生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

親しい人の突然の死・復活祭に想う。

2013年03月31日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
同じ教会の仲間の死亡通知がメールで伝達されてきました。数十年も共に教会で働いた親しい方です。ご主人は数年前に帰天されていたのですが暫く見かけないなあ、と思っていたらこのメールです。元気で活躍されていた婦人ですが、何故、こんなに急に、と心が騒ぎだしました。自分が死ぬ時も周囲はこんな感じなのかなあ、とも思いました。若い頃から比較文化・比較宗教の勉強はしてきましたし、人間の死の問題については、色々と思索しているのに、何故にこんなにまで慌てふためくのでしょう?人は何故死ななければならないのでしょう?いつまでも生きていたい、と願いながら、そんな現実離れした願いは愚かなことだ、とか、メメントモリと若い頃から言い聞かせて今日まで生きてきたのに,何故にこんなに哀しいのだろう?兄弟はまだ元気ですし親友も元気だけれども、親しい人の突然の死は何故、こんなにも哀しいのだろう?数時間経過して心が落ち着きましたが、その原因はやはり信仰の力でした。知識は役にたったとはおもいますが私の心を本当に落ち着かせた力は、やはり愛である全知全能の神様を信じた自分を感謝しました。私の場合、死の問題は哲学では無理で、やはり信仰の力だなあ、としみじみ感謝しました。あの方らしい復活祭を前にした帰天でした。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:86>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。

(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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不安感は何故、あるのだろう?

2013年03月30日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
本当に苦しんでいる人に向かい「不安感は何故、あるのだろう?」とは中々言えません。その場、その時のお顔を見ながら切り出す必要があるのですが、もし、人類から不安感を除去したら、どんな事になるでしょう?「生き甲斐の心理学」を勉強していく内に、不安感の、すぐその裏側に平安感が併存している現実に気付きます。不安感を感じないで入院してくる事例が案外多いのですが、その原因は五感と体感で不安を感じているにもかかわらず心の自由を確保する為に、意識的にその不安感を抑圧する習慣が長い間にできてしまっているのです。短い期間ならば何とか逃げ伸びる事が出来ますが、数年間も現実から逃げる習慣が出来てしまうと、無意識の世界から段々と病理が始まっています。自分と他者の混濁、理想と現実の混濁から現実吟味力に病的なものが形成され、みわけがつかない錯乱が始まります。意識化していない病理が生まれてきます。不安感を感じる内は自分が健全なのだ、と思って欲しいものです。不安感は理想と現実のギャップから生まれますので、処理は簡単です。理想を一時的に諦めるか、現実をそのまま受け入れるか、その真ん中で妥協するか、です。現実をあるがままに一旦受け入れるには居直る事が条件ですので、訓練しながら現実を一旦受け入れる考え方に慣れてくると、不安感のすぐ裏側に平安感が存在していることが理解され、希望をもって、明るく元気に爽やかに生き抜く自信がついてきます。人間の本質が平安感だと教える人がいるようですが、人間の本質は宇宙と同様、不安が本質なのです。平安感は恩寵のようです。この原点を意識していないと生涯、感謝の心も生まれてきないでしょう。感謝の心が中心でないと人生は悲劇です。
。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:85>


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駆け込み寺に駆け込んだ後醍醐天皇の皇女から想うこと

2013年03月29日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
首題の皇女の時代背景ですが新田義貞が鎌倉を攻撃したり楠正成が活躍したりした時代です。後醍醐天皇は逞しい天皇なのはご存じでしょう。その皇女が縁あって5世となるのですがお寺の過去帳には歴代の尼僧を、第何世和尚、と書かれているのには驚きました。尼さまでも和尚というのです。さて何故に用堂尼がこの寺にくるようになったか、色々と調べたのですが分かりませんでした。どなたか詳しい知識をお持ちでしたらお教えいただけると嬉しいです。さて以来、このお寺には本当に面白い歴史があり特に女性の人権を守りぬく歴史には驚きます。太平記はとても面白い物語ですが、その歴史の一角を東慶寺が輝かせています。その境内に足を入れますと雰囲気が違います。怨念、感謝、不安、怒り、幸福、錯乱、が入り乱れています。特に裏山の天秀尼等が祀られている辺りには光と陰が交錯していて複雑な想いになりますが、訪れる人々の深層心理を刺激し汚れと禊の織りなす精神状態になります。ですから古来からの場所を訪問する時は、湧きだす感情をそのまま受容する覚悟がないと、かえって不安定になる場合もあるようです。歴史に翻弄される人間を暖かく見守り、自分もどんな現実が襲いかかっても堂々と正面から受けてたとう、とうい決意があると古い神社仏閣は自分を統合させてくれるツールとしても役立つ存在なようです。歴史、文化、宗教を意識化して生きていくと、とても楽しい旅が訪れます。旅の興奮が益々新鮮な日々を生んでくれます。
。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:84>


