ナタリーポートマンの主演作が次々と公開されるので、色んな彼女を見ておきたいと思いこの作品も見に行くことにしました。アシュトンカッチャーも好きなので。
ナタリーポートマンって彼女のキャリアを振り返るとすでに娼婦の役とかにも挑戦しているし、丸坊主になってみたりとか、意外に実は結構大胆なことをやっているのですが、どうもワタクシの中ではお堅い才女のイメージがつきまとってしまって、彼女がアシュトンカッチャーとセックスフレンドっていうのがいまいちピンと来ないまま映画を見始めたのですが、やっぱり残念ながらピンとは来なかったかな。なんかナタリーって美人だけど、セックスアピールってやつがなくて。
でも、彼女が演じたエマは医者で恋愛をする時間も惜しいタイプという設定だったので、そのあたりは彼女のイメージに合っていたかも。彼女自身、女優の道に進むか医者になるかなんて言っていた時期もあったくらいだし。エマは実際に恋愛するヒマもないんだけど、それよりもどうやら恋愛に対してものすごく臆病な女性ということらしい。実は“のめりこみ型”のエマは恋愛しちゃったらしちゃったで、相手のことしか考えられなくなるタチだから、そうなるのが怖くて避けているという感じかな。
一方アシュトンカッチャーの演じるアダムのほうは、最初からエマのことが好きでセックスフレンドしていても、彼の場合は身も心もエマに夢中って感じでした。これが男女逆だったら男のほうはすごくヒドイ奴ってことになっちゃうのにねー。
本気で面倒なことを避けたいなら、一人の人とセックスフレンドするんじゃなくて不特定多数としたほうが楽だと思うんだけど、それだとただの"slut"の話になっちゃって全然ラブコメにならないものね…
監督がアイヴァンライトマンということでアダムの父親役にケヴィンクラインが出てくれたのかな。なんか超久しぶりに見た気が。この父親がもう最高に最低な奴で笑っちゃうんですよね。息子の元カノ取っちゃったあげくに真剣に結婚しようとするんだからなー。それも堂々の子づくり宣言まで…あれでよくアダムがマトモに育ったもんだ。反面教師ってやつか。
女の子からセックスオンリーで、嫉妬もなし、束縛もなしなんてオファーをされて、男としては最高じゃないか!って盛り上がってる友達のほうが、実は意中の女の子を真面目にデートに誘って紳士的にエスコートしてディナーに招待して、ちゃっかりゲットしちゃってるというさりげないサブストーリーにアイヴァンライトマンのベテランらしさを感じたりしました。
アシュトンとナタリーの身長差が30cmくらいあるので、ちょっと並んだ時にどうよ?と思っていたら、ちゃんとセリフの中で「彼と並ぶと私が誘拐されているみたい」とネタにしてくれておりました。
まぁ軽いラブコメなので、「二人がくっつくまで」を楽しんで見られればいいんではないでしょうか。
オマケ「今度の金曜日デートしよう」というアダムにエマが「今度の金曜日はヴァレンタインデーだからダメ」というシーンで、「えー今度の金曜日、ヴァレンタインデー???あなた、いまノースリ着てるよ」と変なところに突っ込んでしまいました。いくらLAでもなぁ。周りの人はジャケット着てるよ?と思ったけどなんか西洋の人ってやたらと薄着ですよね。体感温度が日本人とは違うようです。
さぼっていたら下がっちゃいました。
「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます