生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

思考・感情・行動、どれが大事?

2007年10月31日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
心が病んでいる状態を洞察する目のつけどころは、その人の<思考・感情・行動>を分析していきます。人が置かれる環境は、本人の意思に相当左右されてはいますが、運命的な要素も大きいので、とりあえず、人は今、置かれている現実に適応して生き抜いていく必要があります。そのうち、と思いながら、そのまま終わるのが人生かもしれませんが、必ず自己点検しておく必要のある眼のつけどころは、自分の<思考の仕方、感情のありよう、行動のパターン>ですので、この目のつけどころが、本当に正しいのか、どうか、5回に分けて思索していきます。:<思考、感情、行動:97-1>:

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イボ族の王子様とオックスフォード大学

2007年10月30日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
昨日の続きですが、このアフリカのM君は西アフリカのイボ族の王子様でした。当時27才でしたが、帰国後の1974年の政治革命の頃、一族虐殺の運命に合ってしまい、37才という若さで生涯を終わります。彼の為に、今、祈ります。さてそのM君は実に誠実な青年でした。オックスフォードの研究室も実に素晴らしい青年たちの集団でした。互いの育った環境と文化を背景にしたこの集団は教授連にとつてはたまらない魅力だつたようです。M君はこの優れた環境に<現実適応障害>を起こしたのです。イギリス人以外はほとんどこの現実適応障害を起こしますが、何とか乗り越えて生き抜いていきました。厳しい現実を明るく楽しく生き抜く覚悟があれば、心の障害は少し出ても、あとは逞しく生き抜く知恵も湧いてくるものです。:<正常と異常:96-5>:

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アフリカの友、発病?

2007年10月29日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
昨日の続きですが、アフリカから留学していたM君が少々、変な素振りと現象が出始めて、心理療法を学ぶ学友の間で、うわさが流れ始めました。M君が気にしているイギリス人W君に対して周囲が気をもむような言動がちらちら現れだしたのです。M君は西アフリカの某種族の王様の息子、政治学ではなく宗教心理学を学びに留学していました。研究室には所属の研究生に渡す書類棚がありますが、イギリスの貴族の息子であるW君の棚に時々<ウサギを飲み込む蛇の絵>が投入されているので、W君は気味が悪いと嘆いていました。西アフリカは呪物信仰の国であることは常識なので一同、多分M君のせいだと、うわさが流れていまいした。一同、M君は故郷へのノスタルジーで神経症になつたのか、と心配し始めています。皆様はどう思いますか?:<正常と異常:96-4>:

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アフリカの友、インドの友

2007年10月28日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
1960年代のオツクスフォード大学研究室、日本人は私だけ、20才代前半の研究生ばかり、その環境の中での日常生活は最初は仲良く過ごせたのですが3ケ月も過ぎた頃から気取りの限界も越えたので、そろそろ本音が出始めました。特に目立ったのが日本、アフリカ、インドで、その考え方の違いは余りにも大き過ぎました。さて世界各国から来た学生達が互いに相手を異常者と感じ始めた頃合いを見定めて担当教授が(正常と異常)を講義します。人種を越えた理論があるのです。何を基準として正常と異常を区別するか、と言うと<感情>です。感情のありようを分析すると医学的な異常性があぶり出せます。思考と行動を分析する前に感情を大切にするのです。人が正常と異常に分かれていく原因は感情のセルフコントロールに関わっています。:<正常と異常:96-3>:

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人食い人種のノイローゼ

2007年10月27日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
<発病のメカニズム>には諸説ありますが、便利な考え方の一つに<現実の生活への不適応>による発病説は案外正確です。人は好むと好まざるにかかわらず、生活費を稼ぐ為に現実を避けて通れません。その現実への生活に適応できない場合に<不安、怒り、身体症状、欝、錯乱>と呼ばれるストレス曲線をさまよいます。ニューギニア・人食い人種出身の私の知人は、人間の肉を村全体で食べない人が変人で、ノイローゼ状態にあつた話をしてくれました。どんなストレス曲線をその人は体験していたのでしょうか?:<正常と異常:96-2>:

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心の健全度とは?

