日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

スペインがポルトガルに勝利!ベスト8全て出揃う!

2010年06月30日 | soccer

29日に行われた日本VSパラグアイは、日本代表がPK戦の末に敗れてベスト8進出を逃しました。日本戦が終わった後、ケープタウンの「グリーン・ポイント・スタジアム」でスペインVSポルトガルが行われました。決勝トーナメント1回戦最後の試合は、ヨーロッパの強豪同士で因縁の隣国対決。FIFAランキングではスペインが2位、ポルトガル3位と上位につけています。勝ったほうがベスト4に前進する一戦は、序盤から両チームとも決定機が続出するハイレベルな試合となりました。


試合開始直後にスペインがいきなりチャンス。フェルナンド・トーレスが左サイドでボールをキープすると、そのまま直接シュートを狙ったが、ポルトガルGK・エドワルドが横っ飛びで防ぐ。さらに3分、今度はダビド・ビジャがミドルシュート。しかしこれはGKの正面。ビジャは7分にペナルティエリア内に進入し、ドリブルで刻んで狙っていったが、またしてもGKに阻まれた。
対するポルトガルは8分にCKのこぼれ球をメイレレスが狙うもDFに跳ね返され、9分には右サイドのクロスにアウメイダが飛び込むも届かない。17分の左サイドのFKをクリスチアーノ・ロナウドが直接狙うもGKの正面。20分、メイレレスのパスを受けたチアーゴが中央からミドルシュート!スペインGK・カシージャスがパンチングし、こぼれ球をアウメイダが詰め寄っていくが、カシージャスがクリア。27分、左からのFKをロナウドが無回転で狙ってきた!カシージャスが正面で阻むもキャッチしきれず、ペペなどが詰めるもスペインDFがクリアする。
スペインは31分にシャビ・アロンソのスライディングパスにシャビがミドル放つもダメ。ポルトガルは38分に左サイドのメイレレスのクロス→アウメイダが頭で合わせるも枠とは違う方向へ…。42分、スペインのCKをGKがキャッチすると、スルーパスにシモンが走りこむも、飛び出してきたカシージャスがクリア。両チームとも決定機が生まれるも1点が遠く、前半は0-0で終了。

エンドが変わった後半、両チームとも一進一退の攻防が10分以上続く。迎えた後半13分、スペインはトーレスを下げてジョレンテ、ポルトガルはアウメイダに代わってダニーを投入する。すると後半15分、右サイドのセルヒオ・ラモスのクロスにジョレンテがダイビングヘッド!これはGK・エドワルドの正面。エドワルドよく防いだ!スペインはさらに攻撃を仕掛け、ビジャが左の位置からミドルシュート。これは僅かにゴール右。
そして後半18分、スペインはイニエスタがエリア手前でパス、シャビのヒールパスにビジャが抜け出してシュート、GKがいったん弾くも、こぼれ球を右足で押し込んでゴール!遂に均衡が破れてスペイン1点先制!勢いに乗るスペインは25分、右サイドを駆け上がっていたセルヒオ・ラモスが相手DFをかわし、左足シュートもGKに弾かれる。
追いかけるポルトガルは27分、メンデスとリエジソンの2選手を同時投入。32分に追加点のピンチを迎え、ビジャのミドルをエドワルドがセーブ。ロナウドを中心に反撃を続けるも、スペインDFの壁を崩すことができない。後半41分、ポルトガルはコエントロンが左サイドからシュートもダメ。逆にスペインは左サイドのクロスにジョレンテが頭で合わせるも外れた。ロスタイム直前、スペイン陣内でのハイボールの競り合いで、ポルトガルのリカルド・コスタがスペインDF・カプデビラにエルボーを入れたとして一発退場。この退場劇でポルトガル万事休す。スペインがビジャの1点を守り切り、1-0でポルトガルに勝利してベスト8最後のイスを手に入れました。


1回戦屈指の好カード・スペインVSポルトガルの「イベリア・ダービー」は、両チームとも激しくて華麗なプレーが続出し、スピーディー溢れる攻撃で「これぞ世界最高峰レベル!」といえるような試合内容でした。結果はダビド・ビジャの決勝ゴールでスペインが制しました。これだけ素晴らしい試合を見ると、日本の試合なんて「大した事ない」と思ってしまう…。
勝ったスペインは2大会ぶりのベスト8進出、準々決勝で日本を破ったパラグアイと戦います。敗れたポルトガルは2大会連続ベスト8を逃し、クリスチアーノ・ロナウドの南アフリカワールドカップはここで終わりました。
スペインは攻撃面で圧倒し、序盤の15分間で決定的シーンが3度も生まれたんですが、ビジャ、トーレスのFW組のシュートがGKの好セーブに阻まれ続けました。いったんはピンチを迎えるも、カシージャスがゴールを守り切り、後半18分にビジャが待望の先制点を奪いました。決勝点を挙げたビジャは今大会4得点目、得点王争いで首位タイに躍り出ました。最大で残り3試合出場すれば、単独での得点王の座に輝く可能性も高そうです。

これでベスト8に進出したチームが全て出揃い、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ガーナ、スペイン、ドイツ、オランダの8カ国が勝ちあがりました。8チーム中7チームがグループリーグで1位通過を果たしており、南米勢が4カ国も残っておりますね。
準々決勝の組み合わせは、「ウルグアイVSガーナ」、「ブラジルVSオランダ」、「ドイツVSアルゼンチン」、「スペインVSパラグアイ」に決定。ドイツVSアルゼンチンは2大会連続で実現。そしてブラジルVSオランダの試合も見逃せません。オランダはロッベンが復帰し、攻撃力が増しました。この一戦は点の取り合いになるかもしれない。全て南米勢だと困るので、ヨーロッパ勢とガーナには頑張ってもらいたいのですが…。


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岡田JAPANプレトリアにて散る。パラグアイにPK戦の末敗れてベスト16止まり。

2010年06月30日 | soccer

グループEを2勝1敗・勝ち点6の2位通過で決勝トーナメント進出を果たしたサッカー日本代表、決勝T1回戦の相手は南米の強豪・パラグアイと対戦!パラグアイとは過去に1勝2敗3分けと負け越しています。韓国が敗れて「アジア勢最後の砦」となった日本代表、勝って史上初のベスト8進出を達成できるか?


スタメンはこちら
GK 21川島永嗣
DF 3 駒野友一
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 22 中沢佑二
MF 2 阿部勇樹
MF 7 遠藤保仁
MF 8 松井大輔
MF 16 大久保嘉人
MF 17 長谷部誠
FW 18 本田圭佑
先発メンバーはGL3試合と変わらず。またしても1トップ起用の本田の2試合連続ゴールなるか?


日本ボールのキックオフで始まった前半、開始早々にいきなり大久保がボールを奪ってからミドルシュートを放つが、これはゴール左に外れる。3分には駒野が右サイドを突破してシュートするもGKにキャッチされた。パラグアイは10分、右サイドでのFKを獲得し、モレルが蹴り上げるも川島がキャッチ。
しばらくの時間両チームとも攻めあぐねた中で迎えた20分、パラグアイは左サイドからチャンスをつくりバリオスがDFをかわしてシュート、これを川島が好セーブ、さらにゴール前で中沢らがクリア。ピンチを防いだ日本はその直後、大久保→松井が中央からミドルを狙うが、ボールは惜しくもバーを直撃。前半28分、パラグアイはCKのこぼれ球をサンタクルスがシュートするが、枠を捉えられない。
前半37分、日本は左サイドでFKを獲得し、これを遠藤がクロスを入れるが、サンタクルスがクリアします。40分には右サイドで松井がドリブルで仕掛け、パスを受けた本田が正面からミドルを放つが、左に外れてゴールならず。結局前半は両チーム無得点で折り返し。

