生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

美しいものを見ていると何が起きるか?

2009年04月30日 | 第7章:自分を知る方法
人により美しいと感じる内容が違います。何故、美意識が違うか、その理由は学者にお任せですが、私は成育史による必然、と解釈しています。美しいと感じる内容は本人が必要とする美意識なのです。さてとにかく美しいと感じると、何が起きてくるか、普通は心のやすらぎ、周囲の人への愛情、幸福感、爽やかな気分、生き甲斐を感じます。視覚から生じるこの感情は人をどんどん健康にしていきます。時々天気が良いと居間からは丹沢山塊と雪を抱く富士山が見えます。この気分は私の魂と心と身体を満足で満たしています。この感覚が日々の私の美の原型ともなつていて、更により美しいものを見たがるエネルギーとなつています。病的な美意識もありますが、真善美と言われている領域の美意識を探究する喜びが生きる喜びでもあります。:<五感:241-3>:

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異常と正常のはざまを結ぶもの

2009年04月29日 | 第7章:自分を知る方法
人間が所有している魂についての解釈は比較宗教学の分野でもありますが、魂の定義についてはその解釈は宗教、文化、時代により万とあります。私はカトリツクの解釈が一番好きです。その解釈とは<魂は病むこともなく、老いることもなく、永遠不変のもので、愛そのもの、自由意思を持ち、記憶もある>といった感じの解釈です。厳しいこの世(地上の生活)では心と身体は時々風邪をひいたり病気になりますが、魂はけっして病気にはなりません。異常と正常の揺れ動きを修正してくれるものが魂なのです。魂の勉強を比較宗教学というきちんとした学問の分野で研究すると非常に面白い事がわかります。赤ちゃんから老人までがちゃんと所有している魂の働きを信じるとストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱)が軽減し幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)が見えてきます。
:<五感:241-2>:

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幸福感と五感が生き甲斐のかなめ!

2009年04月28日 | 第7章:自分を知る方法
心から愛する恋人、夫婦、親子、親友、特に恋する二人の世界はまさに幸福感と五感が統合されています。思考、感情、行動も美しく統合され、この世の天国でしょう。さて、理性優先の人は口で幸福を語っても目が死んでいますし、五感優先の人がいくら感動を口にしても知性に欠落を感じしらける事があります。このように<五感>の取扱いいかんで、ヒトは幸福になったり不幸になったりします。心理療法の世界ではこの五感をどう考えているか、暫く考えます。
:<五感:241-1>:

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生き甲斐は世界最高の名薬

2009年04月27日 | 第7章:自分を知る方法
心理療法の或段階では患者さんの病理が明確にあぶりだされるまで6つの条件で対応していきます。セラピストが患者さんの美しいところ、健康なところを意識的にあぶりだし、病理への固執障害を軽減させ、病は気から、という障害を乗り越えさせようとします。人はどんな病気でも、もし、生き甲斐に気付き、その喜びを意識できるとどんどん回復していくものです。特にユーモア、笑いの効用は名薬に勝ります。何故、自分の生き甲斐を意識する人が少ないのでしょう?自己肯定、他者肯定の結果から愛と信頼が生まれます。愛する人を持つ人は幸せ:
<自分を肯定してくれる人、否定する人:240-5>:

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神様、どうかお許しください

2009年04月26日 | 第7章:自分を知る方法
死にゆく人々の大半が臨終間際で、何故、神仏に許しを乞うのだろうか?いつも不思議に思います。他者から見て、 どんなに美しそうな人生を送った人でも臨終になるとそのような祈りをするようです。宗教があろうとなかろうと、人々は手を合わせながら死んでいきます。にやにや笑いながら死んだ人、おれは今臨終だから、と電話をかけてきた友達に言いながら数時間後に亡くなった神父さんもいます。カトリツクの神様はすべてを許して下さる神様なので安心ですが、恐ろしい神様を信じている人々は気の毒です。死に際だけは、どんな罪深い人生を送っていたとしても何でも許して下さる神様に魂を委ねて死にたいものです。:
<自分を肯定してくれる人、否定する人:240-4>:

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考え方の致命傷

2009年04月25日 | 第7章:自分を知る方法
1973年代メキシコでの勉強会で面白い体験をしました。ニューギニアの人食い人種出身の某宗教家の体験談でした。その体験は1960年ころの話で、その島の或部落では迷い込んできた白人を食べない方がノイローゼになるそうです。そのように生活環境、所属コミュニテイで、その人間の精神衛生が深く影響されてくるわけでニューヨーク、東京、ロンドン、ケニア、インド、更にはその地方、地方での宗教、文化、道徳倫理のあり方、理想、こうあるべき論と現実の解釈によるギャツプで自律神経が影響されてきます。東京で人肉を食えば犯罪です。それぞれの時代の病理は、その時代での<理想と現実のギャップ>から悩みが生じ、自律神経が健康になつたり、病的になつたりします。しかし、そうは言ってもホモサピエンスにはどうも真善美の原型が大脳にインプットされているようです。真善美は難しいですが自分なりに真善美を意識し考え方を時々それに合わせて修正していかないと、人間は時々変なことをしてしまいますし、致命傷を受けるようにできているようですので、新約聖書とか数千年も人類に愛されてきた古典を愛読しないと考え方がどうも異常になるようです。
:<自分を肯定してくれる人、否定する人:240-3>:

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自己開示してはいけない相手とは?

2009年04月24日 | 第7章:自分を知る方法
入院してくる患者さんを観察していると何と人のいい人々ばかりだろうと感動します。裏をかえせば自己管理上の危機管理が欠落した人々です。<自分の心を傷つける相手には心は開いてはならぬ>と言うルールを知らないのです。現実吟味力のない人はこの識別ができないので時々傷ついてしまいます。どんなことを開示しても否定したり攻撃したりしない相手を選んで物を言う必要があります。この人は大丈夫という確信は平素の人間関係で時間をかけて洞察する必要があります。愛と信頼を感じている人以外は危険です。考え方の整合性にも欠落しています。一番重要な事は人に依存しないで堂々と生き抜く知恵を身につけること。自己実現への道を歩いている人は本当にたくましく明るく元気です。人の顔色を見て生活すること程、馬鹿馬鹿しいことはありません。堂々と生きていると周囲に素敵な友達が沢山出現してきます。:<自分を肯定してくれる人、否定する人:240-2>:

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自分を肯定してくれる人、否定する人

2009年04月23日 | 第7章:自分を知る方法
家庭の環境は人生を支配しています。どの家庭も案外厳しいのですが、子供時代は別として、大人になってもまだ否定しあう家庭ですと色々問題が出てきます。どんな言葉が出てきても、いきなり否定せず、いったん受け止めて、そのあと自分はこう思うと自分の意見を堂々と言う雰囲気の家庭なら人はのびのびと成長していきます。社会で自分が所属しるコミュニテイでも同じです。自己開示すると緊張する場所、逆に開放されていく場所、それにより人生での幸福感が支配されてきます。しばらく、自分を肯定してくれる人、否定する人が人生でいかに恐ろしい影響を与えるかを思索していきます。
:<自分を肯定してくれる人、否定する人:240-1>:

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不思議な人

2009年04月22日 | 第7章:自分を知る方法
人生色々ですが、いつお会いしても明るく元気な人がいます。無理をして笑顔を浮かべているわけでもなく、いつも爽やかに元気なのです。いろいろと研究するのですが、その生命力はどうも神様からのものらしい、つまりカリスマなのです。心にわき出す喜びを素直に表現し自分の希望を悔いなくイメージしつついろいろと挑戦しています。成育史が違うので喜びは人により相当違います。自分の喜びを思考と感情と行動で感じ取れる人はこの世の宝かもしれません。カトリツクでは三位一体という神概念がありますが、特にその聖霊は人類を勇気づけます。この宇宙に働く聖霊をもう一度考えてみたくなりました。どんな植物にもどんな動物にも生きとし生きる全てのもにに働きかけている聖霊とはどんなものでしょう。
上智大学神学部教授のP・メネシエギさんの著作<父と子と聖霊>は非常に優れた本です。この本を愛読していくとこの人生と宇宙が愛おしくなつてきます。:
<喜びと抑圧:239-5>:

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健康な居直り術

2009年04月21日 | 第7章:自分を知る方法
日本語の<居直り>と言う言葉は案外警戒されている言葉ですが、人生を明るく元気にたくましく生き抜くにはこの警戒されている言葉<居直り>が一番良い言葉のようです。倫理道徳、隣人愛、優しさ、親切という概念に固執している人々が何故、入院してくるのでしょうか?人間は精神病院に入るほど、悩んではいけません。上手に居直れば人はたくましく生き抜く力を神様から与えられています。健康な居直りとは自分の考え方を信じて堂々と生き抜くことです。自分を何故信じられないのか、一人で考えても難しいので生き甲斐の心理学を学びながら勉強仲間と会話することが一番効果があります。:<喜びと抑圧:239-4>:

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A子さんは何故、死の恐怖を希望に変えられたのか?

