生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<玉虫色でいこうよ>は人生の宝!

2009年05月31日 | 第7章:自分を知る方法
現実吟味力の判断次第で人は心を病んだり、元気になったり、人生を成功に導いたり、挫折したりします。この現実吟味力は平素の血の出るような努力と修行で養成されるもので、楽をして手に入るような識別力ではありません。せっかちで知恵のない人ほど結論を急ぎます。当面、玉虫色でいこうよ、と余裕を持って生き抜ける人は幸せ。生涯、玉虫色では困りますが、ここ一番という時は踏み絵を踏みながら自己主張をする楽しみが人生には時々あります。どう生き抜いていくか、その方針を心理療法では<アイデンティーの統合に整合性があり病的なゆらめきがない>といいますが、方針を決めておくと<健全な玉虫色作戦は人生での宝物>となります。:<白と黒:247-4>:

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赤と黒

2009年05月30日 | 第7章:自分を知る方法
スタンダールの小説に<赤と黒>があります。信仰と恋愛が人間らしく織りなされていく小説です。日本人は赤と黒からどんなイメージを受けるのでしょうか?大学病院を訪れる患者さんの中には訪問しておいて何も語らない人がいますので、色についてのイメージを話題にしつつ病理を探ろうとするのですが、鹿児島出身の人と新潟出身の人とでは色のイメージがまた相当違いますので、とても勉強になります。どんな色にどんな感情を持つかを徹底して聞かないと、どんでもない誤診をしてしまいます。香り、感触、味覚などの五感の解釈は非常に神秘的で、それぞれの成育史が違うように五感の解釈も違います。この違いから人間の美しさ、偉大さ、魅力を感じるようになると退院していきます。<違い>に恐怖、嫌悪、哀しさを感じている間は入院しています。<白と黒:247-3>:

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人を傷つける白と黒

2009年05月29日 | 第7章:自分を知る方法
現実吟味力に病的なゆらめきがあると、その判断に狂いが生じて人を傷つけます。本人は親切心から人の過ちを指摘して悦に入っているようですが、関係者は非常に不愉快になつています。しかし一理があるのであえて反撃しません。傷ついた人はこの人がこの場に居なければ本当に快適な雰囲気なのになあ、と思うのですが、言うと全員が不愉快になるのがわかるのでじーっと我慢していますが、その不愉快さの回復は数時間、場合により数日は続きます。人への愛が分からない人とは付き合いたくありません。白と黒の判断はどうしてこうも成育史により違うのでしょう。教養と優しさと正義感の折り合いは難しい:<白と黒:247-2>:

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白黒をはっきりさせたがる人

2009年05月28日 | 第7章:自分を知る方法
白黒をはっきりさせたら永田町の政治の世界は成り立ちません。その決戦の時期は宗教界、教育界、庶民の生活、裁判所など、それぞれ違います。さて白黒を明確にさせたがる友人は時に人から嫌悪されますし愛されます。自己主張は大切な知恵ですが、どんな状況で白黒を明確にして自己主張すべきか、心理療法の立場から思索していきます。<憎まればあさん世にはびこる>という諺がありますが本人は幸せでも周囲が神経症を出すような白黒は考えものです。:<白と黒:247ー1>:

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私の<個性の美>を愛してくれた異性の学友に感謝

2009年05月27日 | 第7章:自分を知る方法
欧米での勉強で生涯忘れられない異性は私の下手な英語にも拘わらず私の個性の美を感知し愛してくれた学友です。東洋から来た英語の下手な青年を最初は無視していましたが学問の研鑽の修行で互いに垣間見る人間性を感じてくれたからでしょうか数か月経過すると好意的な眼差しを感じました。こちらがその気になりアプローチすると私が勘違いしている領域では礼儀正しく拒否します。しかし理性的に私のどこが魅力的かを明確に語ってくれるのです。なるほどなあ、西洋の女性はこうなんだ、と納得したものです。個性の美を愛してくれたその学友はその後素敵な結婚をして今はナショナルトラストの理事をしてイギリスの自然保護運動の中心人物です。:<西洋の異性:246-5>:

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これが同じ女性か!

