かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

どうして高速車が多い見通しの良い道路で、対向車を見もせずに右折したりできるんでしょう?

2023-10-18 19:53:31 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は11.8℃、昼の最高気温は25℃、五條市の今朝の最低気温は10℃、昼の最高気温は24.3℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がり、放射冷却が効いたのか朝は随分冷え込みました。五條市は10℃を割り込んだんじゃないかと思っていたのですが、ギリギリで踏みとどまった感じです。明日も好天気が続き、雨の前とあって日中はかなり蒸し暑さを覚える気候になりそうです。10月も後半に入ってきてますが、1ヶ月ぶりくらいに暑さでへたばりそうな感じがします。無理しないようにしたいところですが、こんな日に限って朝から出ずっぱりの仕事が控えているのでしょうがないですね。

 さて、今日の午前9時ころ、奈良県橿原市のバイパス道路で、遠足に向かう小学4年生ら37人を載せた観光バスとワンボックスカーが交差点内で衝突しました。バスが直進、ワンボックスが右折進行で、いわゆる右直事故と言われるやつですが、現場は非常に見通しがよく、よほど無理やりワンボックスが割り込んで来たのであろうと思われる事故でした。幸い重症者はありませんでしたが、バスはフロントガラス左側が割れて散々な状態ですし、男女児童15人と同乗していた教員1人が負傷しているとのことですから、せっかくの遠足が台無しになってしまったのがなんとも罪作りな話です。それにしても、現場は私も日常的によく通る道路ですが、交通量は多いものの見通しは大変良く、交差する道路も片道2車線のそこそこ走りやすい道路でちゃんと右折信号もある、そう簡単に事故が起きるような場所ではありません。何故事故になったのかと思いましたが、その後の警察の調べで、ワンボックスを運転していた73歳の男性が、前の車が右折するのに漫然と付いていって対向の直進車を観ていなかったと供述しているとの報道を観ました。バスの直進方向は京奈和自動車道に直結しており、混雑していなければかなりの速度で車が通過する地点です。時間帯からすると朝のラッシュが一段落してそこそこ混み合いながらも十分速度に乗って走ることができる状況であり、そんな道路直進してくる対向車を見ないで右折するなど信じられないほどの愚行ですし、そもそも右折しながらでも左側からくる大型のバスを見落としてしまうのも難しいでしょう。それでもこうして事故を起こすのですから、この運転手は相当運転技量が衰え、視野狭窄に陥り、まともに周囲が見えてない状況だったのでしょう。そんな人間に自由に外を走ることを許している現行の免許制度は、やはり考え直さないといけないのではないかと思わざるを得ません。ただ、最近は信号通過のルールが随分蔑ろにされているようには感じます。黄色に変わった時点で速度が乗っていて停止できないから仕方なく交差点に侵入して通り抜ける、というのは十分理解できる話ですが、最近は交差する道が青信号になるまでに通過すれば良いとばかりに赤信号に変わっているのに無理やり加速して交差点に侵入してくる車がやたら目立つ気がします。私が観ている印象ではそういう運転手は大抵女性かお年寄りなのですが、もはやマナー教育などではこの手の輩を矯正することは不可能ではないかという気がしてきました。街中で監視カメラが普及しているのですから、こういう輩は片っ端から取締対象にして切符を切ってやれば警察の業績も随分と上がり、道路環境の安全も向上するんじゃないでしょうか?

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