生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心と行動のバランス

2012年12月31日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人は何かを考え、湧いてくる感情を処理しながら目的に向かって行動しています。今、人類は70億くらいいますが、それぞれの環境の中で、それぞれに相応しい思考と感情と行動のバランスを保持しないと人は破壊していきます。アフリカの少年兵のバランスの仕方とニューヨークのビジネスマンのバランス、精神病棟でのバランスは環境により全部違います。明るく元気に逞しく生き抜くバランスは70億通り存在しています。皆様のバランスとは?こんな話をテレビ第20回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:270>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏の行動

2012年12月30日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人前で堂々と振る舞える行動と、こそこそと人前では見せられない行動をとるのが生身の人間の常なのですが、案外、この裏の行動には貴重な意味が潜在しています。世間の常識を気にする人間ですので、自分もこの行動は裏の行動だなあ、と自信がなく、こそこそした感じとなります。しかしこの裏の行動を意識すると、その行動はその人の個性の美を天が暗示している貴重なシグナルである場合があるのです。例えば一人になりたくて、そーっと隠れるように部屋に姿を隠す子供を親はしばしば変な子、と非難します。しかし、その子は将来、有名な詩人になりました。目立ちがりやの変な子が有名な俳優さんになりました。変だと言われても変だ、と思わないで、一度、それは職業選択でも、生き甲斐の選択でも、何らかの意味がある行動なので、自己肯定しつつ変な自分の中に天命を見つける努力を楽しんで下さい、という話をテレビ第19回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:269>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫉妬心

2012年12月29日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
嫉妬心は生身の人間が死ぬまで持ち続ける感情ですが、この嫉妬心を抑圧すると人は心の状態も生活も変になっていきます。消そうとしたり抑圧して見ないように努力するのも人間の美しい営みの一つではありますが、人間の心の仕組みを知っておくと無駄な努力をせず、無駄なストレスを感じないで爽やかに明るく元気に生き抜いていけます。湧き出す嫉妬心のエネルギーは強烈なので、そのエネルギーを転用して別な方向に向けるのです。例えば人に言えない嫉妬心がむくむくと湧きだしたらこれは変な嫉妬心(病的な嫉妬心)だから仕事で発散しようと決意し、かつ、その嫉妬心の理由、つまり理想と現実のギャップが嫉妬心なので、キチンとその理想(こうあってほしい、こうあるべきだ、という成育史上の想い)と現実を比較考察しつつ、その嫉妬心の原因を理性的に一応意識化しておくことが大事だ、と言われています。健全な嫉妬心と病的な嫉妬心がありますので、きちんと把握しておく必要はあるようです。こんな話をテレビ第18回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:268>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せをつかむ眼差し

2012年12月28日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
生き甲斐の心理学では時々、慈眼と邪眼、という言葉を使います。少々、どきっとする言葉なのですが、人々が幸せに生きる為には、どうしても通過しなければならない概念なのです。皆様の周囲に良い人なのに何故か基本的な部分で人を信用していない人がいませんか?にこにこしていても最終的に人を信じていない人の疑い深い眼差しを邪眼といいます。この邪眼があるとその目つきで見られるとぎょっとして理由の分からない不安感と不快感に襲われ、何か自分が相手に失礼な事をしてしまったのかなあ、と自信喪失状態になります。この自分の邪眼に気付いた人が勇気を奮い起して相手を信じる努力を開始した人がいました。眼差しは正直です。犬や猫、その他の動物は必ず人間の目を見つめて判断しているように、目は正直に物を語りますので、その人は修行する内に段々と眼差しが澄んできて、穏やかな瞳に変化していきました。そうすると周囲の人々も態度が優しくなってくるのです。邪眼をしている内は人間は本当の幸せは掴めません。一度、自分の眼差しが慈眼か邪眼か検討してみましょう。こんな話をテレビ第17回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:267>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この世は天国か地獄か

