生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

幸福の条件

2006年09月30日 | 第1章:愛の領域
知は力なり、と言う言葉があります。人はどんなに貧しい経済的な環境、病理的に辛い環境にあっても、幸福感を五感で体感する力を持っています。つまり<幸福の条件と幸福感は違うという知識>です。幸福ではない、と不満を言う殆どの人はこの知識を知りません。<幸福の条件>とは<南の国で数週間静養する、金持ちのお嬢さんを妻に迎える>等の事に、幸福である為の条件を求める事ですが、<幸福感>とは、どんなに貧しくても、病気でも、心の中では、何かに感謝したり、平安を感じたり、愛を感じたり、目的をもっていきいきと生きている自分を幸せだと思う事です。この違いを明確に意識すると日々のストレスが減少し幸せ感が増大していきます。:<幸福の条件:18-1>:

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自分が最初に幸福になろう!何故?

2006年09月29日 | 第1章:愛の領域
大學病院での話ですが、心理療法家の中にも、幸福感に満ちあふれた人と暗い不幸な感じの人が居ます。患者さんはどちらを選ぶでしょうか?暗い人を選ぶ人も居ますが、70パーセントは明るい人を選びます。これと同様に周囲の人々を幸せにする方法は先ず自分が幸せでないと無理でしょう。普通の人は周囲を幸せにする為に自分が犠牲になれば良い、と勘違いしています。愛は犠牲を伴う事もありますが、それは一時的な例外で、柱となる人ほど、先ず幸福感を感じている人でないと、周囲を幸福にする事は不可能です。:<幸福と幸福感:17-5>:

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鬱感の深い人は大きな幸福感を味わえる人!

2006年09月28日 | 第1章:愛の領域
鬱感がどこから生まれてくるか、と云いますと、その人の生育史上の<理想(こうありたい、あるべきだと願う内容)と現実のギャップ>から生まれます。平素、何となくけだるく、憂鬱な感情に生きているタイプの人は、その感情発生の仕組みを理解した上で、心の防衛機制をコントロールする方法、現実吟味力、考え方のありよう、の3点から訓練していくと、人以上の深く、大きな幸福感を五感と体感で必ず体験出来ます。間違いありません。私が生涯をかけて思索し、経験した事に基づいて書いた本<生き甲斐の心理学>を是非読んでください。このブログも2005年12月10日から今日まで毎日書かれていますが、この3つの手法を細かく書いている本です。商売ではなく、本当に人の幸せを願った本です。是非愛読下さい。右上のブックマークから入れます:<幸福と幸福感:17-4>:

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<幸福感>を優先すると<幸福>になる!

2006年09月27日 | 第1章:愛の領域
お金は十分あり健康でも<私は不幸>と嘆く沢山の人々が居ます。不幸と思う理由は沢山あり、その通りだと思います。心理療法ではどう対応していくか、と云いますと<不幸だ、幸福ではない>と思う<考え方>を確認していきます。また、その方の日々の生活で起きる色々の現象をどう解釈しているか、その<体験の解釈>の仕方を話し合います。更に<幸福感>という感情について5つに分析していきます。平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感の5つの感情がどんなものかを説明していきます。この5つの感情こそ、人間を幸福にしている基本要素である事に気づき始めますと、段々と、いかに自分が幸福か、という事実を悟ります。終末治療の患者さんの中には<心臓が動いている自分、呼吸が出来る自分>を幸福だ、と感謝している人もいるのです。:<幸福と幸福感:17-3>:

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微笑みの神秘

2006年09月26日 | 第1章:愛の領域
或哲学者の治療が中々難しくて悩んでいた時、街角で少女とぶつかりそうになり、瞬間、身を避けた途端、木にぶっかって私は倒れました。小学生らしいその少女が駆け寄って、済まなそうに微笑みながら、私に手をさしのべてくれました。その時の微笑みが何とも素敵で可愛くて、胸が熱くなり、人の微笑みって何と素敵だろう、と思いました。その少女の微笑みから私の治療での自分の表情を考えてみると、真剣な治療のせいか、難解な治療のためか、私の顔から微笑みが消えていた事に気づきました。暖かい感情、優しい感情、小さな愛情から生まれる微笑みの効用は思わぬ効果をもたらしました。その日、その哲学者の目をしっかりと見つめながら少女の微笑みを想い出し、その少女に感謝しながら見つめますと、あの怖い哲学者が何と、好意あふれる微笑みを私に初めて見せてくれたのです。その数ヶ月後、その方は元気に退院していかれました。:<幸福と幸福感:17-2>:

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幸福病

2006年09月25日 | 第1章:愛の領域
私は何と不幸せな星のもとに生まれてきたのだろうか、と本気で悩む人がいます。この感情がどこから生まれてくるのか、色々その理由を調べてみますと、ほぼ100パーセント、改善できる状況を見つける事が出来ます。不治の病であっても、改善出来る範囲の心の課題です。終末治療の段階でも、恨み辛みで死んでいく人と感謝しつつ死んでいく人がいます。感謝しつつ死を迎えるほうが遙かにその人にとっても周囲の人にとっても幸福です。人間の心は<心がけ>いかんで、どうにでもなります。暗く生きるか、明るく生きるかは、その人の自由意志にかかっています。今回から5回にわけてこの<幸福と幸福感>の違いを思索していきましょう。考え方をどう統合すれば幸福感を感じる事が出来るか、体験の解釈をどうすれば、厳しい現実の中でも幸福になれるか、を思索してみましょう。:<幸福と幸福感:17-1>:

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魂を体感出来るか?

2006年09月24日 | 第1章:愛の領域
生き甲斐をしみじみと体感する最良の方法は自分が持つ魂、つまり、自分が臨終を迎え長い人生を終わる時に、身体から離れていく魂をしっかり信じる事です。魂とは生命そのもの、と断言出来ます。死ぬとは生命がなくなる事、ですから魂は命とも言えます。神学は魂は目に見えないもの、と定義してはいますが、自分の魂の存在を信じて数年意識する訓練を積む内に、哲学や神学や量子物理学を持ち出さなくても、日常生活の中で、しっかりと感じてきます。<自分の魂>の存在を信じ、自分の生命そのものが魂だ、と理解するようになると、実に美しいものが見えてきます。愛情も目には見えません。地上で一番、貴い愛ほど目には見えません。愛は見えませんが、肌で感じます。魂は<病むこともなく、永遠に生きる者、愛そのもの>と言われています。この世には<信じて見えてくるもの>が確実に存在しています。:<愛の体感論:16-5>:

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<愛の原型>で仲直り!

2006年09月23日 | 第1章:愛の領域
日常生活の身辺でかかわる人々が仲が良い場合の人生と、どっちを向いても嫌な人々しか居ない人生とでは、生き甲斐は相当違ってきます。Yさんは嫌な人だが、生活上、重要な存在、と言う場合は、何とか仲良くしたい、と願うのも人間の美しい感情です。そんな時は、必ず<愛の原型>という心理学用語を想い出して下さい。同じ働きかけをするのならば、その人の愛の原型を調べ、その感情の領域に触れてあげましょう。それも愛の行為の一つで、ごますりではありません。人間関係を美しくする愛です。愛の原型に触れていないと、単なる、お節介として疎まれるだけの話です。愛の原型を意識し、そこを優しく心で触れていく、そうすれば相手は心を開き、暖かい人情も流れ出すでしょう。:<愛の体感論:16-4>:

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さよならは嫌よ!

2006年09月22日 | 第1章:愛の領域
誠実に生きてきた二人が愛し合い、素晴らしい友人達に祝福されて結婚した二人が何故離婚するのか、残念でたまりません。裁判での激しい愛憎のやり取りを見るのはもう沢山です。以前あんなに愛し合しあった二人の会話とは思えない言葉の応酬戦だからです。さて離婚騒動の前の普通の生活で、男女は(愛の原型)について確認しあう習慣をつけて欲しいものです。愛の原型は人により全部違います。(愛を体感する)知覚の内容を(魂、心、身体)の3つに分類して思索し、確認しあって欲しいのです。この3つの心理療法をきちんとしたら離婚は多分回避出来るでしよう。二人が互いの(愛の原型)の違いに気付くと愛し合う方法も賢い方法へと変化していきます。愛と許しと平和の内に互いが白髪になっても仲良く生涯を送りたいものです。:(愛の体感論:16-3):

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<愛の体感>って?

2006年09月21日 | 第1章:愛の領域
生き甲斐の心理学を学ぶ場合に何故<愛の体感>を重視するのか。ここでの愛の体感とは<或人の愛をしみじみ感じて嬉し涙が流れ感動し感謝する>感覚を言います。この感覚はとても大切で、意識しているか、していないかに拘わらず、将来の愛を支配します。心理学では赤ちゃんの頃からのこの感覚を愛の原型と言います。この愛の原型と愛の感覚は同じものです。この愛の原型は宗教の世界をも支配するくらい大切なものです。神仏の愛を感じる、恋人の愛を感じる、友達の愛を感じる、全ての人の愛を感じる、逆に人を愛する場合もこの愛の原型が支配しています。ですから人が愛の世界を生きようとする場合はこの愛の原型(愛の体感)を明確に意識化する必要があります。愛の原型(愛の体感)を把握せずして愛は語れません。:<愛の体感論:16-2>:

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愛し愛されるとは?

