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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<自分のタブー>の取り扱いに注意!

2009年12月31日 | 第8章:心をのびやかにする方法
ニューギニアの人食い人種出身の人にお会いしたことがあります。1973年の頃ですが、その人の話によると<白人、黄色人、黒人の区別をつける食べ方は悪いこと>だそうです。人類が発生し、地球のあちこちに定住し社会生活が始まると、どうしてもタブーを制定しておかないと秩序が保てません。それぞれのコミュニテイで独特の掟が生まれてきます。ニューギニアの人食い人種社会でのタブーを私は笑いましたが、そこで笑えば私は死刑です。自分の心の世界では必ず何故かタブーがあり、その独特のタブーを犯すと神経症、精神病になる傾向があります。タブーの内容よりもタブーを犯す事自体に大きな意味がありますので自分はどんなタブーを持っているか再点検しておいたほうが良さそうです。心は自由なのですが、人間として生きる為に<自己肯定、他者肯定>のタブーを確立しておいた方がより幸福感を深く感じられるようです。一年を反省し来年も清々しい悔いのない良い年を送りましょう。:<悪人:290-3>:

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心理療法上での悪人の定義

2009年12月30日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心理療法の世界は変な世界だなあと笑いだすことがあります。例えば<愛とは何か?>、その答えは患者さんが愛だと思っている世界が愛なのです。ですから患者さんが悪人だと思っている場合は誰であっても、悪人だと信じてあげないと患者さんを治療することは出来ません。セラピストが患者さんが悪人だと断言しているのに、あなたは違いますよ、と初期の段階で言ったら、どうなると思いますか?通院患者さんなら翌日から訪院しないでしょうし入院患者さんなら下手をすると自殺してしまうかもしれません。マザーテレサ、ガンジー、フランシスコザビエルが悪人で、ネロ、石川五右衛門、ヒットラーが善人だという事例は山ほどあります。さてどう治療するか、明日考えてみましょう。;<悪人:290-2>:

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歴史上の悪人とは誰?

2009年12月29日 | 第8章:心をのびやかにする方法
イギリスで勉強していた時、心理療法の試験問題に面白い問題が出されました。その試験問題とは<あなたは歴史上、誰が悪人だと思いますか?何故悪人だと思ったか、その理由を心理療法の理論を使って200文字で述べなさい>でした。この試験に合格した学友は殆どいませんでした。何故だと思いますか?私はクオヴァディスという映画を見ていたのでローマ皇帝ネロをあげて論じましたが落第でした。何故でしょうね。<悪人:290-1>:

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神様の弁明を聴きたいが死ぬまで無理なようだ!

2009年12月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
神様にお会いした事がないので、どんな弁明をなさるのか人間は知りません。しかし人生の体験を積むうちに、案外、こんな弁明をなさるのでは、と推察するようになります。海外で飛行機事故にあったり、南米で政治の暴動に巻き込まれ軍事政権が誕生する場面に遭遇したり、アフリカで難民の大移動に巻き込まれ恐ろしい目に遭遇し私自身が生命の危険にさらされたりしましたが、何とか命拾いをしました。何故、私が助かり隣の人が死んだのか、私より遥かに善人の友が死に反省だらけの私を何故神様は助けたのか、無数の死骸を眺めながら神様は何故このような運命に人々を押しやっているのだろう、愛そのものである神様が何故このような残酷な運命を防いでくださらないのか、あなたは酷い神様だ、と私は神様を非難して生きてきました。神様は私に弁明をなさらずいつも私の祈りに対して沈黙を守っています。それでも私は信仰を捨てることなく神様に文句を言いながら今でも私は生かされています。神様の弁明、私の質問への答えは、どうも私が死んでからでないと聞けないようです。<信仰は自分からは獲得出来ない神様からの恩寵、プレゼント>だと言われていますが、信仰を捨てない私は捨てないようにその恩寵の中で生かされているのだろうか?:<弁明:289-5>:

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粛々として死を選ぶ人

2009年12月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
弁明をしないと死刑に押しやられる人もいます。ソクラテス、キリストが有名ですが、私たち草(庶民のこと)はソクラテスやキリストのような選択はいけません。仕事上の弁明、名誉の弁明、権利侵害に対する苦情申し立て、色々ありますから、長いものに巻かれろ、などという諺に言い訳の理由を転嫁せず、見苦しくてもかまいませんので粛々として弁明しましょう。政治上、行政上、それなりの権力を持たない庶民は法律を堂々と使用しつつ権利の主張をする勇気を持つ必要があります。人生では医者、弁護士、坊さんを大切にしよう、と言われていますが、その3人の友達の支援を得たとしても、なおかつ、弁明しないと非常に不利な状況に押しやられます。弁明、言い訳を恥ずかしがらずにキチンとしないと、貴重な人生を無駄にし、かつ遠回りをしてしまうのが人生です。粛々として死を選ぶような愚かなことは止めたいものです。:<弁明:289-4>:

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某首相の弁明

2009年12月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
母親から信じられない億単位のお金を頂き国民をストレス曲線に追い込んでいる某首相は弁明の仕方が上手とは言えません。弁明が爽やかで、これならしょうがないや、と国民が腑に落ちる弁明が存在するかどうか、政治心理学者の理論をきちんと勉強していかないと社会に暗い影を落とします。弁明が国民を安心させ、なるほどなあ、と想わせる弁明は必ず存在しています。この答えは某首相の知恵と努力と側近との支援があれば必ず見つかります。某首相は悪人ではありません。長い歴史を読むと信じられないような名場面があり、嘘、偽りの弁明ではなく、なるほど、と感動する弁明も沢山あります。オバマ大統領就任演説の中に散見出来ますので、是非、読んでみてください。前大統領を攻撃しないでその悪を見事に転換させ自分を支援させた演説は見事でした。:<弁明:289-3>:

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自己の伝達能力と解釈の健全性

2009年12月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
健全な弁明でも自己の伝達能力が欠落していると益々周囲を暗くし混乱させていきます。自己の伝達がうまくいかないと周囲の人々も益々解釈をまずい方向にしていきます。この負のスパイラルを意識しだすと強固な人でもノイローゼ気味になりますので、今の自分は、どんなに努力しても下手な伝達しか出来ないと悟る必要があります。弁明をしても周囲の理解が得られない場合は、上手な居直りが必要で、この居直りをシャアーシャアーとしていきましょう。人生は長いので段々と修行し自己の伝達能力を高める修行をしながら、いつか上手に伝達出来る事を信じて生き抜きたいものです。森羅万象を上手に解釈するのも修行が必要で自分を幸福曲線に押しやる解釈訓練を楽しむコツを覚えたいものです。:<弁明:289-2>:

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健全な弁明と不健康な弁明

2009年12月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心理療法の世界、特に大学病院などでの治療の段階では、患者さんの弁明で健康か、不健康か、すぐわかります。弁明をする、その内容が自分をストレス曲線に追い込んでいく弁明を病的な傾向と識別します。弁明が幸福曲線へと自分を押しやる弁明を、とりあえず健康的、と識別していきます。何が健康、何が病的、この識別はとても重要なので暫く思索していきます。<弁明、言い訳>を最初から侮蔑している人は大きな問題を内蔵していますので注意下さい。自己肯定、他者肯定は<あなたとわたし>の相関図では人類の理想でありますし、その二人が幸せになる必要条件なのでこの病理論を考えてみましょう。:<弁明:289-1>:

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自分に何故、このような事が起きたのか?

2009年12月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
難病、事故、事件も次から次へと遭遇するのが人の人生です。次から次へと起きる納得出来ない現象。この現象をどう解釈するかで、過去と現在と将来の人生の幸福感を左右します。絶望するのもその人の責任ですし、諦めずに将来に希望を託して生き抜くのも、全てその人の自由意思の問題です。森羅万象の解釈は全て自己責任の範疇です。全てこれは天の思し召しと解釈し明るく逞しく生き抜いている終末治療の患者さんを知っています。絶望する必要はなく、どんな難病でも解釈をどうしていくかでその人の<幸福感>は決まります。<幸福の条件>と<幸福感>は別なものです。:<納得:288-5>:

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<欲求不満のエネルギー>を合理化させる方法

2009年12月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
強烈な欲求不満をいつも昇華させたり合理化させる上手な人も沢山います。理想があれば必ず欲求不満が起きます。当然のことです。健康な人はいつも高い理想をかかげその実現に向けて日々を楽しみながら生き抜いていきます。神経の細い人は逞しく楽しく生きていく度胸も元気もありません。元気に生き抜くのは本人の自覚と責任です。他者のせい(親が悪い、先生が悪い、世間が悪い)にする人が多すぎるようですが、どんな環境でも楽しく逞しく生き抜くことが出来ます。健康な人はあえて自分を欲求不満に追い込みその負のエネルギーを理屈をつけ合理化しつつ目標達成にむけて飛び込んでいきます。自分を納得させる理由をつけてその負のエネルギーを陽のエネルギーに合理化していくのです。その為には自分は何の為にいきているのかを明確にしておく事が必要です。:<納得:288-4>:

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人生に目的、目標のない人

2009年12月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
とりあえず自分の生きる目標、目的を決めておかないと、とんでもない混乱を起こします。身近な人に、人の言う事をまずは否定する人はいませんか? 自分の主張にはケチをつかませんが、人が言う事には必ずケチをつけ、肯定したことはありません。この人を観察していると何の為に生きているか、はつきりしません。整合性がないので手当たり次第にケチをつけます。<納得がいかない>場合、その解決を目指して努力するのは良い事ですが、整合性のない努力は人生のエネルギーを無駄にしていきます。医者が患者の回復に向かって納得のいく治療をするように自分の人生の目標以外の問題は無視しましょう。神経症等の心の病になりやすい人は自他混合、理想と現実の混濁がありすぎます。:<納得:288-3>:

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北朝鮮の恐怖

2009年12月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
日々仕事に追われていると案外重要な北朝鮮の軍事恐怖に気づきません。現代の外交史を観察しているとアメリカのアフガニスタン処理の方法、イラクの処理、朝鮮半島の朝鮮戦争処理、いづれも第七艦隊が光と影でうごめいています。日米安保条約の歴史的価値をそろそろ見直す時期にきていることは国民も理解しています。北朝鮮の軍事問題の解決でむやみに第七艦隊を動員したらどうなると思いますか?それよりも中国と仲良くして中国の力で北朝鮮の恐怖を解決した方が平和裏に解決出来ます。第七艦隊よりも中国の力を借りた方が日本は安全なのです。そんな背景の中、天皇と中国高官の問題がありましたが、私達国民は小さな接待問題として理解するのでななく何故、中国高官を慣例を無理して大事にしたのか、その外交の軍事問題をきちんと配慮している現政府の気遣いを配慮してあげないと、結局は日本国民の平和問題で恐ろしい災難に遭遇させてしまうのです。小さな現象の背景に横たわる大きな問題に目を向けないと平安は得られません。北朝鮮のロケット弾頭に原爆以外何をつけると思いますか?:<納得:288-2>:

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<納得がいかない>、さあ、あなたはどうしていますか?

2009年12月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
学問、人間関係、仕事上などで人はいつも<納得がいかない>場面、事件に遭遇します。長生きしている人、成功している人、日々満足して生きている人は、この納得がいかない場面を見事に切り抜けた人といえるでしょう。納得がいかない、そして色々と考えたり動いたりしながら人生を破滅していく人、ストレスを貯めて病気になる人もいれば、上手に処理して幸福になつていく人もいます。この違いはどこから来るのでしょうか?暫くこの<納得がいかない>人生問題について思索していきます。:<納得:288-1>:

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幸せになる為の物語

2009年12月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
ちょっとした解釈の違いで人は幸せをつかんだり、悲劇に追い込まれていきます。その違いはちょっとした相手の悪意を極端に悪く解釈したりしますと、そのスパイラルでどんどん悲劇に追いやられていきます。しかし相手の小さな悪意を、ちょっと大らかに善意に解釈すると、こちらがどんどん豊かな暖かい心で生きる事ができます。この現象を心理療法の言葉で表現すると<生活感情をどう解釈するかで人はストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱)に押しやられたり、幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)に自分を押しやる事が出来る>と考えます。つまり身辺の森羅万象をどう解釈するか、どんな考え方(物語を構成する)で処理して生きていくか、という知恵の問題になります。同じ生き抜くなら自分を幸福曲線に押しやる解釈を楽しみましょう。:<物語:287-5>:

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一番大事な物語とは何でしょう?

2009年12月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人はとても寂しがり屋です。見栄を張って、自分は寂しいなどと思ったこともない、と言い張る人は人間研究が不足しているか、観察力、思索に欠落部分があるか、どちらかでしょう。<人間の本質は不安>という真理がありますがこの事実を認識し知覚した上で、自分は何の為に生きているのか、自分の生き甲斐はなにか、を定めていかないと、心が不安定になります。もともと人間は弱く、不安定なものと悟れば、他人の親切、親の愛情、友達のさりげない親切に感動し、感謝し、その想いを相手に伝達します。そうすると相手も喜び、良い方向へと上昇していきます。子供の頃に聞いた物語のうち、どんなお話が心を安定させるでしょうか?心が安定し生きる喜びと希望を持たせてくれた童話、民話、神話を大切にすると、自分の幸せな方向が見えてきます。:<物語:287-4>:

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