かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

人工知能がヒトを凌駕するという割と陳腐なSFも、専門家からすると結構身近な脅威なのだそうです。

2014-12-09 21:48:24 | Weblog
 昨日の風邪模様の体調は、一夜明けてかなりスッキリ気分が良くなっておりました。昨日は大事を取って、風呂は短めにさっと済ませて湯冷めせぬうちに10時半には床に入り、朝6時半までぐっすり熟睡という、とにかく休息あるのみで過ごした結果、なんとか大事に至ること無く状況を収められたみたいです。とは言えまだ完全とは言いがたいですから、油断したらまたぶり返して簡単に悪化していくに違いありません。少なくともあと2日位は無理せず過ごすよう心がけねばなりませんね。

 さて、50年も前に筋萎縮性側索硬化症を患いながらも生き残り、今も現代物理学をけん引する車いすの科学者、スティーブン・ホーキング博士が、近年進展著しい人工知能について、「完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある」、「ひとたび人類が人工知能を開発してしまえば、それは自立し、加速度的に自らを再設計していくだろう」という見解を、BBC(英国放送協会)で語ったとのことです。SFではおなじみのシチュエーションで、さすがSF好きを公言する博士の話だと思いますが、さて、本当にそのような事態に到達するのか、という点では、専門家の間で意見がわかれているのだそうです。博士の提言に全面的に賛同する人もいれば、まだまだおよびじゃない、と当面は可能性は低いとする学者もいますが、ただ、博士の説に否定的なヒトも、数十年後などのそれほど遠くない将来においては、人工知能がヒトを凌駕する可能性を否定していないみたいです。数十年後というと、順調に血が続けば私の曽孫が成人するかしないか、という頃だろうと思いますが、さすがにそれだけ先となると私がどうこう言ったところでどうなるものでもなし、その時の世代の責任において、対処して欲しいと願うばかりです。唯一心残りは、多分自分がそのような世界の展開を見ることもできないという事ですが、この後20年位の間に医学が急発展して、私が寿命を迎える前にアンチエイジング技術が完成して寿命がもう何十年か延伸したら、人工知能がヒトを凌駕する瞬間を見られるかもしれません。まあまずそれは無理っぽいので願望だけ垂れ流しておくと、その時の人工知能はできれば「HAL9000」みたいなのではなく、「アナライザー」みたいのであって欲しいと願うばかりです。

コメント
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