国の総理大臣が懸念を表明しましたが、粛々として都は条例案を可決したとのことです。

　胃潰瘍には早寝早起き、と昨日は22時には布団に入り、すんなり寝てしまったのですが、４時には目が覚めてしまいました。いくら早起きでもこんな早くから起きたら一日とても持ちません。それに何より寒いので、そのままぬくぬくと二度寝を楽しもうと思ったのですが、休日ならあっさり意識が落ちて夢うつつを楽しめるところが、なぜか目が冴えてなかなか眠ることができません。それでも、起きるよりは寝転がっている方が身体も休まるだろう、と時折寝返りを打ちながらごろごろしてましたら、５時過ぎになってようやく眠気が訪れたようで、６時の目覚ましではっと意識が戻りました。そんなだったせいか、今はすこぶる眠気が強いです。
　一方胃の具合はさほど変わったようには感じません。医者によると、即効性のあるＨ２ブロッカーと比べて、プロトンポンプ・インヒビターは効果が実感できるまで少し時間がかかり、潰瘍なら、大体薬を飲んで３日目位に効き目が現れてくるだろう、との話でした。それからすると、明日にはもう少しはっきりと胃の復調を意識できるのでしょう。完治には程遠いとしても、胃の不快感が消えるのは大変ありがたい話なので、早く顕著な効き目が現れて欲しいです。

　さて、運命の１５日。東京都の二次元規制条例は、大方の予想通り賛成多数で議会を通過してしまいました。所詮条例ですので効力は東京都だけのはずですが、他にも右に習えとやる府県が出てくるかもしれません。
　一方で首相が自身のブログで「今、青少年健全育成に関連して『東京国際アニメフェア』の開催を心配する声が上がっている。青少年育成は重要な課題。同時に、日本のアニメを世界に発信することも重要。『国際アニメフェア』が東京で開催できない事態にならないよう、関係者で努力して欲しい」と東京都の条例に懸念を表明されていました。もっとも、イワンとしていることはハシにもボウにもかからない単なる懸念に過ぎず、ただ関係者に努力してくれ、と言っているだけなので、かの都知事はたぶん全く関心を寄せることも無く、己が道を驀進されることでしょう。
　それにしても、首相自身はジャパンブランドとしてこれら産業を認めているようですが、この方、これまでアニメ見てるとか漫画が好きだとかいうような何らかの発言をしたことがありましたっけ？　まあ産業として大事だと言っているわけで、ご本人がそれらの中身に堪能である必然性は特に無いわけですが、なんとなくとってつけたような言及に見えたのが気になりました。アニメや漫画の推進を司っている経産省や文化庁から何か進言でもあったのでしょうか？