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鎌倉・東慶寺と幸福曲線

2013年03月28日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
駆け込み寺として有名な東慶寺は鎌倉時代、北条時宗夫人が開山と言われいますが、5世の用堂尼は後醍醐天皇の皇女ですし、20世の天秀尼は豊臣秀頼の息女です。調べると徳川家光の頃、この天秀尼からみの政治事件で会津藩(加藤明成:43万石)が取りつぶされています。この駆け込み寺で平安感、幸福感等の生き甲斐の心理学で定義する幸福曲線を得て生涯を全うした女性は沢山います。臨床心理学では、時々面白い現象があります。それは下手なカウンセリングをするよりも、色々の深い歴史を所持した禅寺や富士山や江の島を訪ねたほうが遥かに精神衛生が瞬時にして良くなる現象が人間にはあるのです。鎌倉の由緒あるお寺を訪問したほうがとても豊かな幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)を手にすることが出来ます。比較宗教学を勉強する際に、この事実を知り、意識化しておいて、人類の先輩が数百年をかけて創り上げた神社仏閣や素敵な場所を大いに活用したほうが賢明なようです。
。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:83>


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神様のボート

2013年03月27日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
NHKの連続ドラマ「神様のボート」を見ました。宮沢りえさんが熱演していましたが最後の解釈はそれなりの幸せを手にしたな、と思いました。あまりあからさまなハッピーエンドですと怒り出す人々が居る世の中ですので、あの解釈は「愛である神様」のなせる技だなあ、と思いながら宮沢さんの演技を見ていました。宮沢さんの人生も、あの小説の主人公の人生も波瀾万丈でしたが、神様の愛の懐の深さを感じさせるドラマでもありました。般若心経の世界でもありましたが、どんな人でも、どんな人生であっても最後は全て、あのように幸せになってほしいものです。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:82>


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お鼻のお医者さんでの出来事

2013年03月26日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
杉花粉症がいつのころからか発症してウットオシイこの頃、生まれて初めて、お鼻のお医者さんのもとへ通い出しました。幼稚園児は大体がお医者さんのお腹を蹴っ飛ばして泣いています。その中にうーっと声は出しますが我慢して、終わると医師に泣きそうな顔をしているのですが、挨拶して、直ぐ漫画の棚に走っていきます。そのお顔は漫画本が読める楽しさで輝いていて、その姿は何とも西郷隆盛を思い出すような大人物に見えてくるのです。周囲の若いお母さん達も、その大物ぶりに感動して眺めています。私も時々待合室で会うのですが、このところいないので看護婦さんに聞きましたら先週、完治したそうです。あの坊やに会いたいのですが、もう駄目なようです。さてこの性格形成はどうしてだろう、と不思議に思います。その若いお母さんは最初の頃、にこにこしながら坊やの耳元で何か言っていました。以来、お医者さんが色々の機器をお鼻に入れてごちゃごちゃ痛い思いをさせるのですが、じーっと耐えていたのです。大暴れする幼児、このような幼児を観察しつつ、私の幼稚園時代をおもいだしますと今、あーあ、と私が批判している悪い事例に私が該当していることにハタ、と気付きました。今も身辺の森羅万象(世界の外交問題、日本の政治問題等などの現象)に対して、私は相変わらずお医者さんのお腹を蹴っ飛ばして悪口雑言をしているあの幼児たちに似ているなあとしみじみ思いました。さてこれからどうしましょう?
:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:81>


