生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

好きな先生の科目が好きになるのは何故か?

2009年03月31日 | 第7章:自分を知る方法
終戦後は戦犯の息子だ、という理由で随分と苛められました。その中で中学生の頃、国語の先生がとても可愛がってくださいましたので、国語の成績も上位をしめるばかりか自分からシェークスピア、バルザック、ゲーテも読みました。古来から<人は愛するものの為に死す>と言われています。どの文化にもこの思想は自然発生のように流布していますが、その思想とは<人間の本能は3つある、食欲、性欲、見神欲の3つある>と言う思想です。欧米の古い大学では今でもこの見神欲(desiderium)を教えています。神は愛なり、と言われているように人間が所有する魂は愛そのものとも言われていますので愛の為には平然と死んでいく習性をホモサピエンスは持っているようです。愛されている、本当に命をかけて自分を愛してくれる神や人の為に、何故か人は喜んで死んでいけるようです。それだけに愛とは何か、この不思議な心を勉強してみるのも楽しいことです。
:<好きな勉強の見分け方:235-3>:

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心に湧き出す答、シグナルに気付かない人!

2009年03月30日 | 第7章:自分を知る方法
人生は相当厳しいものですが、どんな環境になりましても楽しく、明るく生き抜く方法があるものです。人々のアドヴァイスも大切ですが、本当の答えは本人の深層心理の中にしっかりと存在しています。しかし平素の訓練をしていませんと、その答えに気付かないまま苦悩の中に生きる羽目になります。子供のころは両親の保護のもとに生き抜いていかれますが、社会に入りますと<7人の敵あり>と言われるくらい競争や陰険な罠が身近に沢山ありますので、人はだんだんと感情を抑圧し、本当の心を見せないようになります。そんなわけで感情の抑圧をしていくうちに、心の底から湧き出す感情、気づき、自然体の喜びを喪失していくのが普通の人間です。感情はどんなものでも湧き出す意味がありますので、恐れずに、いったん感情を優しく受け止め、この怒りと嫉妬と哀しみは何の為に生まれてきたのか、優しく自分の感情を扱う習慣を身につけると案外、簡単に心から湧き出すシグナルの知恵に気付き出します。あとはどう生きるのが悔いのない人生か、と言う考え方をまとめておかないと、自分の悔いのない人生とは、どんなものかシュミレーションさえ描けません。:<好きな勉強の見分け方:235-2>:

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魂と心と身体の、どちらの勉強がお好き?

2009年03月29日 | 第7章:自分を知る方法
世の中には沢山の勉強があります。大学での学問から職人さんの世界の口伝による勉強もあります。いづれにしても人間、勉強しないと悲惨な人生を辿ります。さて同じ好奇心でも一番人を幸せにしてくれる分野は何といつても魂の勉強でしょう。
政治家、医者、教育者、ビジネスマン、どの職業でも魂を意識して働く場合とそうでない場合は幸福感が相当違います。魂というと現代人は、あれ、と思うようですが、人類発生以来、人が一番関心をもった世界です。赤ちゃんの誕生と死を人類は一番不思議に思うようになります。なぜ、人は生まれるのだろうか、何故、人は死んでいくのか、その、何故と思う素朴な好奇心が人を幸福にしたり、不幸にしたりします。不幸になることを知っていたらA子さんは別な道を数年も歩む必要がなかったかもしれません。なぜ、不幸な勉強をA子さんはしてしまったのでしょう?それは本心では魂に関心があったのに、理性が身体の勉強をすべきだと判断したからです。結局、医学部を辞めて修道院(シスターへの道)に転換し、今は幸せな日々を送っています。本音とたてまえを識別するのは非常に難しい。しばらくこのあたりを思索していきます。
:<好きな勉強の見分け方:235-1>:

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欲求の内容でお顔が変化する!

2009年03月28日 | 第7章:自分を知る方法
患者さんのお顔は遺伝的な関係でいろいろですが、どんなお顔でも3つの要素で、更に品性、品格が違ってきます。心の欲求には3種類あります、知的、性的、物欲的の3つです。普通の人はこの3つが程よくバランスを保つていますが、そのどれかが突出すると、それなりの表情になります。人々は敏感にその姿、ありようを識別しつつ交際を深めていきます。心の奥底で何を感じているか、その本気で感じているものが、表情に必ず象徴されます。人を見分ける本能は天からの才能ですが、類は類を呼ぶとは古来から言われた真理ですし、人は考えた通りの人間になりますから、どんな表情になりたいか、どんな面構えになりたいかを真剣に考えておく必要があります。有難いことに、表情は10日間くらいで修正出来るそうです。
:<知的興奮:234-5>:

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長崎の教会群とキリスト教関連遺産:世界遺産ノミネート

2009年03月27日 | 第7章:自分を知る方法
平戸観光協会の御招待で2泊3日のモニターツアーに参加させていただきました。感動の連続の旅でした。お世話下さる方々の温かく配慮に満ちた案内もさることながらザビエル教会のミサやふと触れあう信徒の温かい心に東京で生活する私の心を非常に豊かにしてくださいました。改めて人間の美しさ優しさを見直しているところです。ザビエルがもたらしたキリスト教に基づく殉教者の精神と日本の武士道の精神との類似性があることも知りました。キリシタンの殉教の精神と武士道の精神が非常に似ている、ということで厳し時代背景もあり西洋では考えられないスピードで信徒も増え、キリシタン大名も生まれます。私は今まで欧米のキリスト教の歴史にのみ目が向いていましたが大和朝廷誕生以来の日本文化がいかにキリシタンを激増させる背景文化であったかを改めて知り感激の連続の旅でした。良い旅の仲間にも恵まれた今回の旅は私の人生を更に豊かにしてくれました。招待下さった平戸観光協会の方々、旅の良き仲間に感謝:<知的興奮:234-4>:

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何かに目覚めるタイミングは神仏の摂理か?

2009年03月26日 | 第7章:自分を知る方法
何かに目覚めて驚くことが多い。何をいまさら、と呆れることもある。愛に目覚めた、恋に目覚めた、人生の真理に気づいた、いろいろですが、目覚めたおかげで幸福を感じることもあれば、パンドラの箱が開いてしまったために、知らないでいいものまで知ってしまい、かえって不幸感を感じることもある。しかし嘘の生活、偽善の生活よりも、厳しくとも真実を踏まえた生活の方が結局は人は幸せをつかむようです。どんなに現実が厳しくても逃避からは幸せは生まれません。長い心理療法の人生を通してしみじみ思う事は<現実を受け入れた上での人生の方が遥かに人間は幸せになれる>という思いです。現実を受け入れる重要性に気づくのも、これまた神秘的な神仏の摂理かも。:<知的興奮:234-3>:

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京都のふしぎ発見

2009年03月25日 | 第7章:自分を知る方法
私の愛読書の一つに、ナツメ社の<京都のふしぎ発見>という本があります。さらに面白い理由はその第8章に<京都検定 模擬試験100>というページがまた何とも面白いのです。京都が嫌いな人に今までお会いしたことがありませんが、京都は奈良と同様、知的刺激の宝庫です。京都のタクシーに乗り、この本の話をしましたら、運転手さんは苦笑いをしていました。この本を読みだすと、お小遣いがいくらあっても京都通いでお金が足りなくなるので要注意です。この本を読んだ人と読まない人は、相当京都の味わいが違うでしょう。京都大好きな人の知的興奮をいやましにする本です。京都、奈良への旅は日本人の心の故郷へ帰るような気がします。:<知的興奮:234-2>:

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知的興奮は人を幸せにする!

2009年03月24日 | 第7章:自分を知る方法
知りたい、という心にも色々ありますが<知は力なり>と言われているように、無知なばかりに非常に疲労困憊したり、無駄な努力をしたり、遠回りしたりしながら人間は生きていきます。音楽、絵画のような芸術分野の喜びもありますが、知識を探し求めて生き甲斐を感じる分野もあります。趣味の世界、学問の世界、仕事の世界、生き抜く知恵を求める世界、どの世界にしても知的な探究は人を豊かにしてくれます。自分の成育史の中で、その過去の歴史の中で、一時期でも、この知的探求での興奮を覚えた思い出は、これからの人生を豊かに、賢く過ごさせてくれます。何が知的興奮なのか、何が動物的興奮なのかを意識する、識別する事が大切なようです。この<興奮の領域問題>を意識しないと、人は案外不幸な道を歩み出します。この知的興奮について思索してみます。:<知的興奮:234-1>:

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あの世で祖父母達を紹介されたら大変!

2009年03月23日 | 第7章:自分を知る方法
あの世で母や父に会う、そうすると、その父母は自分の父母を紹介する、また、その紹介、紹介、と流れていくと平安時代、奈良時代、ひょっとして縄文時代まで毎日、毎日、祖父母達の紹介があり、遂には、アフリカ時代まで遡ることとなる。あの世は忙しいなあ、と思う。ベートベン、シューベルト、ゲーテ、シェークスピアに会いたいと思っても、父母たちが自分の父母を私に紹介したがるので、私はもううんざりして、会いたい人になかなか会えないのかもしれない。キリストや釈迦、マホメット、ローマ皇帝ネロ、ヒットラー、天国にいつてまで、こんなに忙しいのも困りもの。知りたい心を抑えないと、この世でもあの世でも大忙し。この私の空想力はどうも違っているようです。もっと落ち着いた静かで暖かい愛の世界のはづです。:<一番知りたいこと:233-5>:

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ネアンデルタール人には魂があったのだろうか?

2009年03月22日 | 第7章:自分を知る方法
世界中で愛読されている<5万年前:このとき人類の壮大な旅が始まった:ニコラス・ウエイド著:イーストプレス>は何回読んでも楽しい本です。現在、地球全土に生きているホモサピエンスの話です。さてローマにヴァチカンがありますが、その教えによれば、厳しい地上の人生を終えると永遠の生命に移行していきますが、この本に出てくるネアンデルタール人他、約20種類の原人がいますが、どのあたりから天国に行っているのか、知りたくてたまりません。誰も知らないことだけに全知全能の神様に聞いてみたいものです。人間か、猿か、区別がつかない時代があったようですが、人間の魂として扱うのは、どこからか知りたいものです。このあたりは誰が教えてくれるのでしょうね。私の願いは、どんな動物でも天国に行って欲しいし、そこでは生命を長らえる為に、他の生命を食べることのない世界で会って欲しいものです。:<一番知りたいこと:233-4>:

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天国ってどんなとこ?

