生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

「ノルウェイの森」を読んで最初に感じた事

2012年07月31日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
勉強仲間に刺激されて村上さんの本を読みました。ワタナベ君、キズキ君、直子さんとその姉、レイコさん、永沢さんとハツミさん、緑さん、この人々の青春像を村上さんは上手に描いていました。読了して貴重な自分の青春時代を感謝と共に思い出しました。二度と帰らない青春を想うと胸が切ない。同じ青春でも私は異性を全く知りませんでした。村上さんの描く大学生活は私には信じられない世界でした。女性が全て神聖な存在で永遠の憧れの世界に属していたので、この小説は驚きでした。それにしてもキズキ君、直子さんとその姉、ハツミさんの自死はあまりにも哀しい物語でした。生育史を背景とする自死はそれなりに深い意味があるようですが、共通した理由は3つありました。自死していく人々は、この3つを意識化出来ずに死んでいきます。(1)自分は何の為にいきているのか(2)生き甲斐は何か(3)自分は自分の魂、生育史、身体を大事にしているか、この3つはどの自死でも明確でないだけに、私を切なくやりきれない想いに追い込んでいきます。私は日本の大学では法学部政治学科でしたが、専門の勉強もしましたが、大学はこの3つを学ぶところだと何故か、入学当初から探求していた自分の青春に感謝しました。生き残る恋人達は何故、死に逝く恋人達と、この会話をしなかったのだろう?と思いました。美しい若い女性を死なせてはいけません。:<心の世界を飛び回る:116>

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60代を超えて、なお、怒りっぽい人は要注意!

2012年07月30日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
私の身辺には良い人ばかりで幸せに思います。嫌な想いをするのは新聞、テレビ、インターネットでの事件や世界の国際関係、政治のニュースだけです。身辺に仮に嫌な事が生起しても、案外、無視しているのかもしれません。年齢的に自然がそうさせているのでしょう。20代、50代で、こんな心境になったら私の成長は止まるに違いありません。60代を過ぎてもし怒りっぽい人が身辺におられたら、何かあるのだろうなあ、と同情したほうがいいようです。思索が足りないか、心の奥深くに切ない未解決の精神的な問題をかかえているのでしょう。60代以上の年齢層を対象に「感謝と満足の心理学」という本を書きたいと思いますが、書いても多分売れないでしょう。問題は暮らしの中の心理学なので、もし、身辺に親とか夫婦とか、60代を超えても不満ばかり言う人が居た場合に是非、この生き甲斐の心理学を学んでいただきたいと思います。
。:<心の世界を飛び回る:115>

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太極拳の不思議

2012年07月29日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
好きなスポーツをそれぞれ良いものだ、と誰もが言います。これは当たり前で、私は有段の武道は柔道、合気道ですが、更には水泳も大好き、そんな生育史の中に太極拳は約40年です。どれも楽しく良い思い出ばかりですが、この太極拳は心理療法に物凄く役立ちました。上手下手の意識が出ると効果は無いのですが楽しむと不安神経症とか一部の精神病が治癒していくのです。最近はちゃんとした医学者がその理由を説明している本も出ているようです。中国の奥深い伝統を背景に生まれた健康術でもあります。特に自律神経を健康にしてくれますし免疫力も高まり分泌も良くなります。太極拳は誠に不思議な運動です。:<心の世界を飛び回る:114>

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本当に自分は駄目か?

2012年07月28日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分を信じる力が何故ないのだろうか?この課題は私には生涯の大問題でした。諦め、絶望し、もうだめだと思う人々と生きてきたせいかもしれませんが、私はいつも希望と情熱をもっていきてきました。口では大丈夫と言いながら自死を選んだ人、笑いながら絶望している人、心の奥深い領域では完全に諦めている人が多すぎます。この思想の人を希望ある人生に歩ませる事は学問として可能です。日常の小さな成功体験の積み重ねが前提ですが、何故か、その人は一挙に成功しないと気がすまないようです。この一挙に成功させる必要性が自分の自信喪失のもとであることに気づきません。日々の小さな成功からの集積が楽しい人生の秘訣なのになあ!
:<心の世界を飛び回る:113>

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アフリカの少年兵の社会復帰問題

2012年07月27日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
某NGOが相当の予算と苦労をしてアフリカの少年兵を社会復帰させる活動をご存知だと思いますが、赤ちゃんの頃から少年兵として養成されていく話は衝撃です。10代で軍隊が解散されホテルマンとして養成しようとしてもお客を敵と思ってしまう少年の話は本当に辛い場面です。何とか上手に教育して良い人生を送ってもらいたいと思います。日本でも幼児虐待を受けて施設で育ち社会に飛び出す青年も大変ですが、このような事例だけでなく、生育史での辛い思い出を、今後、どう活用して良い人生、幸福な人生を送るか、難しい問題ですが、十分乗り越えられますので、生き甲斐の心理学を学習しつつ、手を取り合いながら生き抜いていきたいものです。自己概念の再構成は可能ですが、社会のせい、他人のせいにしている間は不可能ですので、自分の問題に還元出来た人間ならば、成功する課題です。自分の問題として自分の生育史を見つめられるかどうかが、分かれ道:<心の世界を飛び回る:112>

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水晶玉、ホワイトビーン、怨霊、さてどんな関係が?

