昔読んだ成功物語、題名は忘れましたが、限りない成功を夢見てイギリスを捨てアメリカを目指す青年の物語は当時の若い私の刺激剤でした。人生をかけて命の限り努力し、そして成功する。この話は良いのですが、身近に、その結果、本人は幸せなのですが、その周辺は「あいつに利用されて捨てられた、さんざん心をもてあそばされて不幸だわ」と言う男女もまた沢山います。本人は居心地が良いのですが、周囲の人間、恋人、友達、職場の部下、家族は散々利用されただけの暗い印象で、その結果として身体症状が出たり、不幸感をしみじみ感じ、惨めな自分をいやおうでも感じさせられる事例、この事例は案外、知られていない物語です。相手が自己愛パースナリティ障害という心の病気、人格障害者の場合、それに気づけば手の打ちよう、対処の心構えが出来るのですが、この心の病気に気付かない本人と周囲は悲劇です。さて、どうしたらいいのか、ここではそう簡単に解説出来ません。カウンセラー、心理療法家、精神科医はこの事例のクライエントに遭遇した場合、大体が手を引きます。薬で治る事例ではなく、神秘的なものもあり、時間は無限にかかりますし、費用も貰えない状況なので支援する側の生活にも関わってきます。大体、本人は幸せですが、周囲がおかしくなっていきますので、自分は悪いのではなく、この人がひょうっとすると「自己愛パースナリティ障害」という事例かもしれない、と自分を虐めない対策が大事。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:265>
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