生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何の為に生きているのか?

2010年03月31日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心理療法で最終的に退院していく患者さんは、何の為にこれから生きていこうか?という人生の難問に正確な答えは得られなくても、それなりに意識化して元気になつて退院していきます。生き甲斐を探すのが生きる目的だ、というのがいいかもしれません。人類はこの課題で苦しみながら模索していると言えるでしょう。この何の為に、が明確でないと、あれやこれやと目移りします。目的を遂行する為に或人を信頼したり疑ったり取捨選択の眼力が正確になりだします。無駄なものは信頼せず無視します。エネルギーを大切に保存しここ一番という時にエネルギーを使います。裏切らても、またチャンスを狙います。目的が明確ですと達成の喜びに目が輝いてきます。目的のないところには信頼の必要性はありません。神の愛を信じて目的にまい進する力は物凄いものです。:<恋人の甘え:308-3>:

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信頼する内容で人生が変わる

2010年03月30日 | 第8章:心をのびやかにする方法
信頼する内容で人生がどんどん変化していきます。疑い深いと社会から嫌われるし、信じすぎると大バカ者と陰口をたたかれます。世間の人々はそう真面目にこのあたりの深層心理は勉強していませんし、それが普通ですが、ちょっとそのあたりを勉強すると色々の姿が見えてきて人前では笑えませんが、何と愚かなと相手の馬鹿さ加減にあきれると同時に気の毒で涙が流れる事があります。信頼する内容について暫く思索します。
:<恋人の甘え:308-2>:

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恋人がもし甘えなかったらどうなるか?

2010年03月29日 | 第8章:心をのびやかにする方法
退行現象は健全なもの、病的なものがあります。恋人同士がもし甘えなかったら人間としても成長も途絶えたり、恋心も消滅し、愛も激減していくかもしれません。但し、それは健全な甘えの場合に限ります。健全な甘えとは<自己肯定、他者肯定>の場合が主となります。生身の人間のことですから<自己肯定、他者否定><自己否定、他者肯定>の場合もあるのでしょうが、もし仮に<自己否定、他者否定>のような甘えですと心中事件のような悲劇も生まれます。健全な甘え、病的な甘えとは何か、時々再点検するのも恋や愛のマンネリズムを打破し新鮮な感動を感じるかもしれません。:<恋人の甘え:308-1>:

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人は何かを信頼しないと幸福になれない!

2010年03月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
社会で大活躍していても一時期、元気喪失するのが人間の常です。どんどん落ち込んでいき、ついには歩いている地面が突然割れて、そこに落ち込む恐怖にかられるような神経症になってしまった、というような事例にも遭遇しました。また元気になり社会で活躍されていますが、人間の弱さは限りなく弱いものです。天の摂理、自然の摂理、神仏の愛を信頼出来る人は本当に幸せです。人事を尽くして天命を待つ。何かを信頼しない人には平安感は得られません。何を信頼したらいいのかはその人の成育史で異なりますが、案外正確なのが自分の魂を信じること、身体からのシグナルを信じること、自分を信じること、納得のいく座右銘を選んでおきそれに従って生き抜いていくこと、信じる者は救われます。疑い深い人間にだけはならないように。:<平安感:307-5>:

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イライラは恐ろしい!

2010年03月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
日々の生活ではイライラする感情はつきものですが、このいらいらは晩年の人生を台無しにします。早死に、脳障害、不幸の原因がこのイライラです。気付いた人は幸いですが、自分のイライラに気づかずに時間を送っている人は必ず恐ろしい病気、心の平安に障害をもたらします。どうしたらイライラの状態が防げるか?そのノウハウは自分で探す以外方法がありませんが、秘訣は心の平安感を何よりも大事にしたい、と思う事が秘訣。平安感を大事にしようと思った瞬間から大脳はノウハウを提供しだします。間違いありません。平安感を優先しようと決心して下さい。:<平安感:307-4>:

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<平安感>の原型を自分の成育史の中で見つけておこう!

2010年03月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
どんなに逞しい人間でも時々音楽を聴いたり心のやすまる芸術に触れないと心は萎縮していきます。68億の人類一人ひとりの心の安らぎのありようは違います。人には赤ちゃんの頃から独特の<休まる傾向>があり、その傾向を正確に把握しておかないと、どんなにお金をかけて旅をしたりスポーツクラブに通っても平安感は得られません。思い出せる昔、特に幼少時代の平安感の原型(その生活の場面のこと)を幾つか回想し思いだしておくと、あーあ、これが自分の平安感の原型だと意識化し知覚することが出来ます。自分の平安感の原型を大事にしながら、さらなる平安感を五感と体感のレベルで楽しみましょう。平安感は幸福への第一歩ですから。:<平安感:307-3>:

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甘えと不安感の関係

2010年03月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
甘えて<平安感>を感じる場合と甘えて<不安感>を感じる場合とありますが、その原因は何でしょう?その原因は<人間とは何?>という人間観で相当違ってきます。人間は魂、心、身体で構成されていますが、身体の場合は案外甘えだけで解決しますが、魂と心は甘えるだけではかえって不安になる場合が多いようです。魂は平等に愛し愛される事を要求してきますし、心は成育史がそれぞれ違いますので自己愛的な要素が無限に存在しているので、相手の自己愛の傾向を正確に把握しておかないと、相互に満足する愛は難しと思います。<自己肯定・他者肯定>の相互関係において初めて理想的な甘えが成立しますが<自己肯定・他者否定><自己否定・他者肯定><自己否定・他者否定>の人間関係に於いては、多分、永久に甘えは疎ましいものとなるだけです。:<平安感:307-2>:

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<平安感>を無視すると、どうなるか?