後半、開始早々は日本が仕掛けるが、5分過ぎにパラグアイはワンツーからオルティゴサが抜け出すが、長友がスライディングでカット。9分に長友が中央からミドルシュート、相手DFに当たってGKがキャッチ。後半14分、パラグアイは左サイドのクロスにリベロスが頭で合わせるもGK・川島がキャッチ。日本は後半20分、松井を下げて岡崎慎司を投入。27分にカウンターから駒野のパスに本田が飛び込むもシュート打てず。
パラグアイは後半33分、途中出場のバレットが中央からミドルを放つが、GKがキャッチ。後半36分、日本は阿部→中村憲剛がピッチに入る。その直後、憲剛のパスを受けた長友がクロス、大久保が飛び込むも決まらず。後半43分には憲剛→本田→駒野と繋ぎ、最後は岡崎も相手にクリアされる。後半終了間際、右サイドでのFKを中沢が落として闘莉王が合わせるも決まらず。結局90分では決着つかず延長戦に突入。

延長戦に入り、日本は立ち上がりにセットプレーでのチャンスを迎えるもチャンスにいたらず。パラグアイは5分にモレルのクロスにバリオスがヘディングもGK・川島が正面でキャッチ。その2分後、エリア内に進入したバルデスのシュートを川島が防ぎ、こぼれ球から立て続けにシュートを打たれるもDF陣がブロック。9分、右サイドでFKを獲得した日本は、本田が低めの無回転FKで直接狙ったが、GKが横っ飛びでセーブ。
延長前半も無得点、残り15分で日本は玉田圭司を送り込む。後半3分、憲剛がDFラインの裏へパスを出し、玉田が走るもボールには届かない。パラグアイは4分、左サイドのFKをバルデスが頭で合わせるもGKがキャッチ。8分には日本がFKを遠藤→闘莉王が飛び込むもサイドネット。11分、左サイドで玉田がドリブルで突破し、岡崎→玉田がクロス入れるも誰もいない。こぼれ球を遠藤が拾ってクロス入れたが、ファウルを取られた。日本、絶好のチャンスを逃してしまった。延長戦でもゴールは生まれず、0-0でPK戦にもつれこんだ。

運命のPK戦はパラグアイの先攻で始まり、1人目はバレットと遠藤が両方とも成功し、2人目のバリオスと長谷部もクリア。両チーム2-2で迎えた3人目。パラグアイはリベロスが転がして決めて3-2。対する日本の3人目・駒野は右足で蹴るも、バーに叩かれて失敗。パラグアイ4人目のバルデスが決めて、後が無くなった日本は、4人目の本田が冷静に成功して望みをつないだが、パラグアイの5人目・カルドソのPKが決まって勝負あり。PK戦は5-3でパラグアイの勝利。この結果、パラグアイの準々決勝進出、日本はPK戦の末に敗退しました。


史上初のベスト8進出がかかったパラグアイ戦は、両チームとも無得点でPK戦までもつれこんだんですが、残念ながら敗れてしまい、日本の南アフリカワールドカップの挑戦はここで終わりとなりました。これでアジア勢は全てのチームが敗退しました。
PK戦のときは川島選手の神懸りのセーブに期待をしていて、相手のシュートに上手く反応したけどあと一歩届かず。3人目の駒野選手が外した瞬間は頭を抱えてしまいました。PKで敗れたのは正直悔しい、それに120分間で1点も奪えなかったのも悔しいとしか言えません。決定力を欠いたのもあるけど、日本に運が無かったのが一番の敗因だったと思います。PKを失敗した駒野選手には悪い事は言いたくない。
大会前の親善試合で連敗が続き、3連敗すると言われていた日本が、南アフリカで大きく変わり、カメルーンとデンマークに勝利し、予想外のグループリーグ突破。中沢選手と闘莉王選手が相手の猛攻を防げば、正GK・川島選手のファインプレーが何度もありました。本田選手はGL3試合で2得点でベスト16入りに大きく貢献。この活躍ぶりは海外メディアも大々的に取り上げられ、来年以降の日本代表を引っ張ってくれることだろうと思います。
岡田JAPANの南アフリカW杯の成績は、4試合で2勝2敗。国外開催のW杯で初の決勝トーナメント進出を果たしたという出来事は、日本サッカー界の歴史に残るでしょう。これからの選手の皆さんお疲れ様でした。4年後のブラジル大会も出場して、ベスト8の夢を叶えてほしいと思います。本当にありがとう!日本代表の挑戦は終わりましたが、南アフリカW杯はまだ終わりません。ベスト16のもう1試合・スペインVSポルトガルの試合で、ベスト8進出チームが全て決まります。



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