かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中国の国産旅客機とは、なんて恐ろしい乗り物なのでしょう。

2015-11-02 23:15:49 | Weblog
 昨夜からの雨が午後遅くにようやく上がったかと思ったら、また今頃になって強めに降り出してきました。前の雨が移動性低気圧の前面に張り出している温暖前線で、今の雨が後からついてくる寒冷前線による雨なのでしょう。ということは、明日からは一段と寒く冷え込んでくるのでしょう。昼間は日が出ればそこそこ暖かくなるはずですが、さて、晩秋の休日はどうなりますことか。

 さて、昨日はロシアの旅客機が墜落、というニュースでしたが、今日は、中国初の国産中型旅客機が完成、上海でお披露目された、というニュースを見ました。C919という名前で、座席数が150席から180席。ボーイング737やエアバスA320などと競合する規模の旅客機だそうです。製造元の中国商用飛機有限責任公司は、まず中国国内の航空機需要の取り込みを狙い、すでに国内外の21社から517機受注しているとのこと。このうち国外はシンガポールとアメリカの会社だそうですが、ということは、アメリカの型式証明を受けている、ということなはずなので、少なくともアメリカ当局が国内での飛行を認めるくらいの一定水準以上の飛行機にはなっているのでしょう。ただ、型式証明用の機体と量産する機体の出来が同じと信用して良いのかなど、中国、という国につきまとう不信感や不安定感が、この飛行機が空を飛ぶことに強い忌避感を覚えてしまいます。一応エンジンは海外製だそうですが、将来的にはエンジンも国産化を目指して開発中とのことで、総中国製となると、ますます不安が募る仕様です。結局そんな不安は出来物の安定運行とか事故率の低さで証明し克服していかねばならないはずなのですが、果たしてそれが中国に可能なのかを判断する試金石になるかもしれません。
 
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