2010年03月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<平安感>という言語は国・文化により相当違いますので心理療法では一概に批判は出来ません。しかし日本では<和をもって尊しとする>文化も根強く、心のやすらぎ・おだやかな心情)は全てに優先して大事にされます。愛し愛される事は人生で一番大切ですが心理療法の世界では<平安感>を幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ>へ患者さんを導入していく場合の、最初の重要概念として位置付けています。日々の生活の中でこの平安感を無視すると、どんどん心の世界がゆがんでいきます。暫くこの平安感について思索します。:<平安感:307-1>:

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動物の赤ちゃんは何故、可愛いの?

2010年03月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
プラトンの本を読んでいたら動物の赤ちゃんが可愛いのは宇宙の知恵の傑作と書いてありました。あまりにも可愛いので食べるのを忘れさせるのだそうです。動物の赤ちゃんは自分の力では生き抜いていけません。なるほどなあ、と思い改めて自然の知恵に感動しました。しかし逞しく生きていける大の大人が赤ちゃんみたいな可愛い演技をすると周囲が白けるのは何故でしょう?その年代を通り超えて物凄い年よりになると、また、演技しなくても可愛い老人はいるのは何故でしょう?大自然の知恵は凄く深い。:<306-5>:

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甘えた後には生き抜く元気が生まれる!

2010年03月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
赤ちゃんがお母さんに思い切り甘えると、そのあとはニコニコして元気です。これが人間の原点ですが、成人しても甘える相手が居ないと何となく人生が哀しくなります。大人の甘え方には知恵が必要ですが、特に<愛と許し>を意識している人間関係を持つ人は幸せ。それが神様ならば一番安全です。信仰の力でしょう。健全な宗教は平安感を上手に人間に与えるノウハウを持っています。また優れた文学作品、モーツアルトのような音楽、絵画も素晴らしい。退行現象を健全に生起させ人間に力を与えます。どうせ甘えるなら何が健全な甘えかを思索しながら明るく元気に生きていきましょう。:<退行:306-4>:

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退行現象なのか、前進現象なのか?

2010年03月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人生、非常に面白いです。あーあ挫折してしまった、と解釈していたら、それが幸福の前兆だったり、嫌な予感がするものの、その予感は明るい幸福への予感だったり、解釈いかんで人生が激変するのです。<挫折だ>とはやとちりする事だけは避けたいもの。災い転じて福となす、という格言のように、また、慌てる乞食に貰いはすくない、というように先輩は実に良い格言を残してくれています。退行現象には一旦、素直に従い、そのあとで、これはひょっとするとチャンスかもしれない、と解釈すると案外、あかちゃんがえりは天の助けの前兆かもしれません。希望と情熱だけは大事にしたいものです。心理学の基本知識も大切ですがその解釈を上手にする訓練が重要なようです。:<退行:306-3>:

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<競馬、競輪、パチンコ>と<退行現象>

2010年03月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人の趣味を悪くいうのは失礼ですが、恐ろしい病理が潜在している事例が多いので意識し知覚だけはしておく必要があります。心理療法の対象になる患者さんの中にはパチンコと同時に夜尿症の人もいます。厳しい現実に耐えられずパチンコにうさを晴らすのですが、悪いとはいいませんが、この現象が防衛機制の<退行現象>と言われている事例だ、という事を意識し知覚すると案外簡単に治る事例も多いのです。何故自分は好きでもないパチンコにふらふらと行ってしまうのか悩んでいる人が案外多いのです。この場合<退行>という精神現象の意味を知ると自分でその習慣を打破する事が出来るのです。幸せになる為に厳しい現実を克服する力を人は獲得しておく必要があります。現実を乗り越える為にも出来れば退行現象はあまりよくありません。:<退行:306-2>:

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あかちゃんがえり

2010年03月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人間の心の世界はいつも安定を求めて右往左往します。もともと人間の本質は不安定なものなのですが勘違いしている人が多く<人間は安定しているもの>と錯覚しています。不安定なのが本質なのです。ですから心を何とか安定させようと修行しているわけです。さて現実があまりにも厳しいと人は子供時代にもどりあかちゃんのように甘えたがります。これは変な事ではなく当然の成り行きなのですが、この防衛機制の<退行>現象について思索していきます。:<退行:306-1>:

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相手の本音を知りたいなあ

2010年03月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<私にとって大事な人ほど私に本音を語らない>のが有難いような哀しいような事があります。二人の間に愛情があると本音を言えない場合があります。そのようなときは何故か私は心の中で有難うございます、といつも手を合わせる事にしています。相手はそれを感じるようでにこっとしたり沈黙をしつつ目で合図を送ることもあるようです。親子の愛情、夫婦、恋人、親友の間ではそのような現象は頻発します。何とも暖かいものが流れ、更に愛情が深まるのを感じます。:<本音を知る難しさ:305-5>:

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何を話しても怒らない親友は人生の宝物

2010年03月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
感じたこと、考えている事を語ると、すぐ批判する人がいますが、その類の人には二度と心を開こうとは思いません。人間はいつも何かを感じ、考え生きている動物です。確かに感じ方、考え方にはそれぞれ品性があったり下品であったりしますが、それは育った環境からそうなるのでやむを得ない現象です。鳩山首相の定期会見を見ていますと育ちの良さを感じます。歴代の首相であんなに品のよい会見をする人はいませんでした。好きか嫌いかは人により評価が違いますが、世界の首相を見ても驚くべき粗雑なリーダーも沢山います。某国のリーダーは沢山の人間を殺していましたし、その会見たるやすさまじい態度です。何を話しても暖かくうなづいてくれる友人がいたら宝物だと思って下さい。感じたこと、考えることを、愛情をもって耳を傾けてくれる親友に感謝。:<本音を知る難しさ:305-4>:

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