2007年10月26日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
自分の心以外はすべて驚きの対象、自分以外は全て変人、こんな事を言う心理学者がいるくらい、人の心は独特な世界をもつています。何か健全で、何が異常かを定義するのは難しいものです。例えば1970年代アメリカのワークショツプでニューギニアの人食い人種族出身の人の話でしたが、その部落では人を食べない人が異常との事でした。今回から第3章に入ります。宗教、文化、国、それぞれの地方文化の生活環境の中で、人間の正常と異常を識別する方法を模索していきます。霞ヶ関の行政官、商売で行きぬく人、学校の先生、医者、介護・看護で生き抜く人、それぞれの立場を考えながら、この識別をどうするか?:<正常と異常:96-1>:
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永遠の生命は本当にあるのか?

2007年10月25日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
生き甲斐を感じるには生身の人間への深い愛情が前提ですが、嫌な人間を見たり聞いたりしますと人間嫌いに、時としてなるものです。何省の汚職事件などを知ると本当に嫌になります。さて、学問を身に着けて修行を積んだ高徳の僧侶が山奥で読経をしているとき何となくお寺が騒がしい、と思うことがあり、その翌日、世間で大きな死亡事故があった、と言う話を聞いたり、古来からの歴史を学んでいくと、人類がいかに人間の永遠の生命に憧れ追及し、信じているかが、よく分かります。自分の生命も臨終と共にはかなく消滅するのか、永遠の生命の世界に旅をするのか、この課題を楽しく追求すると、日々の周囲の生身の人間が何となく愛おしく感じ、生活も味が深まります。:<人間の神秘:170-5>:

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人は何故、死ぬのか?

2007年10月24日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
沢山の人々の臨終に立ち会いましたが<今から楽しい旅にでるんだ>と本気で死後の世界に大きな夢と希望を持ちながら死んでいったAさんの臨終は私を元気にさせましたし、周囲の人々も暗い悲壮感の無い雰囲気の内に帰宅していきました。古来から人類はこの死後の世界を考え、色々の説をとなえています。どの説を採用するかはその人の問題ですが、紆余曲折の後に私が信じた説は<永遠の生命への通過儀礼が死>というカトリツクの立場でした。この<人は何故死ぬのか、死とは何か>と言う人間の神秘を、ハムレットのようにあまり深刻な顔をしないで楽しく考えたいものです。:<人間の神秘:170-4>:

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愛の神秘

2007年10月23日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
貴重な人生の時間を使って神秘現象を思索したい場合、愛の神秘を考える事が最良です。愛の精神力動(愛の領域の情動と思考の力の事)と人間のDNAは深い関連があります。DNAを勉強していくと宇宙のサムシンググレートと呼ばれているものが、このDNAの仕組みを創造したのに違いない、と確信してしまいます。確信する流れの方が自然です。さて人との出会いの神秘もまたサムシンググレートの愛の摂理を感じてしまいます。自然体になり自分と私を愛してくれている人々の心を傾聴していると、DNAが生き抜く方向を探るように人も生き抜く方向に気付いていきます。自分の本音を素直に傾聴し人の心も素直に聞き取る内に歩む道が明確に見えてきます。気がついたら幸福な環境に生きている自分に驚きます。愛し合う人々の切ないばかりの深い愛情は智恵の宝庫です。この智恵はどこから生まれてくるのでしようか?:<人間の神秘:170-3>

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命って何?

2007年10月22日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
DNAについての優れた本を読むと<自分の命と神秘的な自分>を益々知りたいと思うようになります。心理療法の中でも(自分を知りたい)と願うのは最高の治療の一つですが占いや下手な自己分析をする前にDNAの基礎知識を知らなかったばかりに神経を無駄に擦り減らしてしまいます。例えばDNAはどんな厳しい環境におかれても習慣や法則を超えてまで環境適応の<生き抜く智恵>を必ず探しだします。自分の身体のDNAが適応しているのにご主人である私達が、必死で働いて適応したDNAを無視したら、そのDNAは戸惑います。数カ月は事の成り行きを静かに明るい気持ちで見守り免疫、分泌、自律神経を緩やかに自由に働かせてあげないとDNAは困ってしまいます。このDNAの仕組みを勉強すればする程、その生き抜く智恵に感動してしまいます。素晴らしいDNAを自由に活躍させる条件はただ一つ、明るい心と自然な笑いと微笑みです。日々の体験の解釈を暗くせず明るい解釈をしながら楽天的に生きていきましよう。:<人間の神秘:170-2>:

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人生は大変だけれど面白い!

