日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

クラブW杯5位決定戦はアデレードユナイテッドが勝利

2008年12月18日 | soccer

TOYOTAクラブワールドカップは5日目を迎え、戦いの舞台は横浜に移りました。18日は2試合行われ、準決勝第2試合でガンバ大阪とマンチェスターユナイテッドが対戦しました。でもその前に、アデレードVSアルアハリの5位決定戦があったんです。アデレードは今大会3試合目、対するアルアハリは2試合目を迎えたこの試合、両チームともこれが最終戦となります。

アルアハリボールで始まった5位決定戦、キックオフから1分後、アルアハリはフラビオのスルーパスにバラカトが合わせようとしますが、ボールはラインを割ってしまいます。アデレードは3分、スタメン出場のアレモンが中央からミドルを放ちますが、GKにキャッチされました。7分、アデレードはクリスティアーノが左からドリブルすると、中央の位置でのミドルシュートが直接決まってアデレードが先制します!先制から2分後、またもアデレードにチャンス到来。右サイドでリードがクロスを上げ、オグネノブスキが頭で合わせますが、アルアハリGK・アミルが片手一本でファインセーブ!13分には中盤で細かいパス回しから、ジエゴ&ユーニスのワンツー→最後はクリスティアーノがシュートするも左に外れました。
アルアハリはカウンターを仕掛けるもオフサイド、CKではショートコーナーや普通にゴール前へ入れるも決定的なシーンは無し。24分、アデレードは早くも選手交代。ジエゴに代えてサリーを投入します。27分、右サイドにいたクリスティアーノのクロスをGKがキャッチ、オグネノブスキがミドルを撃つもダメ。
アルアハリは33分、アブトレイカがゴール前でバラカトにパスを出すも相手にクリアされ、CKではA・ハッサンが反転してシュートを狙うも決まりません。36分にはフラビオが左サイドからシュートするも枠を捉えられず。41分、CKからファビオが頭で合わせるもサイドネットに当たる。直後にアデレードはアレモンが中央でドリブル突破を見せますが、相手DFの前にシュートが撃てず。前半終了間際にアルアハリはペナルティエリア付近でFKを獲得。このFKをアブトレイカが狙うも失敗に終わり前半終了。
後半、アルアハリは開始と同時に2人選手を交代。エース・アブトレイカを下げるという大胆な交代策で同点に追いつきたいところ。キックオフ早々、途中出場のヤセルがミドルを狙いますが、ボールは右に外れます。3分、ヤセルのパスを受けたフラビオが左サイドでドリブルのあと、シュート性のクロスを入れるも誰も詰められず。8分、左サイドからのFKをゴマが頭で落とすもボールは左へ。なおもアルアハリの攻撃は続き、13分にフラビオのシュートが相手に当たりCK。CKをゴマがヘディングするもバーを越える。
22分、アルアハリは3人目の交代枠にエルアギジを投入。26分、アデレードが久々にチャンスを迎えます。左サイドでのFKをジェイミーソンがセンタリング、オグネノブスキが相手と競り合うもファウルを取られる。27分、アルアハリは右サイドのパスを受けたファティがシュートするもミートが悪かった。このプレーだったか、ファティが足を痛めてしまいますが数分後にピッチに復帰します。
試合も残り10分、アルアハリはまだ反撃を止めません。34分にエルアギジがヘディングシュートするもGKにキャッチされる。37分、バラカトが中央からミドルシュートを放つが、GKが弾いてCK。続くCKでは相手にクリアされました。42分、細かいパスから今度こそバラカト!しかし相手に当たる…。最後まで同点にしようと攻め続けたものの、1点を取り返すことができずに試合終了。1-0でアデレードが勝利しました。