2012年12月27日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
幼い時、幸せな雰囲気が突然、哀しい雰囲気や環境に激変すると、幸せな時間を避ける傾向が生まれます。誰もが、そうなる訳ではありませんが、両親が交通事故で亡くなると残された子供は幸福であればあるほど、幼いながらに、その突然の幸福状態崩壊を無意識の内に感じ取っているので、何となく幸福感から意識的に逃れる変な習慣を身につけてしまいます。私の幼少時代、幸せな家族団欒の後、父親が軍艦に帰っていく寂しさを体験したことが、しばしばあり、この変な習慣を意識化した後、初めてどう対処したらいいか気付いた話をテレビ第16回目で語りました。いわゆる幸福病、と呼ばれる話です。新しい愛、新しい幸せを自分から逃す人々は案外沢山いるのです。この世の天国も地獄も解釈一つでそうとう変わります。

:<心の世界を飛び回る:266>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偽りの自分、本物の自分

2012年12月26日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
日々の生活の中で本音を語ると周囲とぎくしゃくする事があります。しかし深層心理の中では案外ストレスは蓄積しません。逆に社交を大事にして相当本音から離れた会話をしますと、表面は穏やかですが、深層にはストレスが相当、蓄積して、悔いだらけの人生を送る羽目になります。その方の環境により、この有り様は違ってきますが、長い人生の視点では偽りの自分、本物の自分というスタンスは幸福、不幸を歴然と形成していきますので、一度、偽りの自分、本物の自分という視点から生き甲斐のある人生の創造をテレビ「心のともしび」第15回目を見ながら思索を楽しんでいただけると幸いです。

:<心の世界を飛び回る:265>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感情は宝物

2012年12月25日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自然に湧きだしてくる自分の感情を恐れて、見ないように抑圧してしまうケースがあります。本来、湧き出してくる感情は生命の源のようなエネルギーがありますから、そんな勿体ない事はしないで、湧き出してきた感情を正しく解釈するとが必要です。湧き出してきた感情を否定することなく、その意味を考える習慣をつけていくと、湧き出す感情は天の恩寵かもしれないと、気付く事があります。その湧き出してきた貴重な感情の意味を考えていくと、人生が大きく拓け、豊かな感情生活、楽しい人生を送る事が出来ます。テレビ「心のともしび」第14回目では、この話を分かりやすくいたしました。

:<心の世界を飛び回る:264>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個性か病理か

2012年12月24日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
天来の個性も、本人や周囲がその処し方を知らないと、変わり者扱いされて悩むこととなります。本人の個性の美なのか、病理なのか、その判断は大変難しく心理療法の分野では時々プロセススケールを使用します。この種の専門の勉強をしませんと識別は難しいのですが、それだけに折角の個性の美を本人も周囲も駄目にしていきます。人は悪いところを平然と気楽に口にしますが、良い所、美しい個性を誠実に見出し、それを育てる親も先生も、周囲の人も、案外いないのです。ここで注意したい点は、周囲が自分を否定してきても、まてよ、これは案外、天来の個性の美なのかもしれない、と疑う事が必要なようです。自分は変な人間だと簡単に思わず、明るく元気に生きるために、変だと言われても、ひょうっとして、それは個性の美なのかもしれない、と考えてみて下さい。テレビ「心のともしび」第13回目では、この話を分かりやすくいたしました。

:<心の世界を飛び回る:263>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛を理解する方法

2012年12月23日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
人間は凄惨な場面に遭遇し、辛い事を自分の五感で体験すると、それを癒すのはやはり自分の五感でしかありません。南米で政治暴動にまきこまれ目の前で身近な人が目の前で亡くなるという体験もしました。その折の硝煙の香り(嗅覚)、凄惨な場面(目からの視覚からくるもの)、人の死の叫び(聴覚からくる心の傷)等を癒すには、やはり同じ五感で感じる美しいもの、心地よい香り、暖かい触角で癒さないと人は立ち上がれません。信仰の神様の愛すらも疑うともはや切ない状態に陥ります。この時、チリの友人の山荘での私の回復への道をテレビ「心のともしび」第12回目では、この話を分かりやすくいたしました。
:<心の世界を飛び回る:262>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自己愛の人と生きる

