生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<体験の解釈>を変えると<世界が変わる>

2008年02月29日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
不安感が平安感へ、怒りが友好的な感情へ、不健康感が健康感へ、鬱が幸福感へ、錯乱が統御感へ、この全ての原因は<体験の解釈>に基づいています。解釈の基本を他者否定から他者肯定へ、自己否定から自己肯定へと変えていくと、面白いもの、真善美、が見えてきます。不幸だとぐちる人々を観察すると<自己肯定、他者否定>の人々、この人々はあまり幸せにはなれません。幸せな人々を観察すると<自己肯定、他者肯定>の人々です。この人々は友達が多く日々元気です。:<解釈論:121-2>:

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<見えないもの>が一番大事!

2008年02月28日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
この世を生き抜いていく時、私にとって一番重要なものは愛です。親子の愛、友情などですが、それはお金のように見えるものではありません。親と子は他人から見て、確実に識別できません.このようにあれが父親、こちらが子供、と情報を聞き、それを信じて、初めて識別出来ます。つまり<信じて、初めて見えてくるもの>です。大事なものほど目に見えません。この他に、信じて見えてくるものの内には、もっと大切なものが沢山ありますが、それはこれからの生きる楽しみとして,いろいろと思索なさいませ。:<解釈論:121-1>:

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安定した愛は存在しうるか?

2008年02月27日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
心の不安定な人の原因は愛の孤独感が遠因ですが、この問題は人類全般の問題でもありますから、あまり深刻に考えないほうがいいようです。私達の思考、感情の在り方は生育史で作り上げられてきますので、そうやすやすとは<考え方を変える>事は出来ません。解決の方向としては、日常生活の中で、あえて美しいもの、善いもの、心地よいもの、感謝すべきものを、真剣に探し出すほうが安定した愛にたどりつけます。:<感情の明確化:120-5>:

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人は永遠に愛しあえるか?

2008年02月26日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
親子、夫婦、恋人、友人、その関係性において、だいぶ、様子が違いますが、結論から言えば愛し合える可能性があります。<愛し合いたい>と願う人も居れば、もううんざり、と言う人もいるでしょう。愛し合いたいと願う人はその心地よい経験があるからですが、経験がないと、そんな願いは生まれません。愛し合う幸福感があれば、あとは人間観で勝負が決まります。人間とは<魂と心と身体>で構成されていて、心と身体は飽きがきますが、魂は永遠の存在で愛そのものである、と言う哲学を信じて、魂を中心に解釈していけば、心と身体を含めて永遠の幸せが保証されます。この意味を解釈するのが正統派比較宗教学で、信じて見えてくるもの、見えなくなるもの、という領域の話です。:<感情の明確化:120-4>:

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告白癖の男女は危険!

2008年02月25日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
何でも正直に告白する事は良いことではありません。特に誠実に愛し合う中高年の男女の場合はかえって深い人生の味や愛情を汚すもととなります。厳しい人生を生き抜く事は大事業だからです。<愛と許し>を知らない中高年は最初から愛してはいけません。子供のように、虚しい言葉に傷つく中高年は修行が足りません。ただし、身体症状がいつまでも発症するような内容については、愛情深く教養豊かな友達か、心理療法家から処理してもらい、その上で、棺桶まで秘密にすべきか、告白して身体症状を消すか、賢明な判断が要求される領域です。:<感情の明確化:120-3>:

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<感情の明確化>とは何?

2008年02月24日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
理由は分からないけれど、何故か、胸の辺りがもやもやして不快感がある。親友が的確な言葉で、こんな理由では?と複雑な感情を整理し明確化してくれると、悩みは自然に消滅していった体験を人々は持っています。人の感情は誕生から今日までの生育史で育まれた理想(こうありたい、こうあらねばならないと言う想い)と現実のギャップから生まれてきますが、感情の分析は専門教育を受けないと簡単には出来ません。<感情の明確化>をする事で病状が悪化したり完治したりするので、どこまで取り組むべきかを数回に分けて思索していきます。:<感情の明確化:120-2>:

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親友を得たいなら、好き嫌いを明確に!

2008年02月23日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
不気味な人とは<何を考え,感じ、行動しているのか>が見えない人の事を言います。さて、親しい人は、そう沢山居ないのが普通です、居たとすると案外、八方美人めいた人で、いざというときは頼りがいのない人のようです。自分の不安、喜び、考え方をこれと言う人には、意識して自己伝達していると、類は類を呼ぶ、の例えのように、居心地の良い信頼を置きあえる親友が出来てきます。思考、感情、行動を正直に伝達しあうことは、心理療法の基本です。:<感情の明確化:120-1>:

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食べていける人生なら大丈夫!

