生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

何故愛である神様が劣等感を人に与えたのか?

2010年07月31日 | 第8章:心をのびやかにする方法
フロイドやユングが14の防衛機制を発表してから沢山の神学者はこのテーマを考えました。68億の人類が持つ劣等感の原因は全て違いますので、対応の方法もそれぞれ違います。劣等感は悪いものではなく必要なものですから解釈さえ間違えなければ人をより幸せにしてくれる大きなエネルギーとなります。この劣等感を解消する為には人さえ殺してしまう事例も沢山あるくらいです。さて自分に応用する秘訣は(1)自分は何の為に生きているのか(2)自分の生き甲斐は何か(3)自分は自分の魂、成育史(心)、身体を大事にしているか、この3つに関係する劣等感なら真剣に模索し、これ以外の劣等感は低次元のものなので無視しましょう。:<劣等感の利用方法:332-5>:

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自分の日々の行動は世の中の平和構築に役立っているだろうか?

2010年07月30日 | 第8章:心をのびやかにする方法
仕事の上でも個人の生活での上でも、或人の公私の行動が全て、人類の平和構築と人々への幸せ構築へとつながったら、その人の人生は世界から賛美される事でしょう。例えばマザーテレサはその一人かもしれません。ひるがえって私の行動も、仕事でも個人生活でも自分の生き甲斐追及が周囲の人々の幸せづくりに役立ったら、何と幸せだろう、とも思いますし、そうありたい、と常日頃思います。今までの自分の人生でどれだけ人々に役立つ事をしてきたかを思うと反省しきりですが、これからは残された人生を具体的にどう行動したら地球の平和構築に役立つか真剣に考えてみたくなりました。どこまでやれるか、先ずは身近なところからやつてみよう。:<劣等感の利用方法:332-4>:

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<ああーありがたや、ありがたや>

2010年07月29日 | 第8章:心をのびやかにする方法
昔<あーあ、ありがたや、ありがたや>と言う流行歌がありました。とても面白い曲でしたが、欧米の心理療法の世界でNarcissistic Personality Dsiordersの患者さんに適応する治療方法の一つです。自己愛に病理がある場合、色々と難しい治療をするのですが、THANKS THERAPY という手法は、患者さんになんでも有難い、有難いと言わせる治療です。ご飯をいただく時は食べられる事を感謝する、電車に乗り時は、電車を製造した人に感謝し車掌さん運転手さんにも感謝する、お気入りの音楽を聴く時は作曲家と演奏家に感謝する、とまあ、なんでもありがたや、ありがたや、と言わせる習慣をつけさせる治療をすると非常に効果が出る場合があります。劣等感や自己愛の病理が何故か自然に消滅していくのです。一度気楽に心の中で試みてみて下さい。:<332-3>:

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病的な劣等感とは何?

2010年07月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
傲慢な人間ほど人に嫌われます。劣等感は人を謙遜にしますが病的な劣等感だけは持ちたくありません。なんらかの病的な劣等感を持つと人は孤独になり周囲の人に対して親密性を感じなくなります。猛烈な孤独感を感じたり、人に対して親密感を感じない時は、その原因は自分の劣等感が原因だ、と判断して間違いないでしょう。そんな時の解決方法はます自分の周囲の人々(職場、家庭、人間関係、友達)を見直しながら、改めて周囲の人々を大事にしてみると案外簡単に劣等感がなくなり気にしなくなり暖かい雰囲気で日々を送れるようになります。愛と親密性と孤独感は三位一体の関係にあります。周囲の人々を大切にする人生観の確立が一番重要なようです。:<劣等感の利用方法:332-2>:

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劣等感の強い人ほど威張るのは何故?

2010年07月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
反動形成の代表的な現象の一つが<劣等感の強い人ほど威張る傾向がある>という統計です。人は自由に生きる権利がありますから大いに威張っていいのですが、世間が段々と狭められるのを覚悟する必要があります。健全な劣等感と病的な劣等感を識別する勉強をすると人はこの劣等感の世界から解放されて、のびのびと爽やかに明るく生きていくことが出来ます。学歴、能力、財産の有無、このあたりに固執してしまうと人生、とかくぎすぎすしていきます。こんな事はどうでもいい、と思えるようになると解放されていきます。自分は何の為に生きているのか、自分の生き甲斐は何か、自分は自分の魂、成育史(心)、身体を大事にしているか、この3つを考えだすと、劣等感がいかに馬鹿馬鹿しいものかが分かります。劣等感を上手に利用する方法を思索します。:<劣等感の利用方法:332-1>:

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何の為の反動形成か?