この結果、アデレードが5位、アルアハリは6位という結果になりました。5位のアデレードは、前半7分にクリスティアーノの先制ゴールの後、追加点の決定的チャンスが2度訪れましたが決めることができませんでした。特に9分のオグネノフスキのヘディングは本当に惜しかった。後半はアルアハリの反撃を何とか守り抜きました。3試合戦って2勝1敗の5位で終わったアデレード・ユナイテッド、帰国後はまた国内リーグ戦という過密スケジュールが待っています。
6位のアルアハリは、1勝もできずにクラブW杯を終えることになりました。6位という成績は2005年大会以来2度目のことです。中心選手のアブトレイカは前半で交代、交代組も頑張ったものの1点が遠かった…。パチューカ戦の逆転負けの後遺症がまだ残っていたのが敗因なのだろうか?こんな成績じゃ気持ち良くカイロに帰れない、空港内でサポーターのヤジを浴びることになるのでは…。
さて次は準決勝第2試合・マンチェスター・ユナイテッドVSガンバ大阪の一戦。クリスチアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニー、遠藤保仁選手が魅せてくれました!その激しい点の取り合いを振り返ろうと思います。



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クラブワールドカップ準決勝 リガ・デ・キトは意外と強かった

2008年12月18日 | soccer

TOYOTAクラブワールドカップはいよいよ準決勝に突入。南米王者と欧州王者がここから登場します。まず第1試合は、南米王者・リガ・デ・キトが初戦を迎えました。リガ・デ・キトはエクアドル史上初の「リベルタドーレス杯」をチーム、ブラジルやアルゼンチンの強豪クラブを降して悲願のクラブW杯初出場を果たしました。実力が全くわからないので、この試合で強いかどうかわかります。対するパチューカは、準々決勝でアルアハリに4得点を奪って逆転勝ち。ヒメネスが2ゴールを上げる活躍を見せました。準決勝でも攻撃的サッカーで南米王者を倒して決勝に進めたのか?

雨が降り続く国立競技場で行われた準決勝最初の試合、試合開始からキトがチャンスを迎えます。開始1分、ボールを奪ってドリブルで持ち込んでいたボラーニョスガ倒されてFK。このFKを自ら狙うも外れました。4分、中盤からマンソがドリブルした後にスルーパス。このスルーパスを相手DFがクリアするが、ボールは何故かビエレルに渡り、ゴール前でパチューカGK・カレロが飛び出しているところをビエレルが左足で決めて先制し、立ち上がりから試合が動きました。
先制されたパチューカは、11分にカルデナスが左サイドで2度クロスを入れるが、キトDFがクリアします。この後もカルデナスとアルバレスが左サイドを突破し続けますが、味方選手がシュートに持ち込むことができません。19分、パチューカは右CKをマンスールが頭で合わせますが、相手選手に当たりもう一度CK。続くCKは相手にクリアされました。直後にキトがカウンターを仕掛け、縦パスからマンソが抜け出した後に右サイドでクロス、左サイドから駆け上がっていたボラーニョスが合わせるも、パチューカDFがクリア。
26分、キトはペナルティエリア手前、ゴールほぼ正面の位置でFKを獲得。このFKをボラーニョスが右足で直接決めて追加点!パチューカとのリードを2点に広げます。28分にはCKから3点目のチャンスを迎えるも決められません。追い上げたいパチューカは31分、右サイドのアーリークロスからアルバレスがボレーを放つが、ボールはGKがパンチング。33分にはヒメネスが右サイドからシュート、GKが弾くとカルデナスが詰めるも決めることができません。
パチューカの反撃ムードの中で迎えた39分、キトはFKからカジェが強烈な右足シュートを放つが、GKカレロが横っ飛びでセーブ!2分後にカウンターを見せると、ゴール前のクロスにマンソが飛び込むもミートが悪かった。前半はキトが2点リードで折り返します。