2012年07月26日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
比較文化、比較宗教学は非常に面白く刺激的です。自分の心の汚れを水晶玉に吸い取ってもらえると信じる文化圏もあれば、ホワイトビーンとニンニクが汚れを吸い取ると信じるアイルランドの或田舎の文化もあります。飛鳥、奈良、平安時代から現代まで日本にも怨霊をなだめる風習が根強く残っています。この汚れと禊の思想はとても大事な文化なので侮蔑することなく大切に研究して欲しい課題です。:<心の世界を飛び回る:111>

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「嫉妬」を長所として活用すると!

2012年07月25日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
「嫉妬心」を感じただけで自己嫌悪に陥る人がいますが、これは大きな誤りで、自己嫌悪に入る前に自己分析しないと人生を破壊していきます。自分の生育史で養われた「理想:こうありたい、あらねばならない想い、感情、行動)と現実のギャップを先ずあぶりだしておかないと、自虐的になつてしまいます。自己分析して、自分の嫉妬が当然なものと解釈した上で、今後の対応をしていかないと自分の人生を駄目にしてしまいます。嫉妬は自分を大人にしていく、あるいは、人格を成熟させる大事な教材、恩師だからです。理想と現実をきちんと把握し、その上で現実吟味力を働かせて賢く生き抜きましょう。自分の嫉妬心で自分を破壊させることほど、馬鹿馬鹿しい営みはありません。嫉妬を人間の長所として解釈して、このエネルギーを活用して生きていきたいものです。:<心の世界を飛び回る:110>

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シェアリング

2012年07月24日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
自分にとって気になる人が自分以外の人を愛すると、人は何となく嫉妬を感じるように出来ています。特に或グループでのお世話役をめぐる嫉妬(軽いものから重いものまで)を「シェアリング」といって心理療法の世界ではとても大事にしている治療目標です。全ての人間にあるシエアリングは赤ちゃんから高齢者、どんな団体でも、学校でも、職場でも、家庭でも散見する現象で、健全なものと、不健全なものがあります。このシェアリングを治療目標に立てると案外、早く治療終結を迎えるようです。嫉妬を巡る診断基準は他の感情と同じでストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、欝、錯乱の5つ)を中心に治療しますが、第二段階の怒りあたりから健全な嫉妬、病的な嫉妬、が識別出来ます。:<心の世界を飛び回る:109>

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「生身の人間」と云う言葉・概念をどう思うか?

2012年07月23日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
世間はとかく「生身の人間」と言う言葉を高く評価しませんが「生き甲斐の心理学」ではこの「生身の人間」という言葉や概念を大事にしています。もしこの真実のあるがままの人間を大事にする思想がないと、他者否定、の思想が人類を破壊していくでしょう。どんな物凄く嫌な人間でも、恐ろしい人間でも、現実ならば、その姿を一旦、冷静に否定する前に、洞察していく必要があるからです。生身の人間を唾棄する人もまた、それなりに意味があり、何故、生身の人間をいきなり否定するのか、その理由をも冷静に思索する必要があります。難しい作業ですが心理療法家には、いつもこの心構えが必要なようです。:<心の世界を飛び回る:108>

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怒りの感情に人生を狂わせる人々

2012年07月22日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
大河ドラマを見ていると現代に生きる人々、特に怒りの感情で自分の人生を崩壊させる人々の姿を思い出させられます。湧き出した感情、特に怒りの感情は警戒すべき感情で、嫉妬に負けない恐ろしい存在ですが、この怒りの感情に支配されることなく、その爆発するエネルギーを上手に活用した人が案外また沢山いるものです。画家、音楽家、小説家の他に政治家の中にも世間の怒りを実に上手に活用しながら新党を立ち上げる天才もいます。このように湧き出す怒りの感情を意識化するか、しないかで、自分の人生が左右される事をしっかりと意識して生きていきましょう。貴重な自分の人生を一瞬の怒りで大事な機会を失った経験が沢山あり、今、思い出して、あー無情、と反省していますが、それはそれ、これはこれで、今、とても幸せなので、あれで良かったと思います。:<心の世界を飛び回る:107>

