生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

ロザリオの効用

2010年01月31日 | 第8章:心をのびやかにする方法
どんなに逞しい人でも生身の人間であれば寂しさを何かに置き換えようとします。無意識に置き換えるのは当然の営みですので心配はいりませんが、ただ次のような場合は問題です。職場での不安、怒りを家庭に持ち帰り家族に八つ当たりする父親は沢山いますので、その子供たちや妻は大変です。感情の転移、投影、色々のケースがありますが、お父さんがこの自分の心の防衛機制の実情を認知した場合と、そうでない場合は家庭の幸せが大いに左右されてきます。お父さんがこの心の働きの仕組みを知らないと悲劇が起きます。認識すれば妻と子供たちは助かります。お父さんは職場の不安、怒りを赤ちょうちんで解消してから家に帰るか、別なものに置き換えて帰るかして下さい。私の場合は色々の思い出のあるロザリオを入れた袋を胸に、カバンに、入れて安心しています。:<置き換え:296-4>:

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大好きな先生

2010年01月30日 | 第8章:心をのびやかにする方法
中学生の頃、何故か国語の先生が私を大事にしてくれ、その好意に感謝しているうちに国語の勉強を熱心にしていました。成績もあがり友達も増えだします。この場合の<置き換え>について考えてみます。昭和20年8月に終戦、神奈川県逗子の葉山から父の郷里新潟県栃尾市の山奥へ疎開、長岡に引っ越して友達もいない寂しい毎日でした。そんな時代の出来ごとです。孤独感というストレスを国語の先生のお陰で救われました。孤独を勉強に置き換えることでストレスが解消された次第です。心の防衛機制という精神作用がある事を、当時、誰かが教えてくれたら、子供なりに上手に感情生活は豊かになったことでしょう。子供だから難しいだろう、と大人が考えるのはいかがなものでしょう?子供にもきちんと解説していくと子供なりに自分の感情を上手にコントロールするものです。幼稚園の子供に理解出来るように説明していた場面を見ていたく感動したことがあります。あの幼稚園の先生は偉いなあ、どうしておられるやら。:<置き換え:296-3>:

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政治からの不満感を置き換える国民

2010年01月29日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心理療法をしていると、どの時代でも国民は政治から沢山の不安感、怒り、憂鬱なことを貰っています。政治から影響された不安感を上手に昇華させて仕事へのエネルギーに置き換えているひともいます。毎日の新聞テレビから影響されてくる嫌な感情について人々はきちんと意識しておかないと家族や周囲の人々に迷惑をかけます。政治への不満をどんどん政治家、特に自分の選挙区の政治家にメールでぶつけていきましょう。自分の選挙区の政治家以外に郵送した苦情書はすぐゴミ箱に捨てられている実情を私はしばしば目にしました。2010年1月29日朝日新聞朝刊に掲載された<企業団体からの献金、全面禁止>の法案がやっと民主党が提案するようです。鳩山、小沢の資金問題からの不信感を夏の参議院選挙を意識したからでしょう。この法案は私の政治への不満感を解消してくれますが、実現へ向けてどんどん私の選挙区の民主党議員に電話、メールで攻勢をしかけていきます。
:<置き換え:296-2>:

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<置き換え>という防衛機制について

2010年01月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人が益々元気に生き抜いていく為の知恵として<置き換え>という防衛機制を考えてみましょう。心に耐えがたい問題を抱えている場合、本能的に人は何かとすり替えて心の安定を図っています。しかし、或人はこの精神作用が健全に働きません。健全に働かせる為に、この<置き換え>という本能のありようを理解したうえで、元気に明るく生き抜いていきましょう。耐えがたい辛い事の内容を意識化してみると案外簡単に解決していくものですが無意識に振り回されているとそのタコつぼから中々抜け出せません。置き換えとは何かを思索していきます。とりあえず何かと置き換えて心を安定させることは悪いことではありません。元気になったら正面から堂々と問題に立ち向かい嫌な問題を解決してしまいましょう。例えば職場に嫌な上司がいて日々辛い場合、その上司を人生修行の先生だと置き換えてみると案外心が楽になります。:<置き換え:296-1>:

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沖縄の人々を大事にしよう!

