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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

おめでたい人になろう!

2009年11月30日 | 第8章:心をのびやかにする方法
世間でよくあの人はおめでたい人だ、と侮蔑的に笑います。ケースバイケースでしょうが、どちらかと言うと私達はおめでたい人になるよう努力したほうがいいようです。馬鹿に深刻がって神経症になるよりは森羅万象をおめでたい人と言われるほど明るく解釈した方がいいからです。どんな事にもいきなりケチをつける人はよくありません。最初から何かを褒めたことがないのです。必ずケチをつけ批判します。その人の前で何かを褒めようものなら怒りだす人がいます。この人は<昇華>出来ない悲劇的な人です。ケチをつけないとこの人は心が不安になるからです。余程の劣等感があるか、挫折体験による自信喪失感を治療しない限り、永遠にケチを続けるでしょう。本来人の心は自由ですので、どんな環境にあつても心だけは自由でのびのびしているはずですが、何かに固執していると心は自由になれません。心の自由を獲得する為に<昇華>という精神作用を利用する選択肢が健全な心を獲得する基準の一つです。:<昇華の弱点:284-2>:

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あばたもえくぼ!

2009年11月29日 | 第8章:心をのびやかにする方法
14の防衛機制を勉強していますが、今ここでは<昇華>という事を考えています。赤ちゃんから老人まで、どんな人間にも心の安定を図る為に自律神経の働きがありますが、それを防衛機制と呼んでいます。その中に正面きつて現実を受け止めない作用の一つに昇華、という作用があり、あばたもえくぼ、がその典型です。恋をするとあばたもえくぼにみえるのは昇華、という働きがあるからです。現実生活を元気に明るく生き抜く場合は問題はないのですが、精神病院に入退院するような場合、その入院の原因に<昇華>がある場合が問題です。なんでも都合のよいように、現実逃避をしながら、問題を先送りにする場合、その昇華はその人を不幸にしていきます。どの昇華が健康で、どの昇華が病的か、その識別について思索します。:<昇華の弱点:284-1>:

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悔いのない人生を生きよう!

2009年11月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心理学の勉強をする際に色々の理論に触れていきますが、段々とどれがどうか、分からなくなります。どの学問もそうですが、勉強すればするほど、ある時期、混乱しますが、それが実力をつけていきます。諦めた人が負け。そんな混乱の世界をさまようとき、ふと踏みとどまり自分は何の為に生きているのか、自分の生き甲斐はなにか、自分は自分の魂、心(成育史)、身体を大事にしているか、を楽しく考えながら、リラックスすることです。深刻は駄目。のんびりと温泉にでもひたりながら、五感と体感を重視し、理性を弱めて、体から湧いてくる本当の想いを大事にすると見えてくるものがあります。それを一番大切にすると悔いのない人生の方向が見えてきます。:<現実原則:283-5>:

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この世はままならぬか?

2009年11月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
夢を諦めている友達が案外沢山います。理想や夢を追い求める事を諦めた友達を見る事ほど辛いことはありません。現実原則として<この世はままならぬ>と思いこんでいるようです。<意思あるところに道あり>この言葉も現実原則なのです。確かに現実吟味力からすると遥か遠いところにありそうですが10年前の自分を想い今の自分を思うと驚くべき夢の実現を果たした自分を見つけることがあります。意思あるとことに道あり、この言葉も現実原則の一つですから、理想と夢だけは捨ててはならず、かえって夢を燃え立たせたいものです。3つの楽しみ、一つ、夢をイメージとして楽しむ、その夢をイメージから具体的な言語として書いてみる、その夢を実現すべく動いてみる、この3つの楽しみを生涯持ちづづけてみると案外、相当数成功している自分に驚きます。<現実原則:283-4>:

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さあ、飛び出そう変な社会から!

2009年11月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
こんな変な社会、コミュニテイにいたら自分は駄目になる、と確信したらその所属社会を飛び出そう!しかし飛び出したものの、益々変な社会に入ってしまつた。この繰り返しが人生かもしれません。何が変かを決める基準を心理療法の世界ではいつも明確にしています。精神病棟の現実を御存じの方は、そのあたりの決断は明快です。独断と偏見、教養があるなしにかかわらず、現在の自分がストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)に追い込まれ、どんなに努力してもこれ以上は限界だ、これ以上、この環境に居たら心が病んでいく、と感じたら、気楽に知恵者とセラピストと相談しつつ決めていく必要があります。重症になる前に決断する必要があります。嫌な職業でも食べていく為には図太く逞しく生きていかねばなりません。居直りをしない人はいつもおろおろして生きていかねばなりません。飛び出すという意味は職業を変えること、環境を変えることも含みますが、先ずは心の世界の中で、考え方をAからBへ飛び出す事を意味します。アイデンティティーの統合を図り、逞しく生き抜く決意をするかどうかが分かれ道です。その前に現実吟味力と防衛機制に病的な揺らめきがないか、どうか専門家と相談しつつ、その環境の中で逞しく生き抜く決意をすると全てが解決します。
:<現実原則:283-3>:

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現実原則を勘違いしている人はどちら?