2012年12月22日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
近年「自己愛パースナリティ障害」という心の病気が増えています。なじみ深い言葉ではナルシストという呼び方もありますが、自分の世界だけでおさまっているナルシストと違い、自己愛パースナリティ障害は周囲の人に大変な迷惑をかけます。「自分は人と違う」という意識が強すぎるあまり、周囲の人に攻撃的になり批判や意見に耳をかしません。その結果、周りのほうが「自分が悪い」と思いこむようになり最悪の場合は自ら命を絶つ人までいます。自己愛パースナリティ障害に該当すると思われる人がいたら、これは心の病気だと認識し、決して周りが自虐的にならないことが大切です。テレビ「心のともしび」第11回目では、この話を分かりやすくいたしました。
:<心の世界を飛び回る:261>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛の原型

2012年12月21日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
私達はそれぞれ、家庭や社会の環境の中でさまざまな方に愛されて育ちます。思い出しただけでほのぼのとする幼い頃の風景を「愛の原型」とか「愛の原風景」と定義しています。厳しい現実を生き抜いていく時、この暖かい思い出は生き抜くエネルギーになっています。この貴重な愛の原型を大切にしながら生き抜いていきたいものです。私が幼い頃、葉山の自宅の二階で三浦半島に立てこもりアメリカと一戦しようという海軍の大佐クラスの密談で、私の父親が反対し軍刀で切られそうな場面を私の母の一案で私も協力して、その悲劇を防いだ思い出があり、その折の母の優しさが私の愛の原型の一つを創りました。テレビ「心のともしび」第10回目でその前後のお話をしました。
:<心の世界を飛び回る:260>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふたつの幸福

2012年12月20日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
周囲の人々から見ると、資産や健康や家族に恵まれているのに、本人は不幸だ、と嘆く人が身近にいませんか?この場合、幸福という概念について二つに分けて思索させると簡単に解決する場合が多いのです。「幸福の条件」と「幸福感」の違いについて説明していきます。幸福の条件とは希望する収入、結婚の条件等を言います。幸福感とは理屈でなく感覚的に感じる感情の世界の事です。この幸福を巡る二つの違いを私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第9回目でお話しました。

:<心の世界を飛び回る:259>


備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信じる力

2012年12月19日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
私達日本人は飛鳥奈良時代から万葉集などで読み取れる独特の美しい感性をはぐくんできた民族です。平安時代の源氏物語、その後の武道、茶道、平家物語でみられる、もののあわれ、わびさび、幽玄美、甘えの構造などの精神構造もありますが、その民族独特の愛の孤独感を案外、西洋の心理学は病理として処理する傾向がありますが、民族独特の精神文化を、そう簡単に病理扱いされたらかないません。民族の良さを信じつつ生き甲斐の心理学を現代の人々の幸福の為に応用活用していく話を私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第8回目でお話しました。

:<心の世界を飛び回る:258>


備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒りの裏側

2012年12月18日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
怒りの感情の裏側には、必ず優しい友好的な感情が存在しています。ですから体が震えるような怒りの感情の裏側には聖パウロのように愛ゆえの深い優しさが存在しています。人の身体は神の神殿だと言われているように怒りの反対には必ず友好的な感情が存在している事を信じると人生に希望が生まれてきます。私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第7回目でこのあたりのお話をしました。

:<心の世界を飛び回る:257>


備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不安感

2012年12月17日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
日々の生活の中で感じる不安感をばねに逞しくその不安感を利用して自分の理想を達成していく逞しい人と、逆にその不安感に支配されて挫折していく人が居ますが、この違いはどこから来るのでしょうか?また不安感を意識化出来た人はその反対側に平安感が近づいてきている、という仮説をご存じでしょうか?不安感と平安感は同じもので兄弟なのです。不安感が解決すると、その人にとっての本当の平安感が、すーっと現れます。本当の厭らしい不安感は、そのカオスの世界に漂う事例なのですが私の体験談を通して、テレビ「心のともしび」第6回目で語りました。

:<心の世界を飛び回る:256>


備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする