生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

体験の解釈:自分の体験の解釈の傾向をどう思うか?:その5:第7章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年05月03日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
いつも褒められないと機嫌が悪くなる人、いつも中心に居ないと不機嫌になる人、この「自己顕示的態度」はお互いに所持している人間の性格と傾向なので、書くのも辛い領域です。それぞれのコミュニティでの責任者、政治家、教師、宗教家、家庭の父母、夫婦のどちらか、その他色々。種の保存、人格形成上の愛の問題、基本的権利確保、この「存在の意味」を伴う自己顕示的態度のもんだいは微妙な領域で、下手に取り扱うと劣等感の養成、挫折人間の増大化、自信喪失問題等、連鎖反応は無限です。自分を大事にする、私は私、この自己顕示欲という人間の本能はとても大事です。赤ちゃんは存在を無視されると人格形成の支障が出てきます。私を忘れないでと泣いているのに無視され、おむつの取り換え、お母さんの美味しいお乳が飲めないと、エリクソンの言う「希望力の欠落、周囲の人々への基本的信頼感の欠如、不信感だらけの人間」の「元型」が造られていきます。この自己顕示の問題はとても大事な領域ですので、時々、楽しく、大らかに、自分の生育史を見ながら自己分析する必要があり、その分析が上手く流れますと、自分の性格の傾向と渇望が意識化され、益々幸福な日々を送る事が出来ます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:267>

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「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。

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