2008年02月22日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
色々の患者さんの中には、どうしても薬を飲まないと治らない事例もありますが、心がけひとつで完治する事例も山ほどあります。政治家、金持ち、家庭の主婦、あらゆる立場の人で、この心がけひとつで治せるひとつに、食べていける事への<感謝心>を再確認する手法が一番有効です。食べていける日々が当たり前、と言う奢りから病気が出ている事に気づいていないようです。数万年前の祖父母たちは食べる為にマンモスを追い回して生き抜いてきました。食べていける日々を心から感謝すると<不満分子>は消えていきます。不安神経症にだけはならないように。:<恐怖心:119-5>:

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<隠した!>、そして<失ってしまった愛>

2008年02月21日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
小さな動物は恐怖を感じると頭を穴につっこんで哀れな尻尾を外に出したままにしている姿を時々みかけます。男性Aさんは女性Bさんを愛していました。Bさんが男性Cさんに優しい声をかけている情景に嫉妬したAさんは、その嫉妬心を<男らしく>隠して平然としていた為に、Bさん(Aさんを愛していまいた)はAさんをあきらめCさんと結婚してしまいました。BさんはAさんを試したようですが、Aさんはあの時、堂々と自分の嫉妬心をBさんに伝えたらめでたく結婚出来たでしょう。嫉妬心は悪いものではありません、五感と体感に正直に生きないと大切なものをどんどんと失います。幸福はつかみ取るものです。:<恐怖心:119-4>:

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一番怖いもの?それは魂の存在論!

2008年02月20日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
自分が死んだ時、肉体が腐敗するだけなのか、或は自分の魂が天国に昇るのか、そのあたりの恐怖心は深刻です。高齢者施設での元気の良い人々の心理療法はもっぱら魂の領域ですが、子供のころから、日本人はその問題を避けて生きてきた形跡があります。比較宗教学ではきちんと勉強しますが、普通の人は民話、個人的な趣味の範囲でしか追及していません。私の長い人生での結論は<魂は病むこともなく、老いることもなく、愛そのもので永遠不変なもの、臨終とともに生物体としての肉体から離脱していく知的生命体>と結論しています。比較宗教学では魂の存在は科学者にまかせ、上記の<魂の定義>を信じて、見えてくるもの、見えなくなるもの、という視点から論を進めていきます。:<恐怖論:119-3>:

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隠すほどに、幸せは遠くに?

2008年02月19日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
<幸せは自分でつかみ取るもの>、これは真理です。その本物の幸せは真実の裏付けが条件ですが、人生は複雑で戦争等の歴史に翻弄もされるものなので、愛する人には秘密にして棺桶まで保持する必要もあります。<隠ぺいが愛を破壊する>と確信したら恐怖心を克服して、明日の幸せを掴み取る為にも、砂上の楼閣を築かない為にも<その真実を愛する人に伝達する必要>もあるでしょう、その識別はその人の現実吟味力に関わっています。それだけに日常生活での人間としての厳しい修行が必要ですが自然体で爽やかに明るくこの識別力を養いたいものです。:<恐怖感:119-2>:

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嫌われない為に自分を隠す

2008年02月18日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
<朱に交われば赤くなる>、この諺は上手に人間の心の仕組を表現しています。また逆に友人が人格者であれば、その影響を、どんどん受けて成長もします。まして愛の関連に於いては、愛する人との相互関係での影響が人生をどんどん変化させていきます。さて自然体と言う言葉がありますが、本当の幸福は自然体でないと偽善的になり大きな幸福感は得られません。嫌われないために自分を隠す必要は確かにありますが、自然体で堂々と自己表現をしつつ生きていかないと本当の幸せは手に入りません。:<恐怖感:119-1>:

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見たいものしか見ない目

2008年02月17日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
視覚、聴覚などの五感は見たいもの、聞きたいものを求めます。ほとんど無意識に求める習性があり、これがまた、生き抜く逞しさに通じています。この習性を非難してはならず、尊重したいのですが、この習性を意識し利用していかないと、かえってストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱)を歩んでしまいます。三つ子の魂、百までも、の諺はこんな体験から生まれた言葉でしょう。見たいのも、聞きたいものの内容を平素、修行しつつ<真善美>にかなう内容にしておくと、人は簡単に平安曲線(平安、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)を歩き出します。:<目の神秘:118-5>:

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お化けさん、こんにちは!

2008年02月16日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
日々亡霊、幻聴、幻覚に悩まされる人々は案外、沢山います。心理療法の基本は、これら全ての現象を大脳の生理現象としてとらえます。本当に見た人、思い込み、理由はどうでもいいのです。幽霊がいるか、神がいるか、お化けがいるか、はすべてその道の専門家にゆだねます。とにかく患者さんが言うことを100パーセント信じることが完治につながります。しかし全て大脳の生理現象として治療目標を定めストレス曲線を把握し、幸福曲線に導入していきます。<お化けさん、こんにちは>と余裕をもって挨拶する患者さんが退院していきます。:<目の神秘:118-4>:

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邪眼を使う前に、優しい言葉を!

2008年02月15日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
相手が自分の権利を侵害してきたり、財産の横領をたくらんだり、嫌なことを迫ってきた時は、人は堂々と戦う必要があります。その前に、色々の怪しげなシグナルが迫つてきますが、誤解を避けるためにも、最初は<言葉>で戦いましょう。目で嫌悪感や邪眼をを表現してしまうと、人との間は最終戦争になりますので、致命傷を相手に与える前に、優しい言葉で嫌悪感を軽くぶつけるのが賢明なようです。:<目の神秘:118-3>:

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