2010年01月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
2010年1月26日の朝日新聞:天声人語を読み沖縄の人々に心底申し訳なく思いました。沖縄のある方が叫んだ言葉<日米安保条約は本土の人々の為であつて沖縄の為とは思えない>という叫びです。ひめゆりの塔、終戦間際の沖縄戦、胸が痛みます。昔から折に触れて私達が叫んでいる<沖縄タックスフリーゾーン計画>を何故、真剣に政府は採用してくれないのだろう?米軍基地を100パーセント撤去するのは非現実的ですが沖縄の或地区を税金面で保護されたフリーゾーンにして地球環境を汚さない綺麗な工場、企業を誘致する案です。中国、インドに沢山の日本企業が移動していますがこの沖縄フリーゾーン計画を本土の日本国民が真剣に民主党に働きかえれば実現出来ます。基地で働く人々が解雇される問題もこの案で解決されます。この案を大きな声にして沖縄の人々に恩返しをしましょう。
:<感情転移と真実:295-5>:

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身近な嫌な人を消す方法

2010年01月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
好むと好まざるとにかかわらず身近に嫌な人が居る、というのは人生の悲劇です。お互いに離れられない事情があるので何とかしないと毎日が憂鬱です。この解決方法が<感情転移と真実>という心理学概念を上手に応用することです。感情転移があるかぎり真実は見えません。嫌な感情が支配しているのにあえて好きになる努力をするとその人は必ず自律神経を痛め神経症になります。心の防衛機制は正直なので嫌いなものは嫌い、好きなものは好き、と明確に意識化し知覚するのが自然の営みです。嫌いない理由を正確に探し出す為にも感情転移(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い)というフィルターの解消から挑戦すると案外簡単に真実が見え相手の個性の美を見つけ出す事が可能です。見つけだせば嫌いな程度は必ず半減するものです。:<感情転移と真実:295-4>:

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企業献金の禁止法

2010年01月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
日本を愛し益々良い国にする為に色々の意見があるとおもいますが、自民党よりは清潔だろうと期待した民主党に対して大勢の国民は哀しい想いで小沢問題を注目しています。企業献金に対する色々の想いもありますが政治心理学からみると今、断固として民主党は企業献金を禁止する法律を通過させることが信頼を獲得する方法です。この事に気付く為の示唆が心理学的な概念である<感情転移と真実の相関図>です。気づけば<清潔なイメージ>は上昇するでしょう。国民は永田町の動きを直接把握出来る立場にありませんし政治学者ですら混乱しているくらいですから、まして正しい報道をすべきNHK、朝日新聞等の一流誌ですら報道のポイントに柱がありません。日本中が混乱しているのは<真実とは何か、今、何が大事かをきめる日本のアイデンティティーが統合されていないからです。真実とは何でしょう?地上の平和を確立する国際政治での方向を勇気をもつて動き出し平和憲法を外交で駆使しながらテロリストと会話し、テロリストの居ない地上を創造するアイデンティティーを目指して動きたいものです。政治心理学の基本原理は国民のストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)を幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)に移行する政治学を創造していきます。国民のストレス曲線を大事にする政党、政府を創りましょう。今はどの政党がこの条件を満たすでしょう?:<感情転移と真実:295-3>:

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恐怖の結婚式

2010年01月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
過日、驚くべきテレビを見てしまいました。それは結婚式に相手の方の式への参加者が多く、こちらがあまりにも少ないので関係のない人々を駆り集め嘘の<親戚、友人、会社の上司>のふりをしたダミーが式に参加しているテレビでした。結婚生活が始まり、実はあれは全く関係のないダミーだった、と嘘がばれたら、どういう雰囲気になるのでしょう?恐ろしい時代がきたものだ、と本当に哀しくショックを受けました。真実を大事にしたいものです。少なくたつていいではありませんか!虚飾の愛は人生を破壊します。
:<感情転移と真実:295-2>:

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<感情転移>と<真実>

2010年01月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
癌の告知を受容する人、しない人、それぞれの人生ですが、心理療法の立場からコメントすると真実を受容しない事例は嘘の上塗りのような虚しい心理療法になつていきます。心理療法家の方が段々とノイローゼ気味になります。<真実、現実>を受容する(賛成する、肯定する、という意味ではありません)、一旦、現実、真実をあるがままに認める、ということですが、それが中々スムーズにいかないのが生身の人間の実情です。この真実を見つめる場合でも感情の転移という現象が起きてしまい真実を見つめる困難がいつも身辺にあります。現実、真実を見つめることから哀しくても本当の幸福感をしみじみと感じられ、その上で、厳しい人生に立ち向かうことで悔いのない人生が生まれてきます。しばらくこの感情転移と真実の相関関係について思索します。:<感情転移と真実:295-1>:

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自分の魂を大事にしているか?

2010年01月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人類が誕生して以来、常に興味の対象になつてきたのが、自分が死んだあと、どうなるか?でした。考古学、歴史学、宗教、神話、民話全てこの死後の世界、自分が死んだらどうなるか、の解決に向かって議論百出です。多分、死んでみないと分からない世界、つまり不可知論なのですが、それでも気になる問題です。そこで生まれたのが<信じて見えてくるもの、見えなくなるもの>という心理学的な研究でした。愛の世界のように見えない世界もあります。信じて見えてくるものの代表は何といつても神仏の愛でしょう。祖先伝来の菩提寺のお坊様の話を聞くのもよし、自分で信じるに値する信仰をもとめるのもよし、とにかく自分の死後の世界、魂のゆくえを研究することが自分を愛する一番必要な研究課題でしょう。突然死の場合に自分が本当に死んだのかどうかわからないという映画(シックスセンス)も考えさせられます。:<正しい自己愛:294-5>:

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民主党と検察・警察の成り行きを注目しよう!

