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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

あー駄目だ、おや、まだ大丈夫だ

2010年09月30日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
昔、モスクワで飛行機事故に遭遇しました。胴体着陸として滑走路に突入する時、あー、駄目だ、と観念しましたが、草むらに止まった時、おや、まだ大丈夫だ、と思った瞬間は生涯、忘れられません。おや、まだ大丈夫、と思った瞬間から、死を覚悟していた冷静な自分が急に慌てだし人々と外に飛び出しました。ひたすら飛行機から離れ爆発を恐れ遠くに、遠くにと全力で走った時は、冷静さを失い気が狂ったような自分を感じていました。それからが大変で全身は、がたがた震え避難所では顔面蒼白、茫然自失でした。何故、自分はこんな酷い事故に遭遇しなければならないのか、現実の解釈をめぐり頭は大混乱でした。暫くこの現実の解釈について思索していきます。:<解釈で人生が変わる:345-1>:

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悩みの扱い方

2010年09月29日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
医学的な事情が身体にあるとしても、心は自由なので、これからどう生き抜くかは本人次第です。この本人次第という事をどうして人々は気付かないのだろうか?心の世界は本当に不思議で神秘的な世界です。人は考えた通りの人間になる、という諺は数千年前から人々に咀嚼されていて、この真理に気付いた人は幸せです。かたくなな心というものは、どうしてかたくななまま生涯を終わるのでしょうか?患者さんを長年みていて哀しくなります。心は自由なもの、何らとらわれる必要のない世界なのです。悩みは生涯無くなりませんが、悩みの意味とか悩みの実体を冷静に意識化して欲しい。悩みの扱い方をこの生き甲斐の心理学できちんと勉強して欲しいものです。:<悩みの扱い方:344-5>:

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2010年09月28日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
悩みの深い人を見ていると<愛>という思索が非常に欠落しているにに気付きます。愛という概念を侮蔑さえしているのです。愛という概念がキザであれば<大事にしあう事が愛>と定義しておけば大きな間違いはありません。心理学の教科書には幼児時代、愛の体験が不足している成育史を持つ人は、生涯、愛が分からない、とうような記事が氾濫していますのでますます自信喪失になります。人が大事にしあえばそこには暖かい雰囲気が必ず流れ出します。<これが愛です>と親切に丁寧に教えてくれる人は世間にあまり居ません。人間社会には少し意識すれば暖かいものは沢山身近に存在しています。これが愛だ、と意識化する努力さえすればいつでも愛は意識化出来ます。<何となく心が温まった>、そこには大きな愛が必ず存在しています。:<悩みの扱い方:344-4>:

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エリクソン

2010年09月27日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
もしエリクソンという学者が居なければ私は仕事で大失敗したことでしょう。この学者のお陰で私が救われたばかりでなく大勢の患者さんも救われました。世の中には本当に素晴らしい人が存在しているものです。この学者が人々に生き甲斐を与えた事は間違いのない事実ですが、その中でも<希望力、人への基本的信頼感、不信感の関係式>を明確に教えてくれた事でしょう。赤ちゃん時代の生活環境の重要性も教えてくれましたし、仮に理想的な環境でなかったとしても、後日、その成育史を意識化し、何が問題かを意識化すれば、必ず解決する道筋も教えてくれました。人生で幸福になるには、最初に、どうしても<私とあなた>の関係の中で相手を信頼する力が大事です。さらには愛する相手に希望を託する勇気も必要です。この最初で最後の重要な人間関係での基本、希望力、信頼を持たぬ限り、人は幸福になるチャンスがつかめません。:<悩みの扱い方:344-3>:

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<自分の不安感>を説明できない人

2010年09月26日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
悩みとは何ですか、不安感とは何ですか、具体的にどんな感情に苛まれているのか一言で言うとどんな感情ですか、と質問すると30分くらい、だらだらと説明し、挙句の果てに、どんな感情なのか言えない人がいます。頭が悪い、鈍感、というわけでなく感情の処理の方法を知らないで生きてきた人のようです。感情の処理どころか、いつも湧いてくる<わけのわからない情動>に生活自体が振り回されているのです。人間は、どんな問題に遭遇しても最初に湧きだす感情が<不安感>なのです。不安感の種類は50くらいありますが、感情処理の訓練の第一は、どんな場合でも最初に湧きだす感情が不安感だと意識化すると案外、ことは簡単に解決します。わかのわからない情動を感じた時、この情動はどんな不安感だろうと自問自答してみるとすぐわかります。<悩みの扱い方:344-2>:

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<悩み>は人生の宝物

2010年09月25日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
<悩み>を厭なものと思う人もいれば大事なもの、と解釈する人もいます。苦しんでいる場合は当然、厭なものですし生活に希望がなく生きる気力もうせています。しかし心のすみにもし<悩みの存在の意味>についての哲学があれば、その生活から抜け出せます。心理療法での<悩み>はその人の成育史で育まれた<理想:こうありたい、あらねばならない>と現実とのギャップが<悩み>の実体です。ですから理想とは何か、現実とは何か、の解釈をきちんとすると、とんでもない現実吟味力のない理想を自分が掲げていた事にきづいたり、解釈が間違っていたことに気付きます。理想を一時的に捨てる、現実をあるがままに素直に受容する、この作業が出来る人と出来ない人とでは人生が大きく変化していきます。悩みは人生の有り様と指針をチェック出来る重要な指標です。<悩みの扱い方:344-1>:

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抑えきれない情動

2010年09月24日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
普通は抑えきれない情動に支配されると何となく危険を感じますが、迷いにまよっている問題を抱えている場合は、湧いてくる情動を信じて行動に踏み切る場合が人生には時々あります。<この情動に従うべきか>を相当前から思索している場合、最悪のシュミレーションを事前に想定していると案外、悔いのない人生を創造出来る場合があるようです。AかBかCか、迷いに迷う場合は、悔いのない人生とは何だろう、と何回も考えます。この情動に従わないと多分、悔いを残すだろうなあ、と確信した場合は、覚悟を決めて飛び込むと道が開けるようです。悔いを残した思い出は何ともみじめで哀しく暗いものですが例え失敗しても激しい情動を大切にした人生には悔いがありません。悔いを残す人生、悔いを残さない人生、さてさてどちらが大切かは自分の問題:<人間の神秘:343-5>:

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清水の舞台から飛び降りる心境

2010年09月23日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
本当に飛び降りたら死んでしまいますが喩話ですので宜しくお願いします。人生に3-4回ありました。神様を信じて飛び降りた経験です。アルゼンチンで昔、陸軍と学生の暴動に巻き込まれた時、戦車や機関銃の弾の来ない道はどれだろう、と迷いながら逃げました。群衆はBへの道に殺到していくのですが、私は心に囁くものを感じてAの道へ逃げ、助かった経験があります。これは神秘現象として生涯、私の心に残っています。清水の舞台から飛び降りて死んでいく人、私のように助かる人、これは人生の神秘:<人間の神秘:343-4>:

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相手の心に暖かいものを感じる人、感じない人

2010年09月22日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
人間である以上、どんな人にも暖かい心はあります。<私とあなた>の関係がスムーズにいっていれば誰でも暖かい心は感じますが、平素、あまり良い関係に無い<私とあなた>から暖かいものを感じ取る為には、相当の修行が必要なようです。普通の人は割り切って修行、努力しませんが、さりげなく努力していると、ある日、突然、暖かいものを相手に感じる事があります。これはどうも恩寵のようです。相手を大事にしようと努力したことへの神様からのプレゼントのようです。暖かいものを感じ取ろうと努力する人の周囲にはいつも暖かい雰囲気が流れています。:<人間の神秘:343-3>:

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何が神秘なんだろう?