2006年09月20日 | 第1章:愛の領域
赤ちゃんから高齢者まで日々、周囲の人々から大切にされれば、大喜びします。当たり前の事ですが、この当たり前が中々、出来ない所が、人間業の切ない所でしょう。欧米の家庭教育では<愛しているよ>と言い合いながら育つので、自然に<愛>について思索し、確認し、実行する努力をしますが、日本で50代、60代の夫婦が<愛しているよ>などと言おうものなら、汗をかいて恥ずかしがります。しかしどんな文明でも表現は違いますが<愛>が無ければ人々は幸せになれない事を十分知っていますので、愛とは何か、とそれぞれの文化の中で模索して生きているようです。生き甲斐の心理学を学ぶ上で愛を考える場合は、先ず<愛を体感する><自分がしみじみ愛されていると感じた感情的事実>を確認する事から始まります。この<愛の体感>という問題を5回に分けて考えていきましょう:<愛の体感論:16-1>:

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素直に生きぬきたいなあ!

2006年09月19日 | 第1章:愛の領域
人生は次から次へと色々な事が起きてきます。過去を振り返ると、よくもまあ、ここまで生きてこれたなあ、と感動し、自分を褒めてあげたくなります。昔、私が大変お世話になった恩人の一人が<君のような好き嫌いのはっきりした男は、策略を弄ぶ資格が無いから、単純明快に生きていきなさい>と忠告してくれました。政界を生き抜いた人ですが、この言葉は私の座右の銘にもなっています。どんな複雑な世界に追い込まれても、好き嫌い、怖い、怖くないの原初感情を大切に生きていこうとすると、その精神衛生は極めて良くなります。原初感情を無視すると、人は健康を害していきます。どう対処するかは、その人の自由ですが、大海の小魚のように時々は岩陰に隠れる必要もあります。自分の原初感情を素直に認識し、それに敏感に従い、素直に生き抜いていきましょう。:<原初感情論:15-5>:

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気味が悪い!

2006年09月18日 | 第1章:愛の領域
暗い墓場を通り抜ける時、何とも気味の悪い時と、全然平気な時があります。また色々の生物を見て、気味が悪い時と、親しみを感じる時があります。この違いは人それぞれの<思考と感情>の状況如何で変化するものです。同じ自分の身体でも、その時々により外界の森羅万象の解釈を変えていかないと、体が持たないので、身体全体の神経系統が色々と配慮してくれていて、その時必要なシグナルを私達に伝達してくれています。ですから私達は自分の身体の仕組みに正直に従い、理性を働かせつつも、そのシグナルを識別していく訓練が必要です。気味が悪い、と感じる人の心の仕組みとその折々の自分の心と身体を信じて生きていきましょう。五感と体感、インスピレーションを無視しないように:<原初感情論:15-4>:

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<怖い>と感じるのが生存術の一つ

2006年09月17日 | 第1章:愛の領域
大海で生き延びていく魚群は<怖い>と感じた途端に一斉に方向転換します。別にリーダーに従う訳ではありません。一斉に<感じて>方向転換を<同時にする神秘現象>に私は感動します。しかし文明がすすみ科学が発達した現代人は本能を失ったかのように無謀に危険に向かって意識しないで突入していきます。そして事故というかたちで死んでいきます。本能を失った現代人の悲劇です。<怖い>と感じるシグナルを素直に<恩寵>として解釈せず、勇気の無い人間と思う現代人の悲劇でしょう。五感と体感で感じる<怖い>というシグナルをこれからは一度素直に恩寵と解釈し、その上で、勇気か臆病かを識別する訓練をすると、人間のインスピレーションの正確性に気づきます。:<原初感情論:15-3>:

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あなたの好きな事は何?

2006年09月16日 | 第1章:愛の領域
世間の人々は私達が大人になった後は、あまり<好き嫌い>で物事を判断する人を大人になっていない人として軽蔑する傾向があります。確かにTPOは必要ですが、その批判は軽く受けとめましょう。実はこの<好き嫌い>の感情を無視すると精神的な病気になってしまいます。一番恐ろしい病理現象は<心の奥底は嫌いなのに、意識の上では好き>と感じてしまう<意識障害>と呼ばれる心の病気です。激しい恋愛結婚をして数ヶ月、生活を共にして初めて相手が変な人と心の奥深くでは感じ出すのですが、今更こんな変な人を選んだ自分を見たく無い場合に、時々起きる神経症がこの例です。<好き嫌い>をTPO(時、場所、状況)で言葉に<出す、出さない>はその人の教養の問題なのですが、心の奥深くでは、いつも正直に、この<好き嫌いの感情>は明確にしておきましょう。:<原初感情論:15-2>:

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