生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心のバランスをどう考えるか?

2010年08月31日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心のバランス(思考、感情、行動)を健全に保持する方法は成育史が違うので対処の方法は全部、人により違います。さて人は糧を得る為に働く必要がありますし生きていく必要もありますが、そこで出会う人に時々驚く事が沢山あります。言う事とやることがあまりにも違う人、感情が激しく日々違う言動なので、どうお付き合いしたらいいか、戸惑います。心が安定していないので、言動がつかめません。すぐ怒り出したり泣いたりします。心のバランスがとれていない人、この心のバランスについて思索していきます。自分の成育史を考えながら自己分析してみましょう。:<心の安定化:339-1>:

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最高の補償行為

2010年08月30日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心の不安を補償行為で解消する最高の方法は祈りです。間違いありません。宇宙を創造し維持しているサムシンググレートに向かい祈り求める事。結果が出ようとでまいと、とにかく希望をもってサムシンググレートに向かい<この不安は何でしょう、この不安を取り除く努力をしますので、その方法を教えて下さい>と祈り続ける人としない人の人生は大きな違いが歴然と生まれています。10年単位でこの祈りの効果を思索してみましょう。10年単位です。神経症、心の病を持つ人の共通点は瞬間に全てが癒される事、幾つもの問題が同時に解決することを期待している事、これが病気なのですが、10年単位で物事を思索する事も必要。10年前の自分よりも今の自分は想像を超えた幸せに生きています。これは祈りの効果です。:<何を補償するかで人生が決まる:338-5>:

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八つ当たり

2010年08月29日 | 第8章:心をのびやかにする方法
自分の不安を八つ当たりで解消する傾向の人が身近にいませんか?意識して八つ当たりすれば、その人は本当に厭な人です。無意識で八つ当たりしている人は可愛そうな人なので何故、八つ当たりするのか機会があれば教えてあげないと人生が破壊していきます。心の不安感はいつも意識し知覚していないと八つ当たりで生涯が終ります。<八つ当たりが補償行為>の人間にだけはなりたくありません。心の不安を補う営みが14ありますがその内容は<抑圧、抑制、昇華、合理化、感情転移、置き換え、知性化、退行、逃避、同一化、摂取、投影、反動形成、補償>の14です。この14の防衛機制を375回にわたって身近な例を書きながら2009年8月29日から語り続けてきましたがそろそろ終わります。理解していただいているといいのですが。:<何を補償するかで人生が決まる:338-4>:

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苦々しい過去の思い出

2010年08月28日 | 第8章:心をのびやかにする方法
誰にでも苦々しい過去の思い出があります。思い出しただけで腹がにえかえり復讐に燃える不幸な自分がいます。生涯忘れられないもの、解釈いかんでは幸福感に変身するもの、色々です。小学生、中学生、高校時代の楽しい思い出もあれば、その頃の苦々しい思い出もあります。長い人生の中で青春時代、心に傷ついた過程は、社会に入っても傷ついていく過程が何となく似ているのに気づいた人は幸いです。傷つく過程は成育史の関係で似ていますので自分の傾向を見つけましょう。そうすると逞しく生き抜けるようです。傷つく傾向に気づかない場合は同じ繰り返しとなり悔いを残します。虐められたらその場で逆襲すること、泣きねいりは禁物。虐めたら謝る事。自分のプライド、かちんとくる内容を時々検討しないと愚かな傷だらけとなりそうです。:<何を補償するかで人生が決まる:338-3>:

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理想の異性像

2010年08月27日 | 第8章:心をのびやかにする方法
異性に憧れる精神作用は重要でどの時代でもこの作用が人類社会を動かしてきたようなところがあります。魅力という作用も非常に面白いし、この魅力がまた人生に生き甲斐を与えてくれています。どんな理想像かはその男女の成育史で違いますので、他者には理解不能。多数の男女の結婚式で参加者は何故、と色々考えさせられます。そこが面白いところで、他者には本当に理解できない領域でもあります。この理想の異性像の内容で人々は生涯、仲良く連れ添ったり早々離婚したりして生きています。同じ信仰に生きる男女が確立的に案外幸せなのは魂の追求があるからでしょう。異性の同志を決めるときは、何のために生きているのか、生き甲斐は何か、自分を大事にするとはどんな事か、を話合える異性が大事なようです。:<何を補償するかで人生が決まる:338-2>:

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私を不幸にした<理想像>

2010年08月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
理想は人を幸せにするはずですが、どっこい逆な場合があることを、若者は体験していくようです。自分の実力をいまだ知らない若者が、それなりの理想と志をかかげて社会に突入していきます。私のその一人で理想を追求して<清水の舞台から飛び降りた>経験は案外沢山ありました。自分も挫折し周囲にも迷惑をかけました。今、そのころを回想すると冷や汗が流れます。皆様、申し訳ありませんでした。何を補償するかで人生が決まります。心の不安を補う補償、という精神作用は防衛機制の一つですが、その補償として理想、志、という領域もあり、一見素晴らしく見えますが、理想の追求、志の追求は、ときどき、立ち止まり、点検する必要があるようです。:<何を補償するかで人生が決まる:338-1>:

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マスコミからの影響に感情を過剰支配されないように!