2009年05月26日 | 第7章:自分を知る方法
日本の女性は、どんなに個性が強いと言いましても西洋の女性に比べたらとても、しなやかで美しいものです。誕生から欧米で育っても心理療法をしていくとわかりますが遺伝というか両親や親せきの影響というか、明らかに人格形成に日本の心が明確に散見できます。欧米の女性のダントツの特色は自由意思の強さ、意見を明確に、好き嫌いも明確に表現するところです。日本男児である私は何度、欧米の女性の強さ、逞しさ、自由意思の伝達方法への驚きとショックに涙したことか!私の成育史での母の影響は生涯、深層心理の中にインプットされているようです。この日本女性と西洋の女性の違いを意識し知覚していないと心理療法の仕事が上手く流れないことを嫌というほど経験しました。同じ種族と文化の女性に乾杯:
<西洋の異性:246-4>:

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私が西洋の女性に挨拶するときのぎこちなさは何故?

2009年05月25日 | 第7章:自分を知る方法
日本男児はかくあるべき、という教育を受けた小学生時代の影響は深いものがあります。しかしです、現代の若い日本男児でも欧米での異性に対する挨拶は、どう見ても私とそう変わらずにギコチナイ風景を見て安心します。原因は何か明確に今でも判断出来ませんが、私が冷静に自分を分析すると異性を抱き締め軽く頬に唇をふれることが照れくさく恥ずかしく感じてしまいます。何故そう感じるかは分かりませんが、とにかくせいぜい握手が安心です。感情面では不安感、理性面では幸福感、不思議な思考、感情、行動を西洋の女性は大和の男の私に与えます。異文化交流は知恵の始まり:<西洋の女性:246-3>:

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宗教を持たぬ異性は気味が悪い!

2009年05月24日 | 第7章:自分を知る方法
欧米での生活では表面的な心の交流の段階では言われる機会は少ないのですが、数年留学し、親友も生まれる頃には、大切な友達の心の世界、つまり異文化へのチェツクがじわじわと始まるのは、欧米の特色でしょう。キリスト教の影響は無信仰と自称する人にすら深い影響を与えています。多民族が殺戮しあった時代とは無縁な現代社会ですが、やはり愛情が絡んでくる段階になると、特に異性の根本思想にはずいぶんと気をつかうようです。新興宗教は論外ですが伝統宗教の信徒だというと本当に心から安心するようです。現代の留学生に対しても私は信仰がなくても、無宗教でも、自分はブデイストだ、と言いなさいとアドヴァイスしています。古代も現代も魂を持つ人間は信仰を無視しては生きていけません。アイデンテイテイーの統合に病的なゆらめきがあると人は病む傾向がありますが考え方の整合性を欧米の精神伝統は重視していますので宗教を持たぬ異性は気味が悪いと感じてしまうのでしょう。:<西洋の異性:246-2>:

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西洋の異性と友達になった経験はありますか?

2009年05月23日 | 第7章:自分を知る方法
<私とあなた>の関係がその人の人生を光と影で織りなしていきます。母と子、父と子、幼稚園時代の友達、大学時代の友達、人により家族の転勤もあり海外で子供時代を送り、色々の人種の知人を持つ人生もあります。異文化交流の中からの人格形成の話に入ります。パンドラの箱のように蓋をあけたところから奇妙な人生が始まったりします。西洋の異性は強烈な影響を与えます。西洋の異性が日本人の私たちを不安、怒り、鬱、錯乱に導いたか、平安感、友好的な感情、幸福感、統御感に導いたか、それは深層心理の何を刺激したのかをしばらく考えていきます。異文化交流の勉強は人間を非常に豊かにしてくれます。:<西洋の異性:246-1>:

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グレースケリーからのお返事

2009年05月22日 | 第7章:自分を知る方法
高校生の頃、グレースケリーに恋をして熱い思いを文字にしたため郵送すると数週間たち、秘書からお返事がきました。多忙で本人はかけないけれども、青春のこの想いを大切に人生をお送りくださいという内容でした。その後のモナコ王妃、悲惨な交通事故を想いながらこれまた勝手に涙したものです。イギリスに学んだ若いころ、グレースケリーに似た貴族の娘が研究室にいましたが、何とも性格の悪い人で女性全般に失望したこともあります。色々のグレースケリーに会いましたが、その度に私は成長していきます。私は欧米の個性のはっきりしたレジスタンス(地下運動)をやりそうな女性は苦手、やはり日本女性は最高です。感情を美しく抑え、細やかな愛情は日本女性にかなうものはいないのでは!ちょっと言い過ぎかも。
:<映画:245-5>:

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新型インフルエンザとスイス政府の民間防衛

2009年05月21日 | 第7章:自分を知る方法
兵庫県の宝塚での勉強会が終わり新幹線で帰京してきた私は近所の親しい知人からも汚染地帯からの帰還者扱いで、その対応者の人柄に対して平素感じないものを感じました。お陰さまで元気ですがふと過去の出来事を色々と想い出しています。1960年代のキューバ、1970年代のロシアでの思い出も色々ですが、政府関係の人々ではなく、市民レベルの民間防衛は欧米では、スイスの人々が一番素晴らしいと感じています。絶版ではないと思いますが、素晴らしい危機管理の本がありました。<スイス政府編:あらゆる危険から身をももる民間防衛:原書房:¥1500>です。この本には新型インフルエンザの話が書いてあるわけではありません。スイス市民が昔から外国の侵略に遭いながら現在の中立政策を毅然として保持しているには血の出るような苦労の蓄積があります。市民レヴェルで、いかにして総合的に危機を排除し安全に生き抜けるかのノウハウをスイス政府が編集し、市民に配布している名作です。極楽トンボの日本市民が真剣に学習すべき本です。
:<映画:254-4>:

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相手の正直な感情に触れて慌てるのが自然!

2009年05月20日 | 第7章:自分を知る方法
相手の激しい<好き、嫌い、怖い、怖くない>と言う4つの原初感情に触れて慌てる自分を許せない人がいますが、慌てる方が当たり前なのです。面と向かって、嫌いと言われて慌てない人、悲しまない人のほうが変です。しかし日本文化の中では欧米に比べて感情は抑え気味ですし、玉虫色の感情表現が好まれますので、西洋映画のようにストレートに表現するのは歓迎されません。ただこれから21世紀に向かい<自己愛パースナリテイ障害:健全に愛し愛される方法を知らず感謝も知らない人に見られる病理:>の患者さんが激増すると言われている現代社会では、好き、嫌い、怖い、怖くないという重要な感情表現のあり方について思索し修行しておいたほうがいいようです。愛情に深く関係してくる<好き嫌い>を上手に感情表現する修行を積むと<信頼できる友人>を獲得出来ます。真実の友人は好き嫌いを正直に表現できる範囲から生まれるからです。:<映画:245-3>:

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沈黙の美、といっても?

2009年05月19日 | 第7章:自分を知る方法
男は黙って、--ビールを飲む、沈黙は美、と言いましても相手を不快にする沈黙が多すぎます。本人は幸せなのですが相手を神経症に追い込んでおきながら、それでもまだ沈黙は美なり、という人の話です。西洋の映画でも美しい沈黙を表現していく映画は沢山ありますが、その前提として愛と信頼があります。愛と信頼を二人の関係性の中で確立できないくせに、沈黙をたたえることだけはやめたいものです。沈黙のお陰で何となく幸せ感を感じさせるには平素の関係性が重要ですが<私とあなた>の関係で、愛と信頼さえあれば、どんな沈黙も怖くなく、かえって日常の疲れを手をにぎってもらいながらの沈黙が癒しの最高の薬となるようです。
:<映画:245-2>:

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西洋映画と日本映画

2009年05月18日 | 第7章:自分を知る方法
大学病院で治療に当たるときでも、日常生活での色々の悩みの相談の時でも、悩みの相談に来ているにも拘わらず物を言わない人がいます。どんな悩みがあるのか、とんと見当がつきません。言語療法に向かない人々の為に、音楽療法、絵画療法、箱庭療法、俳句療法、色々ありますが、発病のメカニズムはそれぞれ人により違います。そんなとき、意外と役にたったのが映画の話題です。現実に適応出来ない心理から心因性病理が発症するのはわかっているのですが、現実に適応できない背景にはその人の成育史上の理想と現実のギャップを把握しておく必要もあります。その理想と現実のギャップを分析していく過程でこの西洋映画と日本映画の好き嫌いの会話から患者さんの病理に迫ることができました。この話をしばらく書いていきます。:<映画:245-1>:

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親への遠慮

2009年05月17日 | 第7章:自分を知る方法
子供は親が居ないと生きていけません。それを本能的に知っていて、ここ一番という重要な場面では親に遠慮して、物をいいませんし、本音を言いません。もっと可哀そうなのは全部自分を悪者にしてしまいます。最後にはこんな自分さえいなければ親は安心するだろう、と全部自分を悪者にしてしまいます。子供は本当に哀れです。そうかといって子供は知識と経験がないので本当に馬鹿に見えることもあります。人間は20年も教育しないと一人前にはなれない哀しい生物です。教育をしないと利口になれない生物なのです。神に似せて創造された、と言われるだけに、知性を磨く必要があるようです。しかし子供への虐待を見ていると本当に子供は親を選べないのだなあ、と思います。心理療法を子供たちの為にも活用して、明るく元気で逞しい子供達を育てたいと思うこのごろです。:
<本音が見えない:244-5>:

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