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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2013年通信簿 53 江村直也

2013-12-25 00:32:44 | 千葉ロッテ

53 江村直也 捕手 21歳 年俸560万円

【2013年成績】 64試合 117打数 6得点 20安打 打率.171 2二塁打 0三塁打 0本塁打 7打点 0盗塁 4四死球 34三振 得点圏打率.114

浦和で60試合以上にマスクを被って、とは今季の展望だったのですが、オープン戦から打撃好調であるいは一軍での開幕スタメンマスクもあるのではないかというぐらいのスタートダッシュぶりで、終わってみれば一軍で64試合、プロ初出場だった代走を除けば途中出場も含めて63試合もマスクを被ったのですから上出来のシーズンでした。
もっともその身長にも届かない打率でしたし、単調なリードで伊東監督にどやされる場面もままありましたが、怒られるというのは期待をされているということでもあります。
秋季キャンプでも徹底的にしごかれていたようですし、田村、吉田とともに第二捕手を争う正念場の来季にさらなる飛躍を期待します。

高卒三年目でのいきなりの一軍ですので老獪なリードなどは望むべくもなく、むしろストレート中心の内を攻める強気なリードはこれまでの里崎とは違って新鮮さがありました。
それが足踏み状態だった若手投手にはプラスになると判断をしたのか、ベンチも大嶺と組ませるなどして序盤はいい感じでのスタートだったと思います。
ただプロの怖さを知ったからなのか、あるいはそういったアドバイスでもあったのか、途中から外寄りを多用し始めたのが個人的には不満で、もっと若さを押し出して欲しかったです。
そのリードでいっぱいいっぱいだったのか自慢の肩を披露するどころか走られまくったのも大きな課題で、来季は同じ過ちは許されません。
打撃はまだまだ勉強をしなければならないことがたくさんあるでしょうが、それでも9月には.278と慣れも感じさせましたので、まずは身長超えが目標です。
先輩からはいろいろといじられながらも可愛がられているようですし、その負けん気の強そうな顔つきは好みですので、来季も一軍で動きまくる江村を楽しみにしています。

2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 560万円 → 1120万円 (△100%)

 

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今期は充分合格 (寿限無)
2013-12-25 06:25:10
これだけ1軍で出られるとは思っていなかったので、充分合格点だと思っています。
まあ、おっしゃるように、リード面とか打撃とか課題はありますが、正捕手の一番候補ではあると思います。
ただ、後半での田村を使う、吉田を取るなど、まだまだライバルも多く安閑とはしていられないと思います。
リードについてはよく分からないのですが、打撃については打率がもう少し上がらないと、単に守備の人と言うことになりますので、1軍で2割前半は打って欲しいですね。
それが出来て初めて、他の若手生え抜き捕手よりリードしていると言うことになります。
私の感じでは田村と被る感じがするので、どこか突出した部分を見せる必要があります。
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まだまだこれから (ろびんそん)
2013-12-25 08:25:52
江村捕手自身は、60試合以上、1軍で起用されてきたのですから、一応の評価をされていいところなのでしよう。

さりとて、正捕手争いで他捕手より一歩リードしたとは思えません。
まだまだ成長できる余地があるようですから、正捕手争いはまだまだこれからも続くことでしょう。

江村捕手のほか、金澤、川本、田村捕手、そして1軍マスクは被れませんでしたが、ファームでDHで起用されるなど打撃面で向上した小池捕手、新人の吉田捕手ら、6人による正捕手争いは、来シーズンも続くことでしょう。

吉田捕手は、野村克也氏がシダックス監督時代の教え子であった坂田立正大監督のもと、育ってられてきた経験を、どれだけ活かして頑張れるか。注目されるところでもあります。

来シーズンは、今シーズン以上に、セールスポイントをアピールしてもらいたいです。
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前半戦の (タンマ)
2013-12-25 09:24:40
躍進の立役者と思います・・・西野くんと組んで、勝ち星を重ねてくれました。