2009年03月21日 | 第7章:自分を知る方法
世界中に存在する沢山の宗教がそれぞれ天国のイメージを語っています。どれが本当なのか、神様に会った人は居ませんのでわかりません。ですから自分の判断で宗教を選ぶ必要があります。オックスフォード大学の研究室には1960年代の話ですが、アフリカ、インド、中国、南米からの若い研究生がいましたが、それぞれの天国のイメージを聴くのが楽しくてたまりませんでした。結論は出ないのですが、こんな天国なら行きたくない、こんな天国なら行きたい、というイメージが一番重要で、行きたいイメージの天国に全知全能の神様は行かせてくれるのでは、というのが結論でした。自分が行きたい天国のイメージをシュミレーションするのは、相当の学識と人生体験が必要なようです。改めて自分の想像力の貧しさを感じます。
ちなみにカトリツクの天国は旧約聖書の雅歌に描かれたような世界のようです。:
<一番しりたいこと:233-3>:

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宝くじで2億円!

2009年03月20日 | 第7章:自分を知る方法
2億円当選した、という記事でなくてすみません。NPOの仕事をしていると、お金が欲しくて、ついつい宝くじを買いたくなった、という話です。思いあまって購入した本<なぜ人は宝くじを買うのだろう>が面白くて、2億円のことは忘れて読んでしまいました。内容は宝くじは買うべきか、冠婚葬祭は重なるもの、確率がからむ誤解と先入観、優等生社長が成功する確率、甲子園出場と確立、神は存在するかーパスカルの賭け、とまあ、こんな内容の本で作者は工学博士、日立製作所の研究室に長年勤務した学者です。書斎で座禅をしながら己の胸に手を当てて、今、何が一番しりたいか、と自問自答したら、なんとこんなイメージが湧いてしまつたのです。生き甲斐の心理学の作者私はどんな人なんでしょうね。自分のことが一番しりたいなあ。:<一番知りたいこと:233-2>:

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<知>は力なり!

2009年03月19日 | 第7章:自分を知る方法
宇宙を知る、歴史を知る、異性の美しさに感動する,というように、<知る>とは楽しい冒険です。何を<一番>知りたいか、で人生が決まり、幸福が決まるようです。知らなかったばかりに人生では随分と損をしたり、道を誤ったり、色々ですが、この好奇心と言うか、知りたいという心を更に深めていきます。今回から<一番知りたいこと>が何か、考えていきます。一番知りたいこと、その程度が日々の生き甲斐を左右していきます。一番知りたい、何が知りたい、この一番知りたいことに忠実に従いたいのですが、恐ろしいことにもなりかねない、五感と体感にしたがうべきか、理性にしたがうべきか、人生の別れ道。
:<一番知りたいこと:233-1>:

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人生の旅での旅仲間で幸福が決まる!

2009年03月18日 | 第7章:自分を知る方法
あなたを知りたいと思う人を、最初に敵か、味方かをしっかちと識別し、味方と判断したら、さて、どの程度、その要求に答えるべきか?その判断いかんで、幸不幸の人生が決まります。必要以上に開示して呆れられて去っていった事例、程よく開示したため、深い友情と絆に結ばれ生涯の友となった事例もあります。私は今、本当に良い人々に囲まれていますが、この幸せな段階までには、沢山の失敗がありました。自分が悔いのない人生を送り、幸福感を感じながら生き抜く為には、何といっても自己実現への道を明確にしていないと、敵か味方か、すらも識別できません。人生での旅仲間を選ぶ前に、自分の旅の目的地を明確にしておかないと、人に迷惑もかけてしまいます。私の失敗は自分が京都に向かうのに、北の国に旅をしたい人を道連れにした失敗です。このように自分もうかつに相手に連れ従い、失敗したこともあります。人生は長いので、これからでも、この自己開示の問題について考えていきます。:<敵か味方か:232-5>:

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どこまで教えるのが正常か?

2009年03月17日 | 第7章:自分を知る方法
ホモ・サピエンス(現代人の元祖)が誕生し、最初に芽生えた原初感情が<怖い、怖くない、好き、嫌い)と言われています。言いかえればこの相手は敵か味方か、ということですが、現代人、特に日本人はあまりに平和すぎて、この言葉(敵か味方か)は嫌われています。その為に、中学生、高校生の無防備さ、危機管理能力の欠落から悲劇が生まれています。自分を虐めるのは敵なのです。敵に勝つ作戦、喧嘩の仕方すら知りません。敵に心を開いてはいけない、という常識すら知りません。味方には大いに心を開いて友情をはぐくみ、愛をはぐくむのが幸せの近道なのに、その事すら意識していないようです。:<敵か味方か:232-4>:

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