ISOな日々の合間に

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LED電球比較

2009年08月10日 | 雑感
SHARP製LED電球が届いたので早速テストやデーター比較をしてみました。

エコワット比較:5時間連続点灯後のデーター
結論:LED電球の定格消費電流が4.1Wであり、待機電力並みに小さい。エコワットの説明書には待機電力の測定には適していないとある。誤差が大きくなるからである。従って、下記データーをとっては見たが、参考にもならない。

単にやってみたというだけのデーター
40Wの白熱電球と40W相当のLED電球をそれぞれ5時間連続点灯後のデーター
白熱電球:0.19kw、LED電球:0.13kw
もっともっと差が出るはずですが・・・。
正確に比較するには精度の高い計測器が必要でしょう。
因みにエコワットの定格消費電力は1wとのこと。

そこで、手持ちの3種類の電球のカタログ値を調べ比較しました。
白熱電球:東芝ホワイトランプ、40W型、重量30gr、定格消費電力36W、485lm
電球型蛍光灯:東芝 EFA10EL/8-R、40W相当、重量50gr、定格消費電力8W、485lm
LED電球:シャープ DL-L401N, 40W相当、重量118gr、定格消費電力4.1W、340lm

<参考>LED電球:
東芝 LEL-AW4N、40W相当、重量データー無し、定格消費電力4.3W、310lm
シャープ製に比べて電力消費量がやや大きく、そのくせ明るくない。
購入対象からはずした。

雑感:
1. LED電球は白熱電球の4倍の重量。ずっしりと重い。半導体の固まりか?それだけ素材が多量に使われていることを意味している。省エネ性は良いが省資源の観点でどうか? 廃棄後の解体容易性や資源回収性は如何?
2. LED電球は水銀レスを謳ているが、ガリウムや砒素を含むのでは?
3. LED電球を長時間点灯しても、電球の温度は人肌程度。これはすばらしい。確かに無駄なエネルギーを熱としては捨てていない。やや暗いが、省エネ性を実感でき、無駄ではなかったと思えるのが良い。 

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