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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

体験の解釈:対人関係の障害:その3:第7章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年05月10日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
ありがた迷惑というか、自己愛の世界、初恋の世界、初対面の世界、そんな人生の中での人間らしいお話です。20代の頃は難しいかもしれませんが、30代くらいまでは人間の恐ろしさ、いいかげんさ、実体を認識しだしていますので、多少、互いに談笑していましても、その相手の実情、本性、人間性、生育史等に気づいてくるものです。しかし、何故か、幾つになりましても、心因性の障害がありますと、対人関係において、過度の理想化、相手を理想化する傾向のある人に遭遇します。勝手に相手を美化し、偶像化し、ほれ込み、片思いをしていきます。後日、小さな出来ごと、それが期待通りの微笑み、感謝、言葉がもらえないと、突然、不愉快な感情がむらむらと湧きだし、ほのかに愛し、恋し、尊敬していた相手を侮蔑しだします。この過剰反応に人々は驚き、戸惑います。エリクソンは「対人関係が極度の理想化と蔑視の両極端の間で激しく揺れ動く」と警告しています。詳細を具体的に観察しないと、何とも言えませんが、この事例に思い当たりましたら、まずは、冷静に、あれ、この話がエリクソンの言う事例かなあと先ずは気楽に比較考察してみましょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:274>

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「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。

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