ISOな日々の合間に

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懐かしの録音:フェリアーの大地の歌

2008年01月28日 | お楽しみ
この1月上旬の暇なときに図書館で多くのクラッシクCDを借り、WAVファイルとしてリッピングしHDDに保存している。自らの購入分を含め、かれこれ130枚ほどになり、85GB程度になった。

何よりも嬉しいのは、かつて何度も聞いて親しんだ演奏がCDとして図書館に保存されていることです。今回は、懐かしく再開を果たせた代表的な3例を順次メモして置こうと思います。

1. ブルーノ・ワルター/カスリーン・フェリアーによるマーラーの交響曲「大地の歌」:
オケはウィーンフィル。1952年5月の演奏です。この『大地の歌』は演奏そのものの素晴らしさだけでなく、モノラルとしては最上の音質であることでも有名であり、DECCAから何度もCDがリリースされていると言う。CDからコピーした写真はオリジナルLPジャケットの物をベースにしている。
 第6曲「告別」は、この1年半後に41歳で世を去る彼女の悲劇性と重なり、とうとうとしていて、しかし深い悲しみと、ある種の諦念を感じさせる歌に深く引き込まれる。一度訊くと忘れられない演奏である