ここにきて棚卸しのように二軍で調整をしていた外国人選手を引っ張り上げましたが、オルモス、ドミンゲスともに終わりの日が近づいているようにしか思えません。
二回以降はそこそこ抑えたオルモスですが立ち上がりの乱調があまりに一人相撲で、守りが乱れたことにしてもテンポの悪さによる自業自得、見ていてイライラしてしまいます。
その二回以降が次に繋がるかは井口監督も懐疑的なようで「次がダメなら終わり」とプレッシャーをかけましたが、それはドミンゲスも似たようなものでしょう。
昨年のどん底からチームを立て直すためには若手の育成が第一なところで平沢を引っ込めてまでのドミンゲスに何の意味があるのか、外国人選手が八番という時点でその期待度が見て取れますし、うがった見方をすればダメダメさを球団にアピールをして次の手を要求しているのかもしれません。
もっともそれで動くほど球団の腰が軽いとも思えず、使えない外国人選手を使わないことのアリバイ作り、であればできるだけ短い期間でお願いしたいものです。
そんなオルモスが五回で降板をしたために中継ぎ陣がまたしてもフル回転、ロングリリーフができる陳冠宇を落とした弊害が出つつあります。
過負荷による影響もあるでしょうが大谷、南はピリッとせず、3者三振の益田も球数が多すぎで、こちらこそが浦和との入れ替えで人捜しをすべきでしょう。
打線も金森打法でくるくる回った影響で下半身に疲れが溜まったのか盗塁失敗も目立つ荻野が急降下で得点力不足に拍車がかかり、鈴木も上向かず、今度こそ本物か、の中村と打点は多い井上だけではどうにもならず、それならそれで割り切って若手、中堅の登用によるこちらも人捜しが急がれます。
昨年に比べれば快調だった出足で本来に目指さなければならないところから微妙にどこかズレてしまっているような、振り出しに戻ってフラットな起用こそが必要です。
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◆5月6日(日) 日本ハム−千葉ロッテ9回戦(日本ハム5勝4敗、14時、札幌ドーム、24,968人)
▽勝 加藤 6試合2勝2敗
▽敗 オルモス 1試合1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ オルモス、益田、大谷、南—田村
日本ハム 加藤、西村、石川直、公文—鶴岡