2010年09月21日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
10年かかって実現した夢もあれば、翌月、偶然と思えるチャンスで実現した夢もある。何となく人生には、その時というものがあり、われわれ人間には理解不能な領域のようです。私の知人に自然、自然に夢が実現していく人もあれば、がむしゃらに傍若無人に人の迷惑も考えず突進するのですが、さっぱり実現しない知人もいる。この違いはどこからくるのだろう?現実吟味力が正しい人、ずれている人、さまざまですが、分相応の努力をしながら、人知れずに日々のお勤めを果たしている人のほうが夢を実現しているようです。人は考えた通りの人間になるそうですが、無理をせず、しかも夢を忘れず、成功した後の自分を考えて、ニコニコしている人のほうが成功率が高いようです。<人間の神秘:343-2>:

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人間の神秘を楽しもう!

2010年09月20日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
1970年代、メキシコでニューギニア出身の或、宗教家に会いました。勉強会での話ですが、その人は人食い人種の出で、子供のころ、迷い込んできた白人、黄色人を食べたそうです。そのでは食べない人がノイローゼになる傾向があり、それぞれの文化伝統での有り様で心を病むとかやまないとかが決まるんだなあ、としみじみ思いました。昔、アンデスの飛行機事故で飢えた乗客同志が人肉を食べた事で後日、精神病院に入院した人の記事がありましたが現代では異常現象です。ネアンデルタールとホモサピエンスが大昔、襲撃のあと食べ合った為に肉食の免疫がついた話がDNAの本にはしばしば出てきます。現代人が逞しく元気に生き抜いていく為の人間の不思議さ、面白さ、不気味さについて暫く思索し、人間への興味を考えてみましょう。:<人間の神秘:343-1>:

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実現可能な理想像

2010年09月19日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
<夢は大きく、やることは小さく>という言葉がありますが、理想の追求は段階別で具現化していきます。1年計画、2年計画、3年計画、と段階的に具現化したいものです。さて自分を駄目にするストレス曲線と理想の関係式さえ理解していれば、恐れる事はありません。健康(心と身体)を損なわずに幸福感を味わいながら生きる素晴らしさ、感動はまさに人生のだいご味です。幸福の条件(仕事、お金、人間関係、健康)も大事ですが日々<幸福感>を感じる事はもっと大事なようです。どんなに厳し日々でもこの<幸福感>さえ感じとれる修行をしていれば人生大丈夫。<人は考えた通りの人間になる>という言葉は数千年前から未だに愛されている言葉です。:<理想と現実:342-5>:

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良い理想像とは?

2010年09月18日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
自己実現への道(自分は何のために生きているのか、生き甲斐は何か、自分の魂、成育史(心)、身体を大事にしているか)を明確に意識化出来ているか、その実現の為の考え方に整合性があるか、心の世界が防衛機制(抑圧、逃避、感情転移などの)に縛られ不自由になつていないか、現実吟味力が正しいか、この視点から総合的に自己分析したうえで、自分の理想像を修正していかないと、人の理想像が原因で人生をだめにしていきますので、理想像を作る作業は本当は危険な事です。:<理想と現実:342-4>:

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<理想の内容>が疲労の原因

2010年09月17日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
どんな理想を描くかは、その人の成育史が決めていきます。理想を持つ事は良いことだと教わりますので人はそれぞれ理想を描きそれを追求して生きています。<変な理想>を描いたばかりに自殺していく人、挫折していく人、逆に<良い理想>を描いたので実に元気に爽やかに生き抜いていく人もいます。どんな理想が健康な理想像なのでしょう?この理想像の点検方法について思索してみましょう。:<理想と現実:342-3>:

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ストレスって何?

2010年09月16日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
生き甲斐の心理学ではストレスを<理想と現実のギャップから生まれる不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ>を言います。健康な人はそのギャップをばねに人生を突き進みますが少々疲れてくるとそのギャップのストレスが原因でやる気を喪失したり心を病んでしまったりしていきます。五感と体感レヴェルで感じ取れないと、気がついた時は相当のダメージを受けているので、今、感じるストレスが自分にとってどの程度のものかを識別する訓練をしていないと致命傷になります。過労度の測定を誤ると大変な事になります。理想と現実のギャップは常に意識化しておきたいものです。:<理想と現実:342-2>:

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