生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分の中の<二人の世界>

2007年08月31日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<Aがいいか、Bがいいのか><正直、どちらが好き?><うーん、正直にねー、Bだなあー><じゃ、Bにしたら><Bにすると周囲が怒るからなあ><怒られたら嫌?><勇気がないからなあ>。とまあー、このような自問自答が人間、死ぬまで続きます。この自分の心の中での自問自答が人生を決めていきます。何を基準に決めていくか、その基準について5回に分けて思索していきます。周囲の機嫌を優先させるのが悔いの無い人生なのか、健全な自己愛を中心に悔いの無い人生を生きるべきか、ご一緒に考えてみましょう。:<もう一人の自分:160-1>:

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愛の源と地球の運命

2007年08月30日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
地球が誕生して約45億年、人類が滅びた後も、まだ40億年くらいは地球は消滅しないようです。人類が宇宙に飛び出しているかどうかは分かりません。<フューチャー・イズ・ワールド:アダムス著:ダイヤモンド社:松井孝典監修:土屋昌子訳)を是非愛読下さい:これを読んで、それでも人嫌いな人は、少々問題でしょう。過去と未来の総計90億年近い地球の、地質学的歴史の中で、新生代の後半に発生した人類がこの新生代の後半には物理的な条件ゆえに生き抜けない姿が明確に理解できます。戦争、争いなど、している余裕が無いことが分かります。困難でも互いに愛し合いながら生き抜く必要をしみじみ感じさせる本でした。

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三角関係が命を救う!

2007年08月29日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
太陽と地球と月の関係を考えながら、自分を自殺に追い込もうとしている人間の三角関係を考えていたAさんは、ふと<間を絶対に保持している太陽と地球と月>を再考して自殺が馬鹿馬鹿しくなり止めました。逆に、その人間の関係が美しい悟りを示唆してくれた神様の摂理を感じたようです。以来、Aさんは<間の取り方>で人間は幸せにも不幸にもなることを理解したようです。:<太陽と地球と月:159-4>:

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月による心理療法

2007年08月28日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
万葉の時代から大和人はお月様が大好きです。なかなか会えない恋人を思いながら互いの想いを月に託して語り合う習慣がありました。現代人は殆どこの方法を知りませんが、心理療法の手法としては最高の効果があります。人が苦しむ一番の理由は、なんとなく不満はありますが、そのカオス状態の不満をきちんと意識しないこと、言葉にできない常態、これが一番ストレスを蓄積します。美しい月に向かい,いろいろの想いを心で意識化するとストレス曲線(不安、怒り、身体症状、欝、錯乱)が癒されていきます。優しく美しいお月様に遠慮なく語りかけてください。:<太陽と月と地球:159-3>:

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太陽はいじわるか?、やさしい娘か?

2007年08月27日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
インドの古い民話では、じりじりと人を焼き尽くす太陽は、いじわるな象徴になっている場合もありますが、日本では暖かいものの象徴になる場合が多いようです。理性は重要ですが、古代からの哲学、考え方の優れたものは人間の五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を大切にしていて、その五感を基本に成立したものが大切にされ、今でも通用する考え方となっています。太陽がじりじりと人を焼き尽くす国と、北欧のように太陽をきわめて大切にする国とでは、太陽に対する愛情も相当違ってきます。どんなに親しい間柄でも<適正な距離>が人を幸せにしていきます。:<太陽と月と地球:159-2>:

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美しい調和

2007年08月26日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
宇宙誕生、そして太陽、地球、月の誕生、壮大なときの流れに感動します。太陽と地球と月のバランスは45億年も続いていて、そのバランスが崩れると生物は生きていけません。宇宙も森も動物も美しい花もいずれも大自然の摂理の中で生きています。人間もその仲間ですが、少し違います、その違いは<自由意志>を与えられていることですが、その自由意志が大自然に法則を無視すると不幸になります。自由意志を持つ人間の一番大切な法則が<間を置く>法則。どの程度の<間を置く>かはその人の自由意志が左右します。改めて<間を置く><一呼吸置く>ありがたさを太陽、地球、月の三角関係から思索してみましょう。:<太陽と地球と月:159-1>:

