かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

小沢一郎氏の都内での講演会って、どれくらいの人が聞きに行くんでしょうね?

2022-03-12 21:23:37 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は9.3℃、昼間の最高気温は21.2℃、五條市の今朝の最低気温はー6.2℃、昼間の最高気温は21.2℃でした。今日はやや雲多めでしたが、朝から晴れて気温がどんどん上がってついに20℃を超えました。朝の最低気温もついこの間までの最高気温相当ですから、本当に暖かくなったものです。明日も今日と同じくらい暖かくなる予報ですが、来週は雨晴雨と短い周期で天気がコロコロ変わる週になるようです。冬と春の空気の最後のせめぎあい、と言ったところでしょうか。
 
 さて、立憲民主党の小沢一郎氏が東京都内で講演し、何故立憲民主党が低迷して国民の支持が得られないのかを論じたそうな。小沢氏いわく、
「今、立憲民主党が掲げているのがジェンダーとか多様性とかの尊重で、それらはどういうことなのかほとんどの人がわからない、そんなわからないことを政治家が言ってもしょうがない。自分だけがわかったようなことを言っても聞いている人が全然分からないのでは意味がない。国民にはわかりやすい話をしなくてはならない。」
「なぜ、国民の期待感が盛り上がらないのか。それは国民の胸にピンとくるような主張、分かりやすい訴えをしないからだ。」
なのだそうです。
 まあなんとも国民を馬鹿にした話だと思わないでもないですし、わかりやすく主張するなど政治家として当たり前の仕事だろうに今更何を言っているのかと思ったりもしますが、それはともかく、今の立憲民主党の低迷は、そもそも前身である民主党時代に、さんざんわかりやすく耳障りの良い話を公約として大風呂敷を広げるだけ広げておいて、結局何一つ実現できずに国民生活を混乱に陥れた末、東日本大震災から原発事故の未曾有の危機に対応を誤り、政権を投げ出すに至ったことをきちんと反省しないままでいること、更に政策論議よりスキャンダルに明け暮れ、二言目には政権批判しかしない非建設的な発言に終始する態度、しかも批判してみればきっちり鏡を見ろと皆から言われるブーメランになって自分に刺さるというお家芸。それら数々の不祥事についてきっちり反省と分析をして改革を進めていればよかったのに、それを怠り、真摯に政治家として活動しなかったせいであろうと思います。たもとを分かった国民民主党が、国民生活第一に議論を進めて政権に揺さぶりをかけ、自分たちの主張をしっかり届けて通そうと努力している姿が見えるだけに、共産党との離合集散ばかりが話題になるような何がしたいのかさっぱりわからないところにどうして支持が集まると思えるのかが不思議です。本当にこの集団は日本のための、国民のための政治をする「政党」と言えるのかどうか、そんな政治家として根本的な存在意義が、今国民から問われているんじゃないでしょうか。
 今のところ、立憲民主党のわかりやすい主張は「政権批判」以外ありませんから、もし他になにかあるのだとしたら、小沢氏含めて皆さんもう少し考えて話をしないといけないと、私などは思います。

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