2010年08月25日 | 第8章:心をのびやかにする方法
インターネットニュースや新聞、テレビ、週刊誌の重要性は無視出来ませんが個人の感情生活で、幸福感、不安感を、それらマスコミに支配されるのは馬鹿馬鹿しいものです。<今日という貴重な一日>を、しかも感情的な領域でニュースに支配され、影響されるのは自分を不幸にしていきます。それよりも、家族の一言、近所の知人の微笑み、好きな音楽や読書からの幸せ感、それを大事にしていればいいものを、マスコミやインターネットの空しい情報に左右されている自分に気づくとき、はっとして気分を取り直します。今日の気分だけは自分の知恵で、明るい感情、生きる喜びをねん出したいものです。それでなくても人生は案外厳しく、不安だらけ。その不安をさらに助長するようなニュースを心に取り入れる事だけは避けたいものです。:<上手な補償方法:337-5>:

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愛の孤独感を補う方法

2010年08月24日 | 第8章:心をのびやかにする方法
理想的な愛の人はこの世にはいないでしょう。絶対の愛である神様を除き人間としての限界の中での素晴らしい愛の人は難しいようです。生涯、その愛の人に出会わないで死んでいく事例もまた多いようですが、そんな場合でもあきらめる必要はありません。とりあえず愛の孤独感を乗り越える必要条件は<愛される>こををあきらめること。その代わり<愛する>ことが先決なようです。愛の人とは中々出会えないので好きな旅を愛するとか、好きな勉強を見つけ地味に永続してその勉強を愛するとか、好きな絵、音楽、かわいい動物を愛する事が大事なようです。私たちの生き甲斐の心理学を学ぶ同志は性格も違い考え方も違うのですが同志の集まりの勉強会は不思議な愛の世界を醸し出していますが、この愛は何でしょう? 自分と他者の生き甲斐探求の同志は爽やかで暖かい友情に支えられているようです。
:<上手な補償方法:337-4>:

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不満の原因を探る方法

2010年08月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
イライラしている自分に気づく人は幸せです。気付かないで八つ当たりをしているのが普通の人間だからです。八つ当たりされる相手はたまりませんが、周囲にはこの事例ばかりです。さて、たまたま何故、と気付いた人が自己分析する必要がありますが、この自己分析の方法が本屋さんに万と沢山の書物が売られています。それをこのブログであえて書こうとすると、10-30代の男女は罪悪感、自己混乱感、孤独感を背景にした<愛の孤独感、技能などの専門知識の欠落、何のためにいきているのか>という問題に絞られます。この欠落した部分をなんで補うかは、もう教科書はありません。良い相談者(説教タイプはだめ、答えを共に探してくれる心理療法家が良いでしょう)が一番大事です。どんな場合も答えは本人の中にありますから。:<上手な補償方法:337-3>:

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何が不満なのかわからない人々

2010年08月22日 | 第8章:心をのびやかにする方法
世の中には<何が不満なのか、わからない人々>が沢山います。分かるのはただイライラだけです。イライラの原因は大きく分けると3つの領域から生まれてきます。魂、成育史、身体の3つです。魂からの囁きは<何のためにいきているのか?>という囁き、成育史からの囁きは過去の体験からくる囁き、身体は生理現象という囁き。このイライラの原因を知るのは生き甲斐の心理学を勉強する必要があります。知は力なり、と昔からいいますが、この生き甲斐の心理学は欧米で発達した心理学の基礎原理を日本文化の中でも分かりやすく解説した本です。結論を言えば、自分が何の為に生きているか、その答えをまずは自分の中から見つけ出す方法が書いてあります。最初は難しいかもしれませんが再読している内にこれが自分の中にある答えだ、と何となく見えてくるように書かれています。イライラの感情は自分の生き甲斐の方向を示唆する大事なシグナルです。:<上手な補償方法:337-2>:

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<補償>という防衛機制を上手に応用する

2010年08月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心の中の不満を何かで補って生きていかないと不満が爆発します。例えば長年、連れ添った妻が夫の定年退職金をそのまま頂いて夜逃げしたケースが案外沢山あるのです。子供も沢山いるのに突然姿を消す悲劇は人生の最大の哀しい出来事です。夫は何故?と苦しみ、子供たちも苦しみます。逃げ出した妻の言い訳は長年、忍耐に忍耐を重ねてきたので当たり前だ、というのです。もし自分の不満を<補償>という精神作用を利用して生きてきたらこんなにも大きな大事件に至らずにすんだかもしれません。しばらくどうしたらこの大爆発が防げるか、補償の方法について思索します。<上手な報償方法:337-1>:

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ほどほどの愛

2010年08月20日 | 第8章:心をのびやかにする方法
人をすぐ軽蔑したり、笑ったり、馬鹿にしたりする人がいますが、その理由は良くわかりません。その人の生育史が原因しているこはわかりますが、明確な事はその人はたぶん、自分の描いている理想から人を見ているのでしょう。賢い人なら自分の愚かさを良く知っているので、そう簡単に人を軽蔑しません。さてどれだけ周囲の人を大切にしたらいいのか、難しいところですが、今までの人生経験によれば、ほどほどの愛、ほどほどの親切だけで日常生活は十分なようです。いざ一番という困難な時に愛する人の為に全力投球をすればいいのですが、このいざ一番、という契機はそう沢山ありません。その内、気が変わっていたり、相手がいなくなっていたりするのが人生のようです。人を愛さないと本当の幸せは得られないのは十分、わかっているのですが、そうこうしている内に人生が終わりそうです。永続する愛ほど<ほどほど>がいいようです。永続は力なり。:<大きな嘘:336-5>:

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私は弥勒菩薩よ、私はマリアよ

2010年08月19日 | 第8章:心をのびやかにする方法
親しい人々には出来るだけ親切に優しくありたい、と思うのは人情の常ですが、私を含め、時々自分に対して嘘をついてしまいます。無理をして相手に優しくしようと願う心が逆に段々と自分を不機嫌にしていきます。相手にしてみれば、今まで親切だったのに急に不機嫌になつていく姿は、大きな驚きで、どうしたんだろう、と悩みます。無理をして相手の気持ちに沿うと、このような不安定な、いやな雰囲気が流れだします。段々と自分を不機嫌にさせるような受容は禁物です。極め付きが俗称<救世主病>と言われていますが、実力を超えた他者支援が生活習慣病的になり異常な領域に発展していき心の病気へと変質していきます。折角の優しい心が病理に発展しないように身の丈に合った親切をしたいものです。
:<大きな嘘:336-4>:

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1973年ブエノスアイレスの暴動事件

2010年08月18日 | 第8章:心をのびやかにする方法
ブエノスアイレスでの陸軍と市民の肉弾戦の折、偶然、その渦中に巻き込まれました。機関銃が飛び交う中を無事に逃げ出せましたが、その折、自分は軍人の息子だ、見苦しい死にかただけは避けよう、と思いながら市民とともに逃げ回った記憶があります。軍人の息子だ、という意識は今でもあります。死ぬまで消えないでしょう。良い意味でも悪い意味でもこの思いは私を生涯支配しています。こうありたい、という思いが人生での色々の選択肢の場面で自分に大きな嘘をつかせたり自分の本音を曇らせたりしています。良いか悪いかは死んでみないとわからないようです。軍人の息子というセルフイメージは私を激励もしましたが過大な重荷を私に負わせ、自分を危険な仕事に追いこんでもいたようです。しかし今から思うと悔いはないようです。:<大きな嘘:336-3>:

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爆弾三勇士

2010年08月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
10歳も年上の兄が子供のころ、重巡洋艦<足柄>の副長をしていた父が航海を終えて帰宅すると兄が枕を抱えて<やられたあー>と父の前で当時流行していた<爆弾三勇士>を良かれと思って演ずると父親が哀しがり不機嫌になり困った、と母が嘆いているのを思い出しました。海軍の軍人である父親の気持ちもわかりますが軍人が嫌いな兄の気持ちもわかります。こうして同じ軍人の家族の中でも二人の姉と両親の関係、末っ子の私と両親の関係、それぞれ違うので両親の影響は4人は、それぞれ受けるんですが人生観は別々に育っていきます。反動形成もあれば抑圧もあり、軍人の家庭では得られない別な夢を追求する4人の子供たちは<補償>という精神作用に支配されながらそれぞれ別な人生を歩みだしていきます。私も反動形成と補償という防衛機制の働きから私の人生が形成されてきました。改めて人生の流れは両親の影響が大きいと驚いています。:<大きな嘘:336-2>:

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