かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ノーベル賞で唯一疑問に思うこと。

2012-10-11 21:52:08 | Weblog
 今日は曇りがちの一日か、と思いきや、夕方には冷たい雨が結構しっかりと降って来ました。気温も一段と下がった感じがして、今までの格好だとかなり肌寒さを覚えます。今年の秋は中々涼しくならず、何時まで経っても厳しい残暑が決まり文句になっておりましたが、冬の訪れもひょっとしたら異様に早くてただでさえ短い秋が更に削られる、なんていうことになったりするのかもしれません。

 さて、そんな今時の話題の一つにノーベル賞がありますが、村上春樹氏がノーベル文学賞をのがした、というニュースを読みました。受賞は中国の莫言氏というヒトらしいですが、まあ基本的に私自身にはどうでも良い事ではあります。ただ素朴に気になるのは、なんでノーベル賞に文学やら平和などというような訳の分からない賞が設けられているのか? という点です。まあそれもノーベルの遺志、ということだそうなのでしょうがないといえばしょうがない話ではあるのですが、文学があってなぜ音楽や絵画、演劇などの芸術、スポーツなどの分野が無いのか、とか、平和賞なんて中には佐藤栄作とか金大中とか噴飯物のものも混じっていたりして、客観的な業績を元に評価され、後から後ろ指さされることがまず無い自然科学分野の諸賞と比べるとあまりに内容が怪し過ぎるきらいがあります。芸術分野については、ノーベルが文学以外興味がなかったから、という事らしいですが、平和賞なんて拡大解釈もいいところで色々なヒトや団体に授与してきているのですから、この際財団の意向なりで分野を拡大するなり、あるいはもうさっぱり止めてしまうなりしたらどうか、と思います。そういう議論は、財団の中であったりはしないのでしょうか?
 
コメント
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