臨!ペタジーニのホークス初アーチは劇的なサヨナラ弾!

2010年06月10日 | HAWKS

甲子園での阪神戦を1敗1分けで終えた福岡ソフトバンクホークスは、9日から福岡ヤフードームで横浜ベイスターズとの2連戦。交流戦も佳境に突入、残り5試合を白星先行で終えたいところ。この日はドラフト1位のルーキー・今宮健太選手が1軍に登録。1軍初登場の機会は訪れるのか?ソフトバンクVS横浜の初戦は、ソフトバンクが今季3勝の小椋真介、横浜は元メジャーリーガーで今季日本球界に復帰した大家友和が先発しました。


スタメンですよ
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(三)オーティズ
4(指)松中信彦
5(右)多村仁志
6(一)ペタジーニ
7(中)長谷川勇也
8(左)明石健志
9(捕)山崎勝己
 (投)小椋真介
月曜日の阪神戦で首痛のため先発から外れた多村とヒザに自打球を受けて途中交代した松中が揃って先発出場。松中が4番、多村が5番に入りました。長谷川は3試合連続スタメン。


初回、小椋は横浜の先頭打者・下園に四球で歩かせ、2死3塁と先制のピンチ。しかし4番・村田修一をライトファウルフライ。ライト・多村がフィールドシートのフェンスに激突しながらもしっかりキャッチしました。その裏、ホークス先頭の川崎が死球で出塁。2死後、松中の場面で2塁への盗塁を決めると、悪送球で3塁まで進みます。松中四球、多村死球で2死満塁となり、ペタジーニが大家の直球をセンター前に弾き返すタイムリーヒット。川崎と松中が生還してまず2点を先制。なおも2死1,2塁で長谷川がショートの頭上を越えてレフト前にポトリと落ちるヒットで1点追加。この回ホークスは3四死球&連続タイムリーで3点を奪いました。
先発の小椋は3回まで毎回のように走者を出しながらも横浜の反撃を許さず。2回にはスレッジとカスティーヨを連続三振に仕留め、3回には2死2塁のピンチを凌ぎます。しかし4回、先頭の村田にストレートを狙われ、ライトスタンドへのソロ本塁打を浴びて1点を返されます。1点を失った小椋でしたが、スレッジ・井手正太郎・カスティーヨを3者連続三振ですぐ立ち直りました。
ホークス2点リードの6回、この回も続投の小椋は、内川にヒットを許すと、スレッジに2塁打を打たれて1死2,3塁と同点のピンチを迎えたところで降板。2番手で登板した甲藤が井手を三振に仕留めて2死としますが、カスティーヨに初球を弾き返され、センターの頭上を越えるタイムリー2塁打で同点とされてしまう。この瞬間に小椋の4勝目が消滅。
同点とされた直後、ホークスはペタジーニが右中間を破る2塁打を放ち、2塁を狙うもアウト。2死後、明石と山崎の連打で2死1,3塁と勝ち越しのチャンスで川崎を迎えましたが、結果は1塁ゴロで2者残塁。7回は2死から松中と多村の連続ヒットで1,3塁と再びチャンスでしたが、ペタジーニが凡退。2イニング連続でチャンスを逸したホークス、あと1本が出ません。
試合はその後、8回に摂津が2つの三振を奪うと、9回はファルケンボーグが3者凡退の好リリーフ。リリーフ陣の好投に応えたい打線は9回裏、川崎がヒットで出塁し、本多犠打、オーティズの敬遠で1死1,2塁とサヨナラのチャンス!4番・松中のバットに期待がかかりましたが、結果は併殺崩れ。2死1,3塁で多村が横浜3番手・真田のスライダーを捕らえましたが、レフト正面に阻まれて3アウト。サヨナラならずで勝負は延長戦に突入。
延長10回、ホークス5番手・馬原が横浜打線を3者凡退に抑え、その裏に先頭のペタジーニが魅せてくれました!真田の3球目のストレートをフルスイングすると、打球はセンターへ高々と舞い上がり、バックスクリーン右のスタンドに吸い込まれた!ペタジーニの日本球界復帰&ホークス第1号は、サヨナラホームラン!ソフトバンクが劇的な幕切れで横浜にサヨナラ勝ちを収めました!


交流戦 2010/06/09(水)
ソフトバンク-横 浜 2回戦 
(1勝1敗、ヤフードーム、18:00、32952人)
YB 000 102 000 0      3
SH 300 000 000 1X     4
(延長十回)
【投手】
(横)大家、牛田、真田-武山
(ソ)小椋、甲藤、摂津、ファルケンボーグ、馬原-山崎
【責任投手】
(勝)馬原24試合2勝15S
(敗)真田26試合2勝3敗
【本塁打】
(横)村田10号ソロ(4回、小椋)
(ソ)ペタジーニ1号ソロ(10回、真田)


遂にペタジーニに初本塁打が生まれました!真田のストレートを打ち返し、打球チェックでホームランをわかった瞬間、自ら手を叩いて喜んでおりました。ヒットが出るもなかなか一発が生まれずブランクの影響があるんだろうと感じたんですが、ホークス入り9試合目・37打席目にしてホークス第1号が飛び出し、チームメイトからの手荒い祝福を受けて笑顔を見せていたときは、「これでペタジーニもようやくホークスの仲間入りだな」と思いました。いま思うと、ペタの一発をリアルタイムで見たかった…。完全復活を告げる一発をきっかけに今後のホームラン量産を期待し、チームを引っ張る存在になってほしいところです。
先発の小椋は、6回途中まで5安打・7奪三振・2四死球・3失点という内容。序盤3イニングはランナーを出しながらも0点に抑え、4回に村田に一発を浴びた後は3連続三振とショックを感じさせないピッチングを見せましたが、6回に2本のヒットを浴びて降板。しっかり抑えれば今季4勝目でした。中継ぎ陣では、3番手の摂津が2奪三振、ファルケンボーグも2奪三振。10回に登板した馬原は3者凡退に抑え、その裏に味方がサヨナラ勝ちで勝利投手に。これで今季2勝目。
打撃陣はチーム全体で12安打。この日のヒーローのペタジーニは、5打数3安打3打点で勝利に大きく貢献。サヨナラホームランが印象強かったけど、初回の第1打席で先制のセンター前2点タイムリーを放ちました。秋山監督もペタジーニの活躍ぶりに「ペタちゃん目覚めたね~」と嬉しそう。この日は山崎と川崎がマルチヒット、長谷川が2試合連続で打点を挙げております。
福岡ソフトバンクホークスは今季3度目のサヨナラ勝ち、交流戦通算成績を10勝9敗1分けとまたまた白星が先行しました。ここから残り試合全部勝ってもらいたいですね。木曜日の先発予想はソフトバンクが山田大樹、横浜は小林太志となっています。山田投手は育成選手出身で、今年3月に支配下選手登録。2軍戦(ウエスタンリーグ)では5勝を挙げております。1軍初登板で先発に抜擢された山田投手、プレッシャーも大きいかもしれませんが、苦しい先発陣を救う存在になる事を期待します。



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