かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

明日の寒波で関東地区の電力需給が逼迫、危機的状況にあるそうです。

2022-03-21 20:22:14 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は4.2℃、昼間の最高気温は13.8℃、五條市の今朝の最低気温は2.9℃、昼間の最高気温は13.7℃でした。今日は昨日よりは良い天気といえましたが、それでも相変わらず雲の多く日差しが届きにくい一日でした。明日は気温低めで冷たい雨の予報が出ており、明後日も雨の予報で、天候回復は水曜日になる模様。その後は暖かくなってくるようなので、暑さ寒さも、も数日遅れでようやく安定する模様です。

 さて、東京電力が、明日22日の電力需給が「非常に厳しい」という見通しを出し、不要な照明の消灯や暖房設定温度を下げるなどで節電への協力を呼びかけました。この16日に発生した地震の影響で管内の火力発電所が一部運転停止しており、そこに寒の戻りの冷え込みが来ることで、暖房需要が急増、ピークは午後4時から5時で予想使用率「97%」とほとんど余裕が無い状態になるとの見込みです。
 ただでさえロシアの戦争で燃料費が高騰している最中、電気も止まってしまいかねないというのはなかなかに厳しい状況です。しかしそれならあちこちで未だ動いていない原子力発電所をとりあえず動かせばいいと思うのですが、色々政治的な事情もあってか、現時点で稼働している原発は西日本の10基(6基は点検中で停止状態なため実質4基)のみと基幹電力としては全く当てにならない状況です。原発はできるだけ早い機会に廃止すべき発電施設であるとは私も思いますが、色々環境が整うまでの一時避難的な稼働はあってしかるべきであろうと思います。少なくとも、田舎の畑や山の斜面を覆い尽くす太陽光パネルなどよりよほど安心して使える発電施設ではないでしょうか。とはいえ明日すぐに間に合わすこともできないでしょうが、今年の夏もし猛暑になるとしたら、たちまち危機的状況に追い込まれることでしょう。どうも昨今は何かにつけて随分と遅れてから場当たり的で近視眼的な対応となる印象が強く感じられるのですが、すでに4,5ヶ月後確実に予測される夏の電力不足についてくらいは、きちんと対応できるよう早め早めの手当を関係各位には願いたいものです。

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