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<個性の美>を楽しむ人々

2007年08月25日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
相手にどんな人が現れようと、いつも淡々として人生を楽しんでいる人がいます。病気の時は哀しみ苦しみますが、その厳しい現実を何故か、一旦受け入れる人でもあります。現実を逃避する事が良い場合と悪い場合がありますが、どちらかと言うと、森羅万象を一旦あるがままに無条件に、肯定して配慮していく、と言う人生観の持ち主の方が、どうも幸せなようです。相手の欠点?嫌いな所?だけを、いつも気にした暗い人も沢山います。相手を肯定的に配慮する、と言う事は賛同する事と違います。相手は相手、自分は自分、としっかりと意識し、知覚して、我が道を堂々と歩いているだけの話です。<一旦厳しい現実を受容する>は大切な人生哲学です。:<受容と賛同の違い:158-5>:

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<褒め殺し>に乗ると、どうなる?

2007年08月24日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
美しい異性の患者さんからの誘惑?を何故避ける事が出来たのか、政治の世界ばかりでなく、職場、友人関係、恋のライバル、そんな競争関係の世界では、時々、意識された<褒め殺し>が使われます。気づいた人は幸いですが、良い気持ちにさせられ乗せられている自分に気づかない人は不幸です。人間は無意識に褒め殺しするケースもあれば、意識して褒め殺しするケースもあります。賛成してくれる人ばかりを周辺に集めていると人生そのもが成功しないように、受容と賛同の違いをキチンと意識して生活したいものです。褒め殺しに会い傲慢になり、図に乗って、外されていく姿を数名の人が喜んで見ている人生を沢山見てきました。自分の意見を相手が受容したからと言って、賛同している訳では無い事を正確に見抜き意識すると<褒め殺し>を避ける事が出来ます。:<受容と賛同の違い:158-4>:

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幻聴、幻覚を<受容する><賛同する>の違いは?

2007年08月23日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
幻聴、幻覚を心理療法する場合、その現象を素直に認めると、患者さんは<聞こえなくなる、見えなくなる場合>が激増してきます。信じて貰えた喜びに顔を輝かす人さえいます。信じると、何故か、幻聴幻覚を嫌なもの、と考えずに、友達のように思い生涯仲良く生活している人もいます。こうなるともはや、病理扱いはいかがなものでしょう。幽霊やお化けを見る患者さんの扱いも同様です。現代の心理療法の世界では<お化け、幽霊、幻聴、幻覚>を大脳の生理現象として把握しています。本人は明らかに見たり、感じたりしているのです。それは確かに大脳の生理現象なのです。たまに嘘をついたりしていますが、その場合は、何故嘘をつかねばならぬのかに対処していきます。この対応は現象をそのまま受容している訳で、賛同している訳ではありません。:<受容と賛同の違い:158-3>:

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自分の現実は厳しいのか、楽しいのか、わからない!

2007年08月22日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
どんなに心理学を勉強しても明るく元気に生きていけない人々がいます。その原因は<体験の解釈>に原因があります。プロセススケールという有名な測定方法がありますが、その測定は7つの分野で測定します。その一つが<体験の解釈>と言う分野です。心の健全度を3つに分けます、低(あまり良くない状態)、中(普通)、高(健全)の3つです。低は<構成概念(おもいこみ)を事実として見てしまう人>、中は<構成概念は自分自身が創るもの、と言う認識が増えてきた人>、高は<意味づけが柔軟で体験過程に照合して解釈出来る人>。終末治療の患者さんに2種類あります。苦しくても幸せな人生であったと解釈する人と恨みながら人生を終わる人、これも厳しい現実をどう解釈するかによります。:<受容と賛同の違い:158-2>:

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スタート地点を誤ると?

