生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月30日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
日々、同じような営みを繰り返して生活する内に、何となく人生が面白くありません。何かを我慢しつつ生活すると人は自分の自律神経を麻痺させていきます。そこではた、と気づき、自分は何と面白くない日々を過ごしているんだろう、と思うものの、スカッと刺激的に生活する手法や智恵もありません。そんな時、海外旅行や国内旅行をする時間とお金があれば、ぶらりと旅に出る事も出来ますが、そうもいかない事情が人々にはあります。そんなマンネリズムを打破する手法は心理療法では五感です。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を健全に刺激するのです。不健全な刺激や病的な刺激は人を益々暗くするのは魂があるからだと古来から言われています。自分が持つ魂は老いることもなく病むこともなく永遠普遍なもので、愛そのものだとも言われていますが、その思想を信じると、何となく希望が生まれます。つまり祈りの効果です。更に自分は何の為に生きているのか、という哲学をすることだ、とも言われています。プラトンやアリストテレスは答えが出ないこの永遠の課題「自分は何の為にいきているのか?」を思索するだけでマンネリズムが解消するので、その研究をしています。生き甲斐の追求もマンネリズムを解消しますし自分をどう大事にするか、という思索も刺激的です。さあ、短い人生を無駄にしないように生きていきましょう
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月29日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
ときどき日本でも、厳しい度重なる災難がありますが、その災難の中で、実に
よく耐えて生き抜いておられる姿に対して心からの敬意を捧げます。もし私が同じ状況に追いやられたら多分、あのように冷静にテレビの前で語れないと思います。恨みつらみを長々と語り、政府の無慈悲をなじるような気がします。真実は分かりませんが、政治問題に巻き込まれた人々に対しても、或る人には、生贄の子羊を目の前に魅せられたような哀しさを感じます。もし私があの立場なら、どうしただろうと思いますと、多分、あのようには振舞えません。このように大津波、放射能汚染、竜巻、政治世界の出来事等、この世の厳しさを私達はどう解釈したらいいのでしょうか?仮に入院してこられた方への心理療法上の対処方針は、薬を使用しないで身体症状を半減していく方向で会話を進めます。ストレスはその人の生育史上での「理想と現実のギャップ」が原因ですので、そのギャップを小さくする手法を、その人に合わせて進めます。理想を諦めるか、現実を100パーセント受け入れるか、その中間で収めどころを決めていきます。明るく逞しく生き抜く智恵は本人の身体の中にしかありませんので、その答えを共同作業として探していきます。そうしていくと、大体、皆様は元気になり社会にもどっていかれました。理想を、一旦、あきらめるか、現実をありのまま受け入れるか、その二者択一が案外、難しい。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昔の話で恐縮ですが、テレビ録画で京都通いが続けたことああります。その時、私は本当に幸せ者だなあ、としみじみ思いました。その理由は、テレビの仕事も楽しかったのですが、なんといいましても、大好きな京都を毎月訪問出来たからです。伏見稲荷大社を訪問し、その歴史の深さに改めて感動していました。社務所で購入した「神奈備:稲荷山、祈りの山」という写真集は何とも美しい写真を掲載していて、どの写真も大和人である私の精神の原型を刺激するのです。稲荷信仰の深さを感じました。自然と信仰が美しく調和したこの写真集はカトリツク信徒でもある大和人の私を大自然の中に誘い込んで、その上で宇宙の創造を感じさせていく写真集でした。不思議な本です。この写真集は春、夏、秋、冬と4分類していて、その秋の項に、巫女さんか、白拍子かとも思わせる姿ですが、実はその姿は神主さんですが、その舞いは「人長の舞い:ニンチョウノマイ」と言われていて毎年11月8日に舞う習慣があるそうです。神前で舞うその風景の深い味わいに日本文化の精神性の高さ、高貴さを感じます。どんな文化圏にもこのような古い精神文化があり、その民族独得の心の領域がありますので、どんな信仰を所持していても、自分の民族の精神文化を貶したり侮蔑するような事だけは避けねばなりません。人は全て宇宙の子供。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
相手の矛盾した話を無条件の肯定的配慮で対応すると面白い現象が起きてきます。但し、この努力をする相手は、自分にとり、とても大切な人とか、友情を保持したい相手であるとか、心理療法上のクライエントとかに制限していかないと、こちらが疲労困憊してしまいますので、よく注意して、この対象を決めていかないと、何となくエネルギーの無駄をしてしまいます。永遠に無条件の肯定的配慮をすると、こちら側がノイローゼになること間違い無しですので10-15分とか、心理療法上でしたら、最長で50分と言う時間内だけ、ひたすら相手の言葉を肯定的に傾聴してみると実に面白い現象が出てきます。本人が自分の愚かさ、間違い、現実吟味力のなさ、バカさかげんを告白しだすのです。もちろんそうでない場合もありますが、ひたすら頷いて傾聴するとこちらが何かを言わなくても、ちゃんとした答えを言い出すものです。カールロジャースという病理学者の観察眼はなかなかものもです。自己成長理論と呼ばれたこの理論は軽く扱うものではないようです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月26日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