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般若心経

2013年03月25日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
現代に通じる貴重なものの一つに「般若心経」があります。昔、イギリスの大学の研究室で「東洋における基本的な人類の知恵」と題して、恩師が色々と教えてくださいましたがその後、数十年経過して、ふと読んだ日本語の内容が、どうも昔、イギリスで恩師が教えて下さった内容とほぼ同じなのです。冷静に調べたら実はそれが「般若心経」でした。同じような事が「死者の書」でもありました。当時はギリシャ神話にしてもケルト神話にしても聖書の一部でも全部英語で、いちいち日本語にしていたら私はノイローゼになり全部英語で考え、試験も英語で答え、いちいち日本語にしていませんでした。今ではもうすっかり忘れていますが、大脳の一角で、この話はどこぞで聴いた事があるなあ、と感じるのですが、それが何だか意識化出来ないのです。そんなわけで改めて日本語で解説書を読むと、この般若心経の素晴らしさに感動します。聖書も素晴らしいのですが般若心経も素晴らしいもので日本人の私にぴんとくるものが沢山あり私は幸せを感じます。静かに般若心経を読み始めています。難しい本は避けて子供でも理解出来る本をお勧めいたします。今、私が読んでいるのは三笠書房:知的いきかた文庫:般若心経90の知恵:276字にこめられた生き方の真髄:公方俊良著:¥495:です。
:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:80>


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「太極拳と呼吸の科学」という名作

2013年03月24日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
世の中には偉い人が沢山おられます。或人が太極拳は何故、体にいいのだろうと質問します。私はそれなりに答えますが分かりやすく書かれた本の中に首題の本があり、その内容は私の恩師のご子息とお医者さんが書いたこの本が一番良いと私は思います。太極拳と基礎医学の名作は他にも沢山あると思いますが、私が読んだ本では一番納得した本でした。ベースボールマガジン社から2003年7月に出版されていますが、もし、手に入らなければ図書館等で読まれる事をお勧めいたします。某修道院で生き甲斐の心理学を勉強していただいているのですが、途中から急遽、考える事があり、太極拳を取り入れたのですが途端に、今までと違い身体を動かしながらの心の勉強で、急に目の色が変わってきたのを不思議に思いました。中国での古来からの知恵(陰陽思想)を背景にした太極拳は相当深いものがあるようです。現代の複雑な生活での「遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の6要素」は身心の病理に深い関係がありますが、この太極拳にはあまり難しい事を考えなくても、自然に自分の対処への知恵が何となく湧きだすなにものかが潜在しているようです。古代人の知恵が満載している太極拳を皆さまなりに是非、楽しんでくださいませ。
:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:79>


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テレビの反応に感謝、その反応から古代の人々の知恵に再注目

2013年03月23日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
思い出したように私のテレビへのメールや電話が入ります。その中の一つにこんな内容のものがあり、とても有難くおもいました。京都での録画はスカパーの「心のともしび」という番組で24回放映されているのですが、今ではパソコンで無料で見られます。中高生に分かるように話すようにとテレビのディレクターにしばしば言われていましたが、なにせ固い勉強会を長年してきた私ですので、そう簡単に変身出来ません。テキスト「生き甲斐の心理学」の5頁の6つの重要概念について私なりに努力して話題の内容を練りに練り、そしてこの話題に興味を感じてくだされば、自然とこのテキストで言わんとする人生での大事な概念を思索してくださるだろう、と話を進めたわけです。私の話の最後に心のともしびの神父さん始めスタッフ一同が旧約聖書、新約聖書から、私の話に重なる聖書の言葉を或女性が綺麗な声で語りかけるように締めくくってくださるのですが、実はその数秒の短い言葉に触れて、私自身が感動し涙が流れたことがあるのです。それほど古代の人々の知恵は人生を見つめ、短い言葉で知恵を表現しているのです。川崎に住む某神父さんが電話をくれました。「あなたはあの聖書の言葉に相応しい実例をどうして探し出すのですか?」と。私は答えます「私は私の人生体験と生き甲斐の心理学の理論を語っただけで、あとは心のともしびのスタッフが相応しい聖書の言葉を知恵をしぼって探し出し添えてくださっているのです」と。この問答から今、私は改めて古代の人々の知恵をもう一度、勉強する気持ちになりました。テレビの反応を通して実に深いものを大勢の人々からいだだき私自身が幸せを感じ、益々、このブログを真剣に書く気持ちにさせてくださいました。元気な内に良い文章を、生き甲斐を探究している人々に役立つ文章を、これからも書き続けたいと思いました。:<比較宗教学の視点からの心の旅:78>



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大和三山、私の憧れの山

2013年03月22日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
若い頃からの憧れの大和三山、訪問したくてたまらない場所です。飛鳥奈良の心のよりどころ、信仰の対象ともなっている大和三山(畝傍山、天香具山、耳成山)、ここへ勉強仲間と今年中に訪問出来ることとなりました。意思あるところ道あり、とは正にこのことだなあ、としみじみと感謝しました。最近、しばしばパワースポットという言葉が新聞やテレビで語られています。大勢の人々が、それぞれお好みの地を訪れ元気をもらい、また、日常に戻って明るく元気に生きていく話を聞きます。この奇妙な魅力を持つパワースポットは人、それぞれの成育史の何物かをあぶり出すようです。私が住む東京狛江市の粕峰神社(奈良時代創建か?室町時代には確実に存在していたようです)で時々、一人で太極拳をするのですが、その時でも奇妙な力を感じます。大自然から感じるこの治癒力は長い歴史に磨かれるとまた別な魅力が上乗せされていくらしく、歴史が醸し出す力を大事にしたいものです。由緒ある神社仏閣には人を元気づける力があるようです。私はカトリツク信徒ですが、古来からの神社仏閣でも天地創造のサムシンググレートに、いつも手を合わせながら力を頂いて生きているようです。比較宗教学とか比較文化論を勉強すると皆さまもそうでしょうが、大自然からの私達への暖かい働きかけは涙が出るくらい感動する事があり3月21日に久しぶりで見た白く雄大な富士山に心を洗われ改めてその存在に愛して深い感謝を捧げました。このように大和三山の存在も日本人の心を豊かにしてくれています。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:77>




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意思あるところに道あり!明るく生き抜こう!

2013年03月21日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
自己実現という言葉には3つの意味があります。自分は何の為にいきていくか、生き甲斐は何か、自分を大事にしているか、の3つです。答えはそう簡単に見つからない場合もあれば、いとも簡単に気付き生涯その道を明るく元気に爽やかに生き抜いている人々も沢山います。ごちゃごちゃした細かな事に目くじらをたてている人々は本当に無駄なエネルギーを消耗し疲れ果て、他者のせいにして欲求不満な生活をして不幸な自分を嘆いています。さてそれよりも子供のような素直な気持ちになり「これから明るく元気に生き抜こう」という言葉を座右の銘にするだけで毎日が本当にたのしくなります。難しい哲学は不要でこの言葉だけで充分なのですが、何故か人々はこの明快な自己実現に気付かないようです。明るく元気にいきていきたい、という願い(自己実現への道)と大脳は自然にそちらの方向へ知恵を意識化させてくれる、と言われています。問題意識を持てば身体がそのように動くのです。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:76>


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八重さんの逞しさは現実を受け入れるから!

2013年03月20日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
明るく元気に逞しく生き抜く人間に共通している考え方は厳しい現実から逃避せず、あるがままの現実を一旦受け入れているからでしょう。この現実を受け入れる勇気は中々そう簡単にいきません。昔、海外で飛行機事故に逢いました。最初のアナウンスが「皆さま、胴体着陸をしますーーーー」でした。え、と思いました。ふざけているのかなあ、とも思いました。また、アルゼンチンで政治暴動に巻き込まれ目の前で戦車が人々に機関銃を撃つ現実をまさか、と思いました。信じられない光景でした。このように事件に巻き込まれていく現実を受け入れる数分は永遠に近い長い時間に感じられます。飛行機事故の時、自分は死んでいくのだ、と感じた時に、子供の頃から今までの色々の風景が脳裏に去来しました。後で考えると、たかだか30分くらいの精神現象ですが、何十時間も、その風景に存在して、そこに生きているような錯覚を覚えるのは大脳が私の恐怖心を浄化してくれているのでしょう。何を正確に浄化しているのかは、分かりませんが、とにかく死を覚悟させる為の何かだったのでしょう。八重さんの逞しさは現実を受け入れ、その対応を自分らしく処理していく天才のようです。現実を一旦受け入れる時、そこに大きな知恵が与えられるようです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:75>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

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大河ドラマに感謝:日本歴史を改めて想う!

2013年03月19日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
NHKから何かーーー?、と誤解をされると困るのですが大河ドラマは私に大きな刺激を与えてくれます。NHKに感謝です。大河ドラマを意識しだしたのは私が某企業の社員として台湾に駐在していた昭和51年(1976年)の「風と雲と虹と」という平将門(加藤剛さん主演)の頃でした。私が39才の頃の話ですからもう大分昔の話です。この年にご縁があり企業から独立し現在に至っています。平将門様に刺激されサラリーマンを辞めて、今日に借金もなく生き延びてこられました。我が人生に勇気を与えてくれたドラマです。私の自己実現へのエネルギーの一部を大河ドラマが与えてくれたと今でも感謝しています。今は会津の「八重の桜」の八重さんですが鶴ヶ城が落城し女子供を除外された捕虜の中に男装した八重さんが居た話を聞いて、この女性は自分から首をさしだしたにも拘わらず昭和7年まで生き延びていく、その人生の奇妙さを今、生き甲斐の心理学から考えています。八重さんのストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)はどのように処理されていたのでしょう?何故に最後はキリスト教の洗礼を受けるに至るのか、思索すればするほど、この女性の人生は物凄い。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:74>

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「答え」を育む方法: 夢をむしばむ3要素: 将来の不安感

2013年03月18日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
将来の夢が将来への不安で帳消しになる場合があります。老後のこと、病気のこと、職業の事、家庭にこと、政治、経済、色々の将来への不安があります。地震、津波等考えていく必要はあるでしょうが、この将来への不安感が案外、貴重な夢を破壊していきます。明日の事は分かりません。ここで私の場合は愛である神様に委ねる信仰の恵みがありますが、70億の人類はそれぞれの文化と政治環境があり、明日以降の不安感をどう処理したらいいか、中々難しいところです。生き甲斐の心理学では将来の不安感をどのように処理しているかといいますと(1)自分は何の為にいきていくか(2)自分の生き甲斐は何か(3)自分は自分の魂と成育史と身体をどのように大事にしていくか、この3つの哲学形成で勝負をかけます。この3つをそれなりに確立しないと将来の不安感は解決出来ません。将来の不安感は哲学が必要です。心理療法では無理です。自分は何の為にいきていくのか、これを楽しみながら思索する習慣が重要で、ハムレットのような深刻ではかえって自分を駄目にしていきます。楽しみながら共に思索する学友が必要なようです。私達の通信教育はその為に存在しています。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:73>

備考:広く理論を学習したい方は左記カテゴリーの第1章から11章の好きな章をクリックして楽しみながら勉強して下さい。6年間、書き綴った2275回分の記事が同時に読めます。

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「答え」を育む方法: 夢をむしばむ3要素: 現在の不安感

2013年03月17日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
夢を育てるには、やはり努力と知恵がいるのですが、過去の思い出での未処理の不安感の他に、現在の現実の生活で、あまりにも大きな不安感を抱えていると、折角の夢を獲得したのに、その夢は育ちません。ストレス曲線が色々の良いものを隠してしまうからです。五感と体感に影響を与える現在の不安感は70億人いれば、その内容は全部違います。現在の不安感の実体はその人の成育史上の「理想:こうありたい、あらねばならない等の想い」と「現実」のギャップから生まれています。自分でその実体を自己分析すると案外、簡単に把握出来ます。その現在の不安感をあるがままに受け入れる訓練は相当、修行が必要ですが、折角の夢を不安感以上に燃え立たせれば、その不安感は案外、小さくなります。本物の夢ならば現在の不安感は小さなものへと変化していくものです。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:72>

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