2007年08月21日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人が本物の幸福になる為の必要条件があります。その条件とは<あるがままの現実をそのまま受容する>と言う条件です。当たり前だと思う人も、案外、そうではありません。現実を、森羅万象の解釈を、きちんと受けとめるには、相当の覚悟が必要ですが、私を含めた凡人は、ついつい現実を避けて、逃避的な夢に走ります。そうしないと厳し現実に耐えられないからです。今回から5回にわけて、<受容:あるがままを無条件で受け入れる>と<賛同、賛成>の違いを思索します。受容と賛同は100パーセント違います。この違いを意識し、知覚しないと、本物の幸福感は得られません。:<受容と賛同の違い:158-1>:

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愛を白紙に戻したら?

2007年08月20日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
私たちは人を愛し、物を愛し、過去を憎んだり愛したりしながら生きています。特に大切な神仏、親、兄弟、恋人、夫婦、友人を愛し、その中に幸せを、生き甲斐を感じつつ生きています。さて、心理療法の一つに<愛を白紙に戻す手法>があります。現実に具体的にそうすると自分と他者に傷をつけるので、イメージ療法的に、無言の内に、自分の心の内だけで<心を綺麗にする為に>行う手法です。愛を一胆白紙にすると、どんな不安、哀しみ、空しさが増えるか、逆に、平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感が増える事が多いのです。聖域を一旦白紙に返すと意外な豊かな気づきが生まれます。恐れずに挑戦してみましょう。:<白紙に戻す:157-5>:

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明るい患者、暗い患者、どこでそうなる?

2007年08月19日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
同じ現象を見て、それが明るいか、暗いか、その解釈も人により相当違います。ヘルパーさんのAさんとBさんの解釈がCと言う患者さんを巡り、やはり違う理由はどこからくるのでしょうか?その理由は、同じ現象見ているのにAさんは不安感をそそられます、Bさんは平安感を感じます。まずここから違います。感じ方の違いは生育史が違うからです。次に患者さんのCさんが人は死ねばそのまま滅びると信じているタイプか、人は死んでも魂が残ると信じているか、その違いも根の部分にあります。この見る方と見られる方の解釈の違いが複雑に絡み合った世界が<明るいか、暗いか>を生んでいきます。生き甲斐の心理学は大切な分野です。:<白紙に戻す:157-4>:

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傷ついたお嬢さんの回復物語

2007年08月18日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
親友のAさん、Bさんが、或事で、双方が深く傷つきました。色々聴いてみると、
(1)そのことに対する<考え方>が、二人とも違う事が哀しく辛く、互いが急に嫌いになつた(自分以外は全て驚きの対象という真理をまだ知らない)、(2)愛し愛される五感は、それぞれの生育史において育まれた<愛の原型>に支配されている真理をまだ知らない、この2点でした。<自分以外は全て驚きの対象><愛し方、愛の感じ方は、自分の愛の原型を把握して初めてわかる>、この二つの原理を理解し、解釈の仕方を変更した時、二人の親友の心の傷は自然と消滅していきました。:<白紙に戻す:157-3>:

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水晶の玉

2007年08月17日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
日々の生活で人は色々の事を考えます。特に、どの考え方がいいかなあ、と選択肢に迷う場合が沢山あり、選んだ内容で人生が決まっていくので、事は重要です。そんな自問自答の時に、普通は<エゴ・ダイナミックスノート:自問自答を倫理道徳を超えて自由にノートに書き、それを後日再読して冷静に判断する方法の事>を推奨しますが、古代から自問自答に使用する話相手として水晶の玉を話相手にする哲学者も沢山いました。占いの為ではありません。よく映画に出てくる怪しげな占い師の場面ではありません。話し相手に水晶の玉を選ぶ方法が古代から何故かちゃんとした哲学者も密かに、人に知られないように、使用しているのです。こんな姿を人に知られると馬鹿にされますから、内緒に使用します。水晶は邪気を吸い陽の気を発するからでしょうか?謎の多い水晶の玉の話です。:<白紙に戻す:157-2>:

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