悩んでいる友達、知人、家族等に対して何となく優しい言葉をかけたいと思う時、その人はお地蔵さまのような優しい立場に変身しています。なかなかそのような心境にはならないものですが、そんな時にも、頭で考えた方法よりも、今日の体調や気分をなによりも大事にして、その言葉かけをしないと、かけられてほうが困る場合がありますし、かけるほうも何か偽善的になります。毎日が互いに体調も気分も違いますので、その時の自分の体調に合わせた親切をしないと長続きしません。例えば元気の良い時なら食事に付き合いたいとおもいますが、胃の調子の悪い時に、つきあうと後で何となく相互に何か偽善的な香りがして、あーあ、やりすぎたとか、おせっかいをしたなあ、とか感じてしまうようです。こちらの体調と気分を大事にすつつ人を大事にしたいものです。無理をして愛するとろくなことになりません。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月25日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分の目の前の大事なこの人は、今日、どの程度、不安定な精神状態にあるのかなあ、と想いが至る人は中々の大物です。自分のことで精一杯な社会になりましたが、何故でしょう?多分情報過多だと思います。あまりにも多い情報で脳が混乱しているようです。大脳は「冷静でないご主人様の性格」をよく知っていて、慌てる傾向のご主人様ならある程度、それに合わせて慌ててくれているようです。「記憶は嘘をつく」という本がありましたが大脳は真実に基づいて動くわけではなく御主人様の性格に合わせて動いてくれているようです。そうしないと内部混乱が生じてきて健康を害するからでしょう。この大脳の仕組みを意識すると、その大脳はまたそれなりに冷静に動き出すのが不思議です。自分と自分の大脳をいつも健康に保持する秘訣は自然体だそうですがこの自然体保持がまた難しいようです。しかし何とかいつも自然体で生きていきたいものです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月24日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
友人や大事な人が少々心を痛め心を閉ざしたからといって慌てる人がいますが、古代から人々はそんなものを乗り越えて今日迄、逞しく生き残っています。心理学や精神医学、心理療法という分野も、元来、人類社会にはありませんでした。アフリカを出て数万年、ホモサピエンスは逞しく生きてきました。あまり神経質にならずに逞しく生きていきたいものです。但し、どんな時代にも、元気を喪失した人に対してラポールを付ける上手な人がいたようです。このラポール(心理的接触)はおせっかいでもなく無関心でもなく、さり気なく暖かく近づくコツは古代からいろいろあるようです。相手に嫌われても無視されても、その大事な人にラポールをつけようと思う人は、それ自体がもう貴重品です。自分の周辺に、嫌な想いまでして自分にラポールを付けてくれる人がいたら、つけられる人は幸運な人と言えるでしょう。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
久しぶりに読んだ吉川英治の新平家物語第14巻、かの敦盛の父親・経盛の最後、檀の浦まで生き延びてきたとは知りませんでした。何とも哀れ。この平家物語をどう読み解くのか?「もののあわれ」だけでは余りにも切ない!魂が存在しているとするとあの世でもし平家一族にあったら、私は何と語りかけるだろう。沈黙の内に笑顔で目礼するのが一番良いかもしれない。東日本大震災で津波に遭遇した方々の目を見る事は出来たが語りかける智恵を私は持っていなかった。言葉は虚しいが、しかし何か欲しい。比較文化論、比較宗教学で学んだ方程式:A=B(X+Y)
:Aは今生きている人間のこと。 Bは臨終と共に身体から離脱していく知的生命体のこと、つまり魂のこと、 Xはその人の生育史(生まれて死んでいくまでの人生での体験の記録のこと)、 Yは医学的、生物学的身体のこと:
この方程式にあてはめて人類一人一人の事を考えると、その思索をすすめようとしている人に何かを示唆してくれるはずです。諸先輩が生涯をかけて考え出したこの方程式を明るく元気に生きていく為の智恵袋としていただけると幸いです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月22日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
新緑の風景と神社仏閣での幸せそうな人々のお顔が見たくなり散歩してきました。お蕎麦も美味でしたが私はあのお参りしている人々の表情をさりげなくちらりと見るのが大好きです。どの方も皆、本当に幸せそうなのです。悪い感情の連鎖、邪眼の連鎖は人々を不幸にしますが、神社仏閣でも笑顔は周囲の人々を幸せにします。笑顔は人生最高のプレゼントです。人を全て悪人と思えばそう見えてくるし善人だと思えば、そう見えてくるこの人間の心理はなんでしょうね?結論を所持して森羅万象を見ると、そう見えてくる、結論を持たずして神羅万象を見ると迷いも生まれる。この迷いの心を楽しむと真理が見えてくる。人間は本当に不思議な動物です。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