後半、パチューカは準々決勝と同様、開始から2人選手を入れ替えてきます。カルデナスに代えてモンテス、コレアに代えてアギラルが入ります。キックオフ早々に右サイドからチャンスを形成すると、アルバレスが中央でシュートを狙うも枠を外れてゴール左へ。8分、最終ラインからのパス回しからヒメネスがミドルを放ちますが、これも左へ。11分には中盤のパスから左サイドでクロス→クリアボールのこぼれ球をトーレスが狙うもダメ。パチューカの決定的なシーンが続くも1点が遠い…。
リードしているのに押され気味のキトですが、カウンターは後半も健在。8分にカウンターからボラーニョスが抜け出しますが、エリア外まで飛び出していたGKカレロが必死にクリアします。16分にはレアスコがDFと1対1の場面を作るも相手を交わせず。20分、ウルティアがセンターサークルから超ロングシュートを放つも左へ外れる。無茶だけどチャレンジ性あるプレーでした。
後半22分、パチューカは3枚目のカードとしてロドリゲスを投入。ここからまたパチューカの猛反撃がスタート。23分、クリアボールのこぼれ球をヒメネスがミドルを放つも失敗。29分、ヒメネス→マリオニが打つもわずかに左へ。32分、アルバレスが中央でドリブル突破すると、パスを受けたヒメネスが右足で狙うも決まらない!36分、左CKがクリアされるが、もう一度アルバレスが拾ってクロスを上げ、ロペスが頭で合わせるもボールは枠とは違う方向へ…。42分、アルバレスがペナルティエリア内で倒されるが判定はノーファウル。
防戦一方のキトは、ロスタイム直前にチャンス到来。カウンターから途中出場のラレアが右サイドを抜け出してクロスを上げ、中央にいたナビアがシュートするもバーの上へ。5分という長いロスタイムがあったものの、最後までパチューカに1点が生まれず試合終了。前半の2点を守りきったリガ・デ・キトが決勝に進出しました。


リガ・デ・キトが数少ないチャンスをモノにして決勝進出1番乗りを果たしたこの試合、前半の立ち上がりにビエレルが決めて先制すると、26分にボラーニョスのFKが決まって2点目。この2点は何れもカウンター攻撃から生まれたものでした。エクアドルのチームということで、あまり強くなさそうだという悲観的なイメージを持っていましたが、今回の結果からして意外と強いことがわかりました。さすがに南米王者ですわ。
パチューカは2点取られた後に猛反撃を見せ、シュート17本に支配率66%と相手を上回っていましたが、最後まで1点を奪い返すことができませんでした。ヒメネスやアルバレスが果敢にシュートを打てば、決定的なシーンが何度もあったけどゴールネットを揺らせず。守備陣はキトのカウンターに対応できないシーンもありました。先制されたシーンはクリアミスによるものだったので、本当にアンラッキーとしかいえません。南米王者を倒せるか期待されていただけに残念な結果となりました。準々決勝の4得点から一変、準決勝で決定力不足に泣いたパチューカ、この悔しさを3位決定戦で晴らしてもらいたいものだ。

木曜日は横浜で準決勝第2試合と5位決定戦が行われます。最初の5位決定戦はアルアハリVSアデレードFCの組み合わせ、準決勝第2試合は欧州王者・マンチェスター・ユナイテッドとガンバ大阪が実現!この試合の勝者が決勝でリガ・デ・キトと対戦します。マンUのファーガソン監督は、前日会見でクリスティアーノ・ロナウドとウェイン・ルーニー、ライアン・ギグスなどを先発に起用することを明かしました。ガンバ相手に手加減は一切しないみたいですね。
対するガンバ大阪は、アデレード戦で負傷した佐々木勇人が欠場決定、二川孝弘はベンチ入りする予定ですが出場は微妙の状態。中盤の両サイドは誰が入るのかわかりません。もしガンバがマンUに勝ったら、大会史上最大の番狂わせになるだろうし、世界中で大変な騒ぎになるでしょう。マンUが格の違いを見せ付けるか、ガンバが奇跡を起こしてしまうのか。運命の決戦は19時20分に試合開始予定です。サッカーが好きな人もそうでない人もテレビの前で大いに熱くなろうぜ!


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