2009年04月20日 | 第7章:自分を知る方法
自分の死をいつも恐れていたA子さんが何故、希望に置き換えられたのでしょうか?健康な人でも、終末治療中の患者さんでも、自分の死は誰でも怖いものですが、健康な恐怖感と病的な恐怖感は明らかに存在しています。どこからどこが健康、病的か、と言いますと、身体症状(食欲などの本能、生き抜く力、自殺願望、自律神経症)で判断します。死の恐怖を軽減する方法は信仰しかありません。心理療法では無理があります。最終的には伝統ある数千年の歴史を持ち、優れた大学で講座をもつような宗教でないと、とかく問題があります。さて自分の死の恐怖をフォーカシングで焦点づけに成功したA子さんは、何故自分の死が怖いのか、その感情をあぶり出す勇気があったせいで、その恐怖感情の意味を悟り信仰を得て今は、健康な死生観を持ち、永遠の生命に期待をかけてたくましく生き抜いています。:
<喜びと抑圧:239-3>:

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人は喜びを抑圧する!

2009年04月19日 | 第7章:自分を知る方法
子供の頃は素直に喜びを表しますが、大人になり社会に入り、あまりにも不幸な人々を周囲に見るようになると、何故か、遠慮して素直に喜びを表現しなくなります。教養と倫理道徳がそれに加えて益々周囲に気配りをさせます。感情は遠慮会釈なく湧き出すもの、大脳も身体もそのように出来ていますが、感情を抑圧し、心と身体の喜びや感動を抑えると自律神経が痛み出します。その為に神経症、精神病、人格障害がいつの頃からか人類社会に出現してきます。生きる喜び、生き甲斐を意識する習慣もこのところ何故か口にしなくなっています。愛という言葉、生きる喜び、生き甲斐と言う言葉、どれもきざだなあ、と言われるようです。人生で一番重要なもの、それは生きる喜び.それを抑圧していくうちに、どれが喜びか分からなくなります。更にどれが不安の材料かも識別できなくなります。そこでフォーカシングの登場です。いくつくらい不安、気がかりな事柄があるのかを意識して数えだす作業がフォーカシングの第一作業となりますが、ヒトによっては不安材料を幾つ持って自分が生きているか分かっただけで元気になる人もいます。不安材料が幾つあるか意識しない人がカオスの世界で混乱していきます。
:<喜びと抑圧:239-2>:

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フォーカシングの効果

2009年04月18日 | 第7章:自分を知る方法
ユージン・ジェンドリン理論である<フォーカシング>の応用方法は人により相当違いますが、私は大学病院では相当便利なものだ、と感心していました。現在でも心理療法によく使います。日本人は俳句、和歌が好きなので、感情の焦点づけ(フォーカス)は欧米の人より上手に使いこなしています。俳句(5,7,5)という短いフレーズに自分の感情を表現することが精神衛生に非常に良いのです。この便利な方法についてしばらく考えてみましょう。もやもやした嫌な感情を短い間に解決してしまうこの手法は意識すると自分の人生がどんどん開けていくのを感じます。何故このように効果が高いのか、思索してみましょう。
:<喜びと抑圧:239-1>:

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何故、無意識の世界を研究するのか?

2009年04月17日 | 第7章:自分を知る方法
無意識や深層心理を研究する意味は、人の心をひたすら幸福曲線(平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感)にしたい一念からです。どっちみち、ヒトの深層には善悪の心、とくに悪が存在していることは歴史を見ればすぐわかります。森羅万象の解釈いかんでこの世が美しく見えたり、暗く見えたりするものです。解釈を明るくするためのものが学問です。人を絶望に導く学問は価値がないとは言いませんが、何といつても人を明るく元気に爽やかに生き抜かせる為に学問があります。無意識の世界から善いものを導き出す学問、それが私たちの生き甲斐の心理学という分野です。:<意識、無意識の世界:238-5>:

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長年の不安が彼女の一言で解消したのは何故?

2009年04月16日 | 第7章:自分を知る方法
人は何故死ぬのだろう、と哲学を専攻する大学生のA君は子供の頃から考えていました。悩み深い研究の道を断念し、会社に就職したA君と同じ課にそれほどの美人ではないけれども、何とも心地よく会話が弾むBさんと出会います。好きになると、彼女の吐く言葉が全部気になり知らない話題になると本で勉強しています。好きな人の言葉に支配される自分に驚きます。好きな先生の勉強が好きになるのと同じだなあ、と支配される自分を合理化しています。しかし長年悩んでいた死の問題が彼女の信じる宗教の影響もあり解消していきます。愛の世界は不思議な世界であることに気づきます。信じると見えてくる世界、これも無意識の世界の面白さです。:<意識、無意識の世界:238-4>:

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