神社で参拝する前に水で手を清めますがあの風習は何とも日本的で美しい場面です。人によりそう思わない人もいるかもしれませんが大体の日本人はあの風景が大好きなようです。大和朝廷が誕生する前、出雲に全国から神々が集まる時代のほうが戦争がなかったようですが、どんな豪族が出雲に集まり会議をしていたのでしょうか?想像すると楽しくなります。古代ヘブライ語が今でも日本語の中に散在していたり、民謡ヤーレンソーラン(古代ヘブライ語)の意味が翻訳されてくるようになると、、またまたその頃への夢がどんどん膨れ出します。どうもその頃から「水に流す」思想があつたようで何となく「洗礼」を思い出します。この水に流す思想を良い方向、人間愛の方向へ応用活用したいものです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月20日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「生き甲斐の心理学」を勉強している人ならば今日の首題への回答は合格するでしょう。14の防衛機制の問題なのですが、昔、イギリスの研究室にいたころ、アフリカから来ていたイボ族の王子様がいました。若い我々は、1960年代初期、当時の大学に来ている女性は中々の階級、伯爵とか公爵の娘も沢山いたので、その優雅さには一目惚れでした。私の場合は語学が酷いのでアプローチする勇気もないのは当然ですが、その王子様は酷い発音ですが、一応べらべらでした。しかし振られるとすぐ呪いの祈りを大声で始めるので皆、気味が悪いので敬遠し、かつ、その呪いの文章の内容を、専門の比較文化論で激論するので、今度は、その王子様が不機嫌になりました。不機嫌になると虫歯が痛み出すらしく、悪循環の生活を余儀なくされます。或日、アフリカの男性に興味がある某御令嬢がしっとりと彼にアプローチしますが、丁度、虫歯が痛む時でしたので王子様は彼女をけんもほろろに扱い、益々惨めになりました。そんな訳で心の防衛機制を張り巡らす人生はとかく気づきが遅くなり、益々不快感が支配します。大いに修行して心はいつも自由にしておきましょう。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月19日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
鎌倉・腰越で生き甲斐の心理学の勉強会を定期的におこなっていたのですが数分の所に義経腰越の状で親しまれている万福寺に散歩しました。御朱印状を書くお坊様の受付の所にみけねこちゃんがいるのですが多数のお参り客が声をかけても目をあけることなく、ぐうぐうと寝ているのです。中にはその大物猫ちゃんが可愛くて触るのですが、それでもびくともせずに眠り続けます。さすが義経公ゆかりのねこちゃんだなあ、と感心しきりでした。この猫ちゃんに、泰然自若するノウハウを聴きたいとおもったのですが、動物と会話したい場合、どうしたらいいのでしょうね。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
楽しく遊んであげた甥や姪はいつまでも私の事を大事にしてくれていますが、あまり遊んでいない親戚の子供たちは私を愛してくれません。どうも子供の愛は遊びの中にあるようです。遊んであげたと言いましたが、案外、子供達が叔父さんである私を遊んであげた、と今は考えているようです。幼児時代、幼稚園時代、小学生低学年時代の愛は遊びにあるのかもしれません。そういえばギリシャ神話にも遊びは神聖なもののように描かれています。色々の神様が遊ぶ姿が実に面白く、遊びは神聖な領域なのだと思わせます。大脳生理学者の某教授も遊びがないと精神がダメになり生き生きしなくなるので毎日の生活に爽やかな明るい遊びを取り入れるように警告していました。子供の遊びをもう一度観察してみたくなりました。遊びと神の領域は人間に大きな希望を与えるようです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
虐待などはなく、普通に生活している知人の家庭の話です。心底愛している息子が或日突然、両親に愛されていない悩みを私に訴えます。私の頭の中で自問自答している言葉は相当難しい言葉、専門用語が飛び交い、語る言葉は小学生むきの言葉を出そうとするのですが、英語を日本語に翻訳するような苦労があるようです。改めて昔話、童話、民話のありがたさを感じます。桃太郎、かぐや姫、最近の幼児向けの本をもう一度読み直そうと感じました。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月16日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昔の話で恐縮ですが、京都でのテレビ録画で何となく苦労感を感じるのは何故だろう?と思索しているのですが、この原因が何となく見えてきました。「生き甲斐の心理学」を視聴者の皆様と考えたいと、当時、張り切っていました。私の大切な講座生徒との数十年の付き合いの中で平然と使用している学術用語が、その苦労の遠因のようでした。例えば人が愛せないという悩みの場合、私は平然と「愛の原型」という言葉を使用してきました。80億の人類が居た場合、その愛の原型が全部違うので互いに愛し合う場合、この原型に触れないと人は愛を感じません。その原理を説明する場合、この愛の原型と言う言葉を使用しないで、どう解説したらいいのか、その悩みが原因のようです。ワガママな小学生が両親の愛を感じないと悩んでいた場合、私はどう心理療法をしてきたのだろう?
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