2010年01月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
民主党やどの政党であれ政治家への献金問題にはうんざりですが、さて少々気になりだしたのが聖域と言われた検察や警察の在り方です。特に検察の在り方全体について、そろそろ真面目に国民は考えたほうがよさそうです。いまでこそ秘密警察、憲兵、密告の恐怖は現代日本社会ではあまり問題になつていませんが、戦前の体験者は今でも恐怖の思い出があります。誤認逮捕、無罪なのに長い間、牢獄にいる人、そろそろ日本の検察、警察の在り方に国民は関心を向けるべきでしょう。何回も警察に依頼しているのに無視されて挙句の果てに殺戮されたり犯罪に巻き込まれた事例は身近にも沢山あります。自分に限り大丈夫だ、と思っていたら危険です。民主党と検察・警察の経過を自分の問題として真面目に考える時がきたようです。検察の在り方を信頼しすぎることは非常に危険です。きちんと国民は監視しましょう。:<正しい自己愛:294-4>:

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同窓会の善し悪し

2010年01月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
小学、中学の同窓会が何十年後開かれ、懐かしい同級生、後輩、先輩に会いますと、当時の色々の思い出が飛び出します。特に中学生の頃は、少々色気のある話も図々しく飛び出し、内心、なんだ、あの子も私が好きだったんだ、と言葉にだしたり、無言ですが、全員通じあうらしく大笑いしています。現在の自分の心を明るくする事例、逆に聞かないほうがよかつたという事例、色々です。自分の成育史上の出来ごとは解釈いかんでこれからの人生での決断を支配していますので解釈は常に自分を幸福曲線におしやる解釈をしましょう。自分を暗くしたり自信を喪失させたりする解釈は正しく自分を愛するとは言えません。厳しい人生を明るく爽やかに元気で生き抜かないと早死にすます。:<正しい自己愛:294-3>:

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自分の成育史をどう解釈するかで幸福感が激変する!

2010年01月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
赤ちゃんの頃を覚えている人はいません。誰にでもある兄弟喧嘩ですが、6才年上の姉から私は昔、橋の下に捨てられていたのを母が拾い育ててくれたのよ、と意地悪された思い出があり、幼稚園時代、ずいぶんと悩んだものです。後で直ぐ分る情報ならいいのですが、大学病院時代驚いたのですが、その誤った情報を大脳にしつかりと記憶したままの大人が沢山いるという事実です。変な思い出だなあ、と思い確認したくても親戚もいない事例が沢山あります。ですから自分の過去の、特に幼少時代の思い出はあまり信用しないようにしましょう。とにかく現在の自分にとつて都合の悪い嫌な思い出の取り扱い方法ですが、過去の思い出がストレス曲線になつている事例については全て宝物だと解釈しましょう。貴重な体験をしたと思い、二度とそのような嫌な体験をしない為にはどうこれから生きたらいいのか、解釈をどう変えたら幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)になるか、その解釈を変えることしか方法はありません。:<正しい自己愛:294-2>:

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自分を虐める人

2010年01月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心理療法で出会う人の中に、どうしてこんなにも自分を虐めるんだろうと胸が痛くなることがあります。自分を否定し、能力があるのに気付かない、すでに優しいことを沢山しているのに自分は駄目な冷たい人間だと悩むのです。どうして気付かないのでしょう。暫く正しい自己愛について思索します。自分を虐める理由の大半は感情転移ですので、自分の成育史を正しく解釈する方法について勉強します。<正しい自己愛:294-1>:

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<感情転移>を上手に応用して幸福感を味わおう!

2010年01月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
感情転移は人間の本能に近い精神現象ですので、人間にはそのような精神作用がある、という事実を受け入れ、それを上手に応用して生きていくと楽になります。どんなに修行を積んだお坊様でも感情転移はしばしばあり、aさんにむけるべき感情をbさんに向けてしまい、bさんを哀しめた、などという現象は日常茶飯事です。ドンキホーテのような極端なものは困りますが、さしたることではない場合、例えば<あ、自分は今、感情転移をしているな>と気付いたら、相手に素直にその気持ちを正直に伝達することで親友を得る事例が多いのです。美しい感情転移もあります。薔薇の美しい香り、その優しさを友達に感情転移したら、されたほうは幸せになります。真善美からくる素晴らしい感情を臨機応変に使いこなすと、その人は素敵に輝いてきます。:<感情転移の善悪:293-5>:

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