しかし中盤以降は、リードミス(=公開説教)や打撃の貧弱さなどで、出番が減りました。

妻などは、江村くんが打席に立つと、「ああ、(DHのない)セリーグと一緒だ」とピッチャー並みの貧打を嘆いていました。

好漢で、いいキャラクターしていますので、応援していますが、来季はこのポジション、更に激戦となりますので、打撃、リード、守備とすべてのレベルアップが求められます。
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頑張った。来年が勝負! (17naruse)
2013-12-25 10:20:15
今年3位になれたの要因の1つは間違いなく江村です。2008年に里崎橋下雅彦故障で金澤がマスクをかぶってから投手陣が崩壊しBクラスに甘んじたあの惨劇を考えれば、攻守に課題がありながら扇の要としてペナントレース前半の投手陣を引っ張った江村は数字以上に評価されてもいいと思います。また、江村を軸にしつつも、先発投手に合わせて、金澤、川本を地蔵化させず上手く取り扱った伊東監督の采配も素晴らしかったと思います。
さて、今後の江村の話ですが、リード面は伊東監督が今後も指導してくれると思いますのであまり心配していません。個人的に心配しているのは、ランナーに走られまくりで影を潜めたセールスポイントの肩と、打てる気配のないバッティングです。肩は元々強肩ながら、精度が低いと言われてましたが、さすがにもう少し改善してほしいです。打撃も、あの左足の使い方といいますか、ボールのコースに関係なく、全く左足で踏み込めていないのが気になりました。あれではアウトコースのボールに対応しずらいと思いますが、江村には江村なりのバッティングの感覚があるんですかね?どちらにせよ、守備面の改善が優先ながら、打撃も少しずつ改善してくれればと思います。ライバルは多いのでもたもたしてるとすぐに浦和生活に逆戻りしかねませんしね笑
ただ、数年前の競争のないチームから一気に様変わりした今の競争力あふれるチームにはとても期待してるのも事実ですので、頑張ってほしいです。
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Unknown (柏マリン ロッテファン歴40年)
2013-12-25 13:00:56
高卒3年目の捕手としては本当によく頑張ってくれました。打撃は期待する方が無理なレベルだったので目を瞑りますが、強肩が売りの筈が走られまくっていたのはがっかりでした。リード、キャッチング、スローイングに磨きをかけ、どれか一つでもライバルを凌駕する武器を身に付けてほしいです。打撃は亀の歩みで構いません。時間とともに上達するでしょう。
自分的には田村が一押しですが、吉田江村を含めた3人で激しく争って誰が抜け出すのか楽しみに見て行きたいです。
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Unknown (JF)
2013-12-25 13:02:36
監督が代わったことで出番をもらった選手の一人ですね。
キャンプから怒鳴られ、シーズンに入っても怒られ、2軍にも落ち、それでも1年よく頑張ったと思います。
江村がスタメンマスクを張ることが多かった前半戦にチームとして貯金の大半を稼いだわけですから、それは素直に評価してあげたいです。
しかし、ドラフトで吉田を獲得したところを見ると、江村・田村では十分とはいえないと考えられていることもまた事実かと。期待が失望に変わらないうちに、本当の意味で頭角を現してほしいと思います。
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Unknown (Jun)
2013-12-25 14:02:24
シーズン初期に伊東監督が、「江村は良くも悪くも、リードの恐さをしらない」と言ってたのが印象に残ってます。
後半の外寄りリードは、恐さを感じたということでしょうか。

個人的な期待値としては田村がリードですが、あの憎めないキャラを含め、将来が楽しみな選手の一人です
リードの恐さに呑まれることなく、しっかり克服して羽ばたいて欲しいです
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江村選手について (ひろくん)
2013-12-25 17:44:44
こんにちは。

江村選手ですか。

リード面もバッティング面も成長しないと駄目ですね。

とにかく頑張れ!!江村選手。
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Unknown (在外Mファン)
2013-12-25 19:23:29
大きなボロも出しませんでしたし、正直いきなりあそこまでやってくれるとは、良い意味で裏切ってくれました。

高卒3年目で初の一軍であった事を考えれば、たいへんよくできました!と言ってあげたいですし、順調に来ていると言って良いでしょうね。

バッティングまで期待するのはまだ酷かも知れません。送りバントや、最低限のチーム打撃が出来る様になれば一先ず良しとしましょう。

しかしながら、田村も猛烈に追い上げて来そうですし、吉田の加入も有りますし、うかうかしていられませんね。ハイレベルな争いを期待したいと思います。
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あいきょう (doushitakoushita)
2013-12-25 19:24:15
みなさんおっしゃってますが、江村って憎めないと言うか、いいキャラクターしてるなって思います。オリオンさんもおっしゃるように、負けず嫌いが顔に出ていて、かつ愛嬌がある。先輩からいじられて、笑って返せる。こういうタイプがチームに一人いると、みんなが救われるときがあるんじゃないかという気がします。

一方、私が考える理想的なキャッチャー像って、もっと頭を使って、もっと視野が広くて、もっとずる賢いタイプ。これはタイプの話しなんで、努力とか成長とかとは、最後は別問題。伊東監督の、江村に限らず今のキャッチャー陣個々の評価を聞いてみたいですね。
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