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美福門院得子の嫉妬

2012年07月21日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
NHK大河ドラマは中々優れものです。松雪さんが演じる美福門院は檀さん演じる待賢門院璋子を大変嫉妬していました。しかし待賢門院が余りにも素直に感謝しつつ息を引きとる姿を見て何かを悟る場面がありました。お二人の演技は非常に微妙に美しく女優さんの努力に敬意を表したものです。さて松雪さんの美福門院は自分の嫉妬を上手に人生で活用し生き抜くエネルギーに転用する天才なようです。美貌ですが政治家でもあり、平安末期を彩る逞しい女性です。自分の嫉妬で人生を破壊するのではなく、このエネルギーを生き抜く智恵に使いこなしている人間は、たまにいますが、はやり努力して、感情に破壊することを押さえ込める女性だったのでしょう。
:<心の世界を飛び回る:106>

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嫉妬

2012年07月20日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
思索に行き詰まっていたら某氏がいいことを助言して下さいました。それは人間が持つ「嫉妬」です。事例が多過ぎる私の場合に「感情の病理学」を思索する場合、どの事例が一番いいのか、本当に困っていたのです。この嫉妬という感情を上手に処理出来たら、どれだけ沢山の男女が幸せになれるでしょう。暫くこの嫉妬について進めてみます。そういえば旧約聖書の天地創造のアダムとイブを始め、世界の名作の大半がこの男女の嫉妬を見事に描いています。あ、そうだ、あの患者さんも、この患者さんも、全て嫉妬が原因でした。:<心の世界を飛び回る:105>

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「劣等感」克服の最大の薬は?

2012年07月19日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
劣等感についてしばしば質問されますが難解です。70億の人類がいると、その劣等感の内容が70億種類あるからです。その劣等感の中でも生きる自信を喪失した事例が案外多いのです。結婚したくてもお嫁さんを貰う勇気と自信がない、病気になったら、どうしよう、貯金通帳の金額があまりにも低すぎて将来の心配などなど無限に続きます。さてこんな事例を生きがいの心理学はどう、答えているのでしょう?その方法は70億通り存在していますが、無視出来ないのが、劣等感を生み出しているその人の生育史上の理想と現実のギャップを意識化する事、その後、どうしても正面から取り組む必要があるのが「自分は何の為にいきていくのか?」という自問自答です。次は生きがいとは何か、自分を大事にする、とはどういう事か、その3つを思索しあいます。この3つが明確になると、劣等感など、どうでも良くなります。:<心の世界を飛び回る:104>

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1960年代・冷戦時代のモスクワでの話

2012年07月18日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
1960年代のモスクワでの話ですが丁度、復活祭の時で仲間と街を歩いていると、何となく尾行されているのに気づきます。当時は平気で逮捕され拘束される時代でしたのでミサをあげているロシア正教の聖堂に逃避の為に入りました。ミサが終わりますといきなり神父さんが私の所に近づき、この人は日本から来ている人です、といきなり紹介されます。ミサに参加している人々は途中参加の見知らぬ日本人の私に、暖かい拍手を送ります。そして車でホテルまでおくってくれたのです。不思議な話だとおもいませんか?多分、この神父は私達前後に居た政府機関の人々に気づいたようです。当時のモスクワもベルリンも映画「第三の男」の時代でしたので皆様のお気づきでしょう。そのミサに飛び込む前の私の心境は恐怖感そのものでしたので、私は相当慌てていて、かつ、錯乱気味でした。その神父さんはミサの途中に突然入り込んできた私の表情を敏感に感じていたのでしょう。その後、その神父さんの事は不明ですが、この事件は生涯、忘れる事の出来ない場面で見ず知らずの私を救って下さったその神父さんを想い出す度に胸が熱くなり、私も見ず知らずの旅人を大事にしたいと思っています。:<心の世界を飛び回る:103>

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源頼朝

2012年07月17日 | 第12章 応用篇 心の世界を飛び回る
2012年7月15日放映の大河ドラマ「平清盛」で、源頼朝(14才)が池禅尼等の執り成しで無罪となる場面がありました。清盛が無罪とする、と表現する場面はなかなかのものでした。この戦後処理の場面で色々の重要人物の死が描かれていましたが、14才の源頼朝がこのような人生を乗り越えて鎌倉幕府を開設したことを想うと、その後の政治処理の冷酷さも、さもありなん、と推察出来ます。今回の歴史ドラマは正確な時代考証を背景になかなかの秀作です。生育史がその人の人生を造りあげていきますが、その場、その場で悔いのない選択をしているならば、もう、悔いを残さないという哲学がないと、かえって悔いくを残してしまうようです。:<心の世界を飛び回る:102>

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