2010年07月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
神様は何故、人間の心の仕組みの一つとして<反動形成>という営みを与えたのでしょうか?<泣き寝入り>をするのも人間の選択の一つですが、その内容によっては生涯、負け犬のような辛い思い出、心の傷になつています。それが原因で生涯、自分は駄目人間だ、と思いこんでしまう人がいるくらいです。猜疑心、挫折感、劣等感は人を駄目にしていきますが、その危険な状態を防ぐのがこの反動形成です。無意識の反動形成は危険ですが、意識して反動形成を行い、泣き寝入りは止めましょう。:<反動形成:331-5>:

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幸福を恐れる人々

2010年07月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<幸福を恐れる人々>という心理療法上の理論を見ると多くの人々が反論してきます。しかしこれは事実なのでやむをえない言葉です。14の防衛機制を何故、大学で勉強する必要があるか、といいますと<無意識の意識化>が最大の治療目標だ、という事を勉強させる為にです。人の現実は変わりませんが自分の<思考、感情、行動>の傾向を意識しただけで森羅万象の解釈が180度変換されてしまうのです。無意識に行動したり、無意識に同じ思考傾向になつていたりしている自分を意識化、知覚すると世界が変わるのです。誰でも幸福になりたいと願っていますが、自分から自分を不幸にすべくある種の言動を吐いている、そんな自分に気づきません。平和、幸福は共存共栄から生まれます。自分の<思考、感情、行動>が平和共存の範囲を逸脱している人々を心理学では<幸福を恐れる人々>と呼んでいます。
:<反動形成:331-4>:

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ひねくれ者の悲劇

2010年07月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
素直に物事に対応出来ないひねくれ者も案外沢山います。人の言葉に必ずケチをつけ批判し素直に喜ばない人に出合うと哀しくなります。しかし成育史を聞いていくと、なるほどなあ、と思います。喜怒哀楽が素直ではいられない複雑な環境で生き抜いてきたからでしょうか、猜疑心、挫折感、劣等感、不安感の固まりのような精神状態なのです。しかし何かの契機で非常に明るく素直に人の言動を受け止め、のびのびと生きていけるようになる場合もあります。その最初の契機は愛との出会いが多いようです。複雑怪奇な人間が誠実な人の愛に触れると、その中から色々の気づきが生まれ変身していく姿は神秘的ですが、神仏の恩寵はどんな場合でも働くので当然かもしれません。<反動形成:331-3>:

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幸福への反動、不幸への反動

2010年07月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
成育史の関係で何となく幸福になりそうだとあえて自分を不幸にしそうな言動に無意識に動き出す人がいます。無意識の反動形成なのでその心の傾向を意識しないかぎり生涯、この不幸な言動をしてしまいます。幼い頃、幸せな日々を送っていたのに両親が突然交通事故で死亡してしまったような場合、残された幼い子供は幸せな雰囲気を無意識に恐れだす場合があるのです。それと同じように不幸な雰囲気をちらりとでも感じると問題を正面から見据えてその解決の為に戦う努力をしないうちに、いつも逃避ばかりする弱い人間になつていきます。このように幸福感、不幸感の取り扱いには十分気をつけて生きていきましょう。戦う時は堂々と戦い、幸福な時はじっくりと味わう事が重要。<反動形成:331-2>:

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弱い犬ほどよく吠える

2010年07月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
今日から防衛機制の<反動形成>に入ります。防衛機制は悪い働きではありません。人間が生きていくのに必要な作用ですが、今、自分は反動形成をしているなあ、と意識すれば人生を棒に振るような愚かな結果にはなりません。過剰反応の一つですのでこの深層での心の原理を意識するだけでいいでしょう。これから暫く、この反動形成について思索します。自分の心を安定させる為にaという刺激を受けると思わずbという反応を心ならずもしてしまう、反動しておかないと心が不安定になる、反動形成をしないで泣き寝入りすると生涯心の不満材料を貯めてしまうので反動形成を上手に応用しながら楽しく明るく元気に生きていきましょう。:<反動形成:331-1>:

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人の愛情に気づかない人人への治療方法

2010年07月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人の誠実な愛情に気づかない人は悲劇的です。心理療法では先ずは自己愛パースナリテイ障害かどうかを調べます。その次に(1)ストレス曲線が正常かどうか(2)幸福曲線が正常かどうか(3)プロセススケールがどのあたりか(4)思考、感情、行動が正常か異常か(5)アイデンティティの統合に病的なゆらめきがないか(6)14の防衛機制が正常か(7)現実吟味力が正常か(8)何の為にいきているのか、生き甲斐は何か、自分の魂、成育史(心)、身体を大事にしているか、以上8つの領域を時間をかけてゆっくりと対処していきます。:<神仏の愛:330-5>:

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嵐が丘

2010年07月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
久しぶりにDVD<嵐が丘>を見ました。だいぶ以前見たのですが歳月の流れが解釈を変化させ、かつ感受性も違っていました。社会の慣習や文化の違いもあるのでしょうが本当に愛し合っている男女の切なさがひしひしと私の魂をゆさぶりました。特に<私はこんなにあなたを愛しているのに、あなたは私を見てもくれない、ほんの少しでもいいから私を見て>という女性の叫びは本当に可哀そう、女性をもてあそぶ男の罪深さを感じました。愛の無い結婚、見せかけの友情や偽善、感情と理性の投影という現象を知らない悲劇、感情の転移、人間そのもののありようを問い続ける名作です。:<神仏の愛:330-4>:

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劣等感は人を破壊する

2010年07月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
どんなに愛してもその愛に気づかない原因の一つに<劣等感>があります。自分は学歴がない、自分は嫌な人間で救いようがない駄目人間だ、などなど。かたや堂々としていてさぞかし輝かしい経歴の持ち主だろうなあ、と感じても経済的に貧しい環境に育ち学歴は無いけれども知識、経験、お人柄の素晴らしい人物もいます。この違いはただ一つ、こだわりの無い人生観を持ち、心の世界が自由で、意欲満々、好奇心旺盛、健康で明るい人です。<人は考えた通りの人間になる>という諺は真理。謙遜な人を観察すると<傲慢とか謙遜とかを思考の対象にしていない>人物が大半で礼儀正しい、人を大事にする、という簡単な人生観の持ち主です。傲慢と謙遜を考えた後、もう馬鹿馬鹿しくなり、自然にのびのびと明るく生きようと考えた人が社会からみると謙遜に見えるのでしょう。:<神仏の愛:330-3>:

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<愛しています>という情報発信が無いと

2010年07月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<愛している>という言葉の情報なくして、その愛を信じるのは愚かなことのようです。特に<察する>ことを要求する文化圏はややこしくなります。察するという営みは文学の世界では優美、優雅につながりますが、こと人間関係、国際関係、政治関係、組織の中では<愛しています、大事にしています>という情報をこちらが発していないのに<愛、親切>を要求する人は大きな過ち、不親切、信頼を失います。欧米の文化には多種類の文化圏人間が混在しているので常に<愛しています>を発信し、私はあなたの敵ではないとスマイルを連発しないと和が保てません。愛を発信し続ける必要があります。また信仰を得る場合でも神様のほうが先に人類を愛していて、人間が神様を愛したから神様がそれに応じて人間を愛するののだ、と誤解していると永久に信仰は得られません。基礎知識の無いところには愛はなかなか生まれません。知識と経験が重要ですのでたゆまぬ勉強も必要です。楽をして良い知識を得ようなどと甘い事では駄目です。勉強は生涯必要。:<神仏の愛:330-2>:

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人々は何故、相手の愛を感じとれないのか?

2010年07月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
投影現象で一番重要な問題は相手の愛を感じとれなくなる事例でしょう。極端なケースとしては自己愛パースナリテイ障害という心の病気がありますが難しいので、ここでは日常生活で散見出来る事例を思索していきます。A君は親、兄弟、友人の愛情に恵まれ、楽しい日々を送ってきたのに、高校時代に陰湿ないじめに遭い、以来、何となく人嫌いになり、大学に入ってもその心の傷から人の愛を感じなくなりました。ご縁があり洗礼を受け信仰生活に恵まれましたが何故か神仏の愛がわからない、と悩んでいます。神仏の愛ばかりでなくせっかく生まれた素敵な恋人の、ふとした折の優しい愛も感じない、と悩みだすA君です。暫くこの愛を感じられない悩みについて思索していきます。:<神仏の愛:330-1>:

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