2007年10月21日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
色々面倒な人生ではありますが、これほど楽しいものはありません。身近に老若男女で、ボーっとして人の悪口を言い、面白くない、生きていてもしょうがないと嘆く人々を見ると、あーあ、もったいない、と思います。やりたいこと、読みたいこと、付き合いたい人、一日40時間くらい欲しいと思うときもあります。自殺をする人を観察すると胸が痛む経歴があります。批判は出来ません、あまりにも、さもありなん、と言う人生劇場があるからです。さて、生き甲斐を感じ、人生に夢と希望を保持し、息を引き取るまで愛と情熱で生き抜く方法を今日から5回に分けて思索していきます。:<人間の神秘:170-1>:

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自分の幸福感を乱さない他者否定も必要

2007年10月20日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
他者否定という考え方は日常生活では色々の容で現れます。人類が誕生してから今日まで生き抜けた理由の一つに相手を否定する、と言う心の営みが必要でもありました。例えば相手が密かに私を誘惑し、落としいれ、殺害しようとしている目論見を本能的に察知して相手を否定する場合です。他者否定は悪いことではありません。しかし平和な現代の日本社会では、心の中で他者否定をすると何となく幸福感に乱れが生じます。自分の幸福感を乱さないような上手な他者否定も必要です。
他者否定と幸福感の関連は深いので、この関連を意識し知覚しておくだけで十分です。他者否定をする自分を責めないようにしましょう。:<他者否定:169-5>:

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人を褒めるとどうなるか?

2007年10月19日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
仕事のパートナーを選ぶとき、結婚するとき、大事な相談の相手を選ぶとき、相手が他者否定のタイプですと、良い知恵はあまり期待出来ませんし、こちら側の判断に支障をきたします。私の長年の心理療法で観察したコツなのですが、少々意地悪ですが、対象の相手も知っている人で、ライバル関係?にあるらしい人、同じ職業の人を雑談の折にタイムリーに褒めるのです。そうすると人間には嫉妬心が本能として存在していますので、面白い反応が出てきます。こちらが褒めると、必ずけちをつけだす人、不快な顔をする人、怒り出す人、様々です。人間大好き、他者の個性を大切にする人は、それなりの好意的反応を示します。人間嫌いな人、他者否定の人ほど、自分以外の人が褒められると不快感をあらわにするものです。個性の美を大切にする人と生きていきましょう。:<他者否定:169-4>:

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信じる力はどの程度あるか?

2007年10月18日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
親、兄弟、友達等を不信の目で生活する事自体不幸なことですが、この<信じる>と言う営みの取り扱いを慎重に考えないと不幸のどん底に陥ります。<わたしとあなた>の関係において、信じすぎてもいけないし、信じないのも不幸だしーーー。さてさて<どの程度、信じるべきか>は人類の大きな課題です。信じる程度は3つに分類されます。魂を信じる場合、人の心を信じる場合、身体を信じる場合の3つです。魂は100パーセント信じる価値はありますが、心と身体は本質的に信じる相手ではありません。心と身体は環境、老化、免疫、分泌の変化で、どんどん変わるからです。信じようとする対象が魂か、心か、身体か、この3つを意識するだけで、問題は半減します。裏切られたと恨む前に、自分の信じ方を検証しましょう。:<他者否定:169-3>:

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良い所を探す気が無い人の運命

2007年10月17日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
政治家、経済人、色々の職業を生き甲斐にしていても、愛する人に支えられていないと人は幸福にはなれません。相思相愛の人はあまり見かけませんが、今を、幸せに生きている人を観察すると共通項目が一つだけあります。その共通項目とは良い所を探す努力をしている点です。人の悪い所は努力しなくても見えてきますが、良い所は知恵と努力と人への愛情が無いと見えてきません。良い所を探す楽しみは小説を読むより遥かに楽しいものです。そのコツは傾聴。つまらない話は無視し、心の響く話は<嫉妬心を捨てて傾聴を楽しむ>と,次から次へとチャンスも訪れ知恵も湧いてきます。良い所を探す気の無い人の運命は先が見えています。:<他者否定:169-2>:

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