ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

エコ製品がたくさんあるが環境は劣化,この状況をエコジレンマと

2012年12月22日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース121216-121222

◎(経12/22総合2) 日本経済新聞は真相深層欄でCOP18での決定事項が日本の排出枠取引に制約,削減目標達成の目算狂うと,企業も制約 (各政党とも衆議院議員選挙で温暖化対策政策語らず,ただ重視していないことが判明)

●(経12/20夕刊社会17) 愛媛県の三河海上保安署は名古屋のフタムラ化学の田原開発センターを水質汚濁防止法違反容疑で家宅捜査,COD基準の3倍
http://www.kaiho.mlit.go.jp/04kanku/koho/jiken/documents/121220.pdf

○(経12/19企業9) 日本原子力発電は敦賀原発2号機の直下にある破砕帯の追加調査計画を原子力規制委員会に提出,来年2月末めどに調査 (社会問題化している調査をどうして第三者に依頼しないのか)

◎(経12/19夕刊総合2) 国際エネルギー機関は石炭市場の中期展望で世界の石炭消費量が増え続け10年以内に石油消費量と肩を並べると見通し,中印

◎(環12/19表紙1) 環境新聞は建設廃棄物の排出事業者を元請業者に一元化した法改正について自治体を調査,建設工事の定義で国の説明不十分と (小規模工事の判断で現場困惑)

◎(環12/19表紙1) 環境新聞は都市の低炭素化促進法が4日施行され,省エネ住宅に関する手続きの簡略化を受け,各地で条例改正が相次いだと
http://www.mlit.go.jp/common/000231738.pdf

●(刊12/18科学技術16) 東京大学大学院の研究グループは微量ダイオキシンが胎児の精神発達に影響とマウスの実験で明らかにした,母マウスに投与 (毒性発現閾値の10分の1投与)
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/press.html#20121213

◎(経12/18政治4)  原子力規制委員会は原発の新たな耐震基準の審査に敷地内の地下構造を3次元のデータで分析する手法を追加する方針

◎(経12/17環境14) 東北大学大学院の石田秀輝教授はエコ製品がたくさんあるが環境は劣化,この状況をエコジレンマと命名,使用を免罪符化と (モノづくりと生活スタイルの変更をと,ネイチャーテクノロジーをとも。環境ファクターの評価にも問題)

●(経12/16社会34) 原子力規制委員会は日本原子力研究開発機構理事長へ高速増殖炉の保守管理問題で再指導を検討,管理不備は些細との認識で (ハインリッヒの法則(潜在リスクの危険性)知らず。再指導は異例)