2009年11月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
陰口をたたかれているaさん、とても気の毒です。本人は現実原則にしたがい行動しているのですが、周囲の人々はaさんは空気が読めない、と陰口を言います。aさんが考えている現実原則と世間が言う現実原則が違うと、このような珍現象、悲劇が生まれてきます。どこがどう違うかは、ここでは言えません。aさんが所属しているコミュニテイが現実原則をどう考えているかで決まる問題だからです。19世紀のニューギニアでは人食い人種がありました。そのの出身の某神父さんは人肉を食わない人々が神経症になつていたと私に語りました。その社会がおかしいのか、一人の人間がおかしいのか、さあ、どうしましょう?何が勘違いなのか、明日まで皆さんも考えておいて下さい。:<現実原則:283-2>:

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<現実原則>と言う言葉を知らないと?

2009年11月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
日本語ですが心理療法の専門用語でもある<現実原則>と言う言葉はとても便利で有難い概念です。67億の人類がいるそうですが、それぞれがおかれている立場が違うので、その現実原則という内容も違います。ただその人が好むと好まざるとにかかわらず、その人が所属する生活の現場文化の中でこの現実原則とは何か、を再度確認したおいたほうが幸福になれます。例えば学校の先生が平素、子供たちを愛すべきで暴力はいけない、と確信していましたが暴走族の生徒を或件で殴りました。その先生は自己嫌悪に陥り不安定になりましたので自分に言い聞かせます<あの暴力は愛のムチだ>と。そして自分の心を安定化させました。<教え子である子供を殴るのは良くないと言う現実原則>があります。その現実原則を破った自分を責めているうちに神経症になつた先生は自分の心の安定化を図ったわけです。暫くこの現実原則という概念を考えていきます。:<現実原則:283-1>:

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自分を追い詰めるのは自分

2009年11月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
ストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)に自分を追い詰めていくのは自分だ、と何故、人は気付かないのでしょうか? 現実問題の処理が下手だと言えます。厳しい人生で自分の理想や夢を実現出来る人は沢山いませんが、せめて自分の心を神経症にしたり、なんらかの心の病にだけは追い込む愚かさに気づきましょう。身辺に生起する森羅万象を解釈する、その解釈いかんで、人は追い込まれていきます。解釈をどうするか、その方法は自分しか知りません。教科書には書いてありません。どんな病気になろうとも、経済的に破綻しようとも、その解釈いかんで人は幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)に自分を誘導することは可能です。:<現実問題の処理:282-5>:

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この際、思考、感情、行動のどちらを優先すべきか?

2009年11月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
最近、疲れ気味だ、という感覚はあるのだが、どうも不安感がただよう、これはまずいなあ、と思う事があります。人は日々、ものを考え、感じ、行動して生きています。不安感を感じだした時、多分、考え方が的確でないか、行動が的確でないか、その二つのうちのどちらかです。140億の脳細胞と60兆の細胞に潜むDNAは案外、的確に状況を把握していますので、自分の体感と五感がしかるべき知恵をもつているので、それに問うのが一番です。5分でいいから一人静かに黙想し自分の魂に問いかけると必ず何らかの答え、方向性、暗示が心に湧きだします。魂が支配する五感と体感とインスピレーションを信じると何かが見えてきます。まずは感情の安定化を図る事が先決です。:<現実問題の処理:282-4>:

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どの宗教を選ぶかで、自分のあの世が決まる?

2009年11月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
老人ホームにいくと必ず<俺が死んだらどうなる、どの宗派がいいのか、どの宗教が好き、魂があるのか、あの世があるのか>と色々聞かれます。カウンセラーとしては、いやあ、どうもその辺は苦手でして、など言えません。ですから平素、学問としての比較宗教学くらいはきちんと勉強しておかないと恥をかきます。さて何となく自分には本当に魂があるのか、という自問自答をする日々になりましたら、先ずは自分の菩提寺はどこにあったのか、真言宗、浄土宗、日蓮宗、色々と調べて、出来れば菩提寺の御坊様を訪問すると新しい世界が拓けます。オカルトは駄目です。数千年の歴史をもつきちんとした伝統宗教から入りますと、歴史でもまれた美しさに気づきます。自分の心に響く宗教、自己肯定、他者肯定の宗教を選ぶことです。自己肯定、他者否定の宗教は問題だらけです。自分の宗教が正しいと信じている宗教家は当然ですが、あれは駄目、と他の宗教を否定し攻撃する宗教家は現代では通用しません。教えを乞う師匠に注意しないと、変なあの世に行ってしまうかもしれません。よく調べましょう。<現実問題の処理:282-3>:

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花嫁候補AとB、どちらを選ぶ?

2009年11月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
極端な例で恐縮ですがAさんは財閥の娘、Bさんは普通のサラリーマンの家に生まれた心優しい娘、迷いに迷うLさんの決断基準は?どんな現実問題でも、その選択の基準に整合性があれば、そのLさんの人生は安定してきますが、何の為に生きているか、生き甲斐は何か、自分(魂、心、身体)を大事にするという事はどんなことか、この3つの考え方、哲学が明確でないと、人生はどんどん混乱していきます。この3つの考え方が自分の人生をかけた覚悟、明確性があれば、人に相談することなく、堂々と選択していきますし、どんな困難が押し寄せてもノイローゼになることはありません。:<現実問題の処理:282-2>:

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家を建てたいがお金が無い!さあ、どうする?

2009年11月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
ここは心理療法の原理を学ぶ講座で、蓄財講座ではありませんので心理療法として説明していきます。賃貸の家賃が高すぎる、これでは家をローンで買ったほうが良い、と判断し購入の決意したaさんですが、その内、少々ノイローゼになりました。何故心を病んだのでしょうか?<アイデンティティーの統合に病的なゆらめき>があつたからだ、と判断します。心理療法でいう<アイデンティティーの統合の乱れ>と言う意味は<考え方の整合性に相当大きな乱れ>がある場合を総称します。現実吟味力は正しかったと思います(賃貸と返済の計算)。しかし決意の後に来る経済的な苦しみの領域での覚悟が相当不足していたようです。数週間のカウンセリングの後の覚悟は実に見事な覚悟で将来の対応策にも知恵が輝いていましたし、困難を乗り越える堂々たる覚悟はみあげたものでした。これから現実問題の処理を昇華という手段で解決させる方法を模索します。:<現実問題の処理>:

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他人の死にふれた時の昇華は?

2009年11月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
親しい人の死、交通事故による鉄道案内、マスコミによる変死事件など、人間の死への複雑な想いを抑圧していると心が変になります。死を不浄なものとして触れない文化がいまだ根強く残る現代社会です。人の考え方は様々ですので自分の心に残る不安感の処置だけはきちんとしておきましょう。他人がどう死を受け止めるかは他者の問題なので当面自分の心でのイメージを美しく昇華させる必要があります。色々の死の情報がどんな形で自分の心に飛び込んでくるか、その時の反応は、その時々違いますがどの場合でも人間の死は神の領域であることを知覚しておきましょう。他者の死の裁き、評価、例えばあの人は天国だ、地獄だ、と評価することは神様の領域で人間が決める領域ではありません。さて死にまつわる自分の心の荒波を正しく収める方法はただ一つしかありません。神様の愛を信じることでしょう。どんな人間の死でも愛そのものである神様が酷い裁きをするわけがありません。他者の死の情報が自分の心に入り込んできた場合、自分の死に想いを昇華させ、さらには自分の死を安心して処理出来る哲学、考え方をきちんと整理する努力をしようと決意することが重要と言われています。:<昇華:281-5>:

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激しい感情の友人の扱い方

2009年11月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
親友の中にも生まれつき感情の激しい人間がいるものです。その激しさは何らかの成育史上の理由があります。その観察はいいのですが、深刻な素人分析は害あって利なし、です。それよりもその激しさを楽しむコツを覚えた方が利口です。但し時間制限つきで楽しみましょう。我慢の限界が過ぎてもまだ我慢しているほうが悪いのです。優柔不断の我慢家さんは病気になってしまいます。さて激しい人の分類ですが、正義感、欲求不満、愛情深いおせっかい家、色々ですが、そんなことよりも、この親友は何故、昇華出来ないタイプなのか、と疑問と興味を持つことです。自分ならこの方向に昇華させ人生の目的達成にこのエネルギーを応用させるんだがなあ、と観察する楽しみをまず開発しましょう。:<昇華:281-4>:

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昇華とは何?

2009年11月16日 | 第8章:心をのびやかにする方法
感情の欲求不満を抑圧するのではなく、或方向に向けてほとばしり出すことを昇華といいます。抑圧、抑制はどうも自律神経を駄目にする傾向がありますが、昇華は実に健康に良いようです。何となく寂しいとき、大好きなチャイコフスキーを聴きますとその寂しさが昇華されていきます。そして明日、思い切ってあの仕事に専念してみようと必死の努力をしてうまくいつた経験があります。寂しさを好きな名曲で癒され、そしてすごいことに気づいたのです。昇華することのコツを覚えると感情が安定してきます。:<昇華:281-3>:

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