今から説明していく4つの障害の中の一番多いのが「他者からの特別な好意を当然のこととして期待し、それに対するお返しを考えない。意のままにならなかった時の驚きと怒り」が普通でなく異常な事例の話です。エリクソンはこの領域を「権利の主張」の中の心因性病理の一つとして説明していきます。権利の主張は「自己肯定他者肯定」のバランスが前提なのですが、そんなことはお構いなし、ひたすら自己肯定ばかり。自己愛パースナリティ障害の研究課題です。どうするかは個別対処の問題で、ここでは語れません。この相互の人間関係の中では、この様な臨床現象があるか、ないか、その意識化が大問題です。善意の人ほど、自分が悪い、自分の愛情が足りないと悩みます。悩む前に、この現象の確認とその仕組みを意識化しておくことが大事で、かつ、その対応策と言えるでしょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:272>
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