32 根元俊一 内野手 28歳 年俸2230万円
【2011年成績】 68試合 149打数 11得点 34安打 打率.228 3二塁打 0三塁打 2本塁打 11打点 0盗塁 13四死球 38三振 得点圏打率.222
今季は荻野貴の離脱によりショートを守る機会が増えたことで久しぶりに100打席を越えるチャンスをもらった根元でしたが、その存在感をアピールするまでには至りませんでした。
塀内と似たような外角高めのストレートについていけない弱点は相変わらずでしたし、三振の多さは根元の足を大きく引っ張っています。
それでもベンチの地蔵として尻が痛くなる前に出番があったことは大きな前進ですし、3年前の好調さを忘れかけていただけに根元にとっての今季は一つのきっかけとなるはずです。
まだまだ井口の壁は高く、そしてショートの争いは厳しいですが、ロッテの要潤として再び脚光を浴びる日がくることを心待ちにしています。
根元と言えば魔送球、どうしてあの距離で悪送球をするのだと叫びたくなるようなスローイングの悪さが有名ですが、しかし今季はまずまずの守備を見せてくれました。
あの根元にショートを守らせるのかとの危惧は不要だったようで、意外なぐらいに安定をした守備を見せてくれたことは大きな収穫です。
もっともショートとしては守備範囲の狭さと、そして強い打球に対応できない球際の弱さを露呈したこともまた事実ですから、やはりセカンドがベストポジションなのでしょう。
しかし贅沢なことを言っていられる立場ではない根元ですから、やはり来季もショートを狙うのがレギュラーへの近道です。
荻野貴が外野に復帰をすることでショートにはポッカリと穴が空いたままですから、ボーッとうどんを食べている場合ではありません。
そうなれば堅実な守備でアピールをするのも一考ですが、やはり根元の魅力はシュアなバッティングです。
今季はツボにはまったときのパワーを見せつけるホームランもありましたが、それよりも二塁打の数を増やすことこそが根元には求められます。
そんな根元の課題は始動の遅さで、どうしても振り遅れる嫌いがあるのが気になって仕方がありません。
金森打法を学ぼうとしているのかどうかは知りませんが、もしそうであれば絶対にやめた方がよいでしょう。
ストレートに振り負けているようではお話になりませんので、とにかく鋭く振り抜くことを第一に考えてもらいたいです。
そして数字だけを見れば分母が小さいながらも左腕を特に苦手にはしていない根元を大きな気持ちで見守るベンチであってもらいたく、ただでさえショートが穴である上に井口が抜けたときに二遊間が空き部屋になってしまっては大事なセンターラインがガタガタになってしまいますので、そのあたりも視野に入れた起用をお願いしたいです。
また根元って足が遅いんだっけ、と考えてしまうほどに俊足の持ち味を活かせていないこと、そういった発想の転換も必要でしょう。
はまれば西村野球の申し子となっても不思議ではない根元ですから、20代の最後のシーズンに期待をします。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
【オリオン村査定】 2230万円 → 2230万円 (±0%)