かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奈良県に、もみじの専門公園がオープンしました。

2013-04-28 22:44:20 | Weblog
 今日の仕事は、奈良県の東、宇陀市菟田野区という所に本日オープンした、『奈良カエデの郷ひらら』の開園セレモニーに列席するのに出向くことでした。内外のカエデ1200種3000本以上の形も色も様々なカエデが、旧宇太小学校跡地を改装した園内にところ狭しと植え付けられ、木造建築の旧校舎をそのまま生かしたレストランや特産品販売コーナー、1万冊を超えるカエデ関連書籍などの資料を展示・閲覧できる図書室なども設けられた、恐らく我が国最大のカエデ専門施設です。すぐ隣に、国宝である、隅木入春日造の本殿を構える宇太水分神社(うたみくまりじんじゃ)があり、一頃に比べると道路事情も随分良くなって、桜井市の談山神社や長谷寺からも程近い位置でもある、新たな観光名所としてその発展が期待されています。ささやかながらその立ち上げに関わることが出来たことが嬉しくてたまりません。
 今日のオープニングセレモニーは大勢のお客さんで賑わっておりましたが、願わくばその賑わいが末永く続くことを期待してやみません。

 それにしても、話には聞いておりましたが春に美しく紅葉するカエデがあるんですね。カエデの紅葉といえば秋、が常識というか定番ですが、ここは「春の紅葉」こそが美しいのだ、とこれを売りにすることを宣言されています。確かに、秋と違って真っ赤な葉だけでなく、新緑のみずみずしい緑や黄色など様々な色合いのグラデーションが楽しめるのは、春だけの特権なのでしょう。本邦であまり例のない面白い植物公園です。是非行って損はないと思いますよ。







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