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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2011年通信簿 63 青松敬鎔

2012-01-04 00:44:00 | 千葉ロッテ

63 青松敬鎔 捕手 25歳 年俸500万円

【2011年成績】 E 63試合 141打数 7得点 24安打 打率.170 5二塁打 1三塁打 0本塁打 7打点 3盗塁 9四死球 48三振

どうしたんだ青松、これが率直な感想です。
低反発球の影響もあったのでしょうが一軍での出場はおろか浦和でも昨年の8本塁打32打点から大きく成績を落としてしまい、これでは打撃でアピールをするしかない青松には上を見るよりは下、いや首元を吹きすさぶ風の心配をした方がよいように思える体たらくです。
捕手としては僅か14試合しかマスクを被れずに大半が一塁手としての成績ですから、よくぞ生き残ったとしか言いようがありません。
これもチームとしての野手不足によるものだとの認識は青松にもあるでしょうから、まさに土俵際に追い詰められた来季の動向に注目です。

大柄な体格から放たれる長打こそが青松の持ち味を、低反発球が奪い去ってしまったのかもしれません。
三振の多さはそれに焦って強く振ることを意識しすぎた結果なのかもしれず、何にせよ先行きに明るさが感じられないのが正直なところです。
外野手が足りていない浦和ですら起用をされないことから捕手と一塁手で生きていくしかない青松にとって、小池の台頭と大松の一塁挑戦は喉元に突きつけられた刃であり、定岡の退団で一定の出番を浦和ではもらえるかもしれませんが、それを上を狙うための足がかりにするには相当な努力が必要でしょう。
もちろんこれまでも努力はしてきたのでしょうが、とにかく体から「試合に出たい」というオーラを発するぐらいの普段からの野球への取り組みに期待をします。
天性の長打力が開花をすれば一気にブレイクをする可能性を秘めている青松だけに、このまま消え去らないことを願うばかりです。

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【オリオン村査定】 500万円 → 480万円 (▼4%)

 

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Unknown (しげお)
2012-01-04 01:09:19
なぜ残留できたのか不思議です。ファームの野手が少ないから、としか理由がないように思います。他球団の事は全く分かりませんが、ファームでこの成績で生き残れるんでしょうかね…?ほんとに不思議な球団…
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頑張れ (アムニカ)
2012-01-04 11:24:05
もし、昨年小池が怪我しなかったら、首だったかもしれません。
マスクを被ったのも小池のケガの後が圧倒的だったと記憶しています。
ファームレギュラーの定岡が首ですから、他にも首になってもおかしくない選手はたくさんいました。
結局4人の戦力外で4人のドラフト入団で人数は合いました。
外人や川越の引退でその分補強に回せた勘定ですから、どうにも強化が図られたとは思えません。
首がつながった青松には死んだ気で頑張ってもらいたいです。
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Unknown (北海道のロッテファン)
2012-01-04 15:21:15
今年初投稿になります。今年もよろしくお願いします。


さて、青松ですが、元二軍監督の古賀氏が城島になりうる逸材だと賞賛していた記憶があります。


ですが、もはや現場では捕手としては見られていないのではないでしょうか。私の頭の中では既に戦力外扱いの選手の中の一人です。そんな予想を見返す活躍をしてもらえたら捕手の選手層に厚みが出るのですが、現時点では江村よりも劣るような…
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Unknown (パンテーラ)
2012-01-04 20:16:40
戦力外の宮本のほうが打撃が良かっただけに、青松が残ったのが意外で、年功序列で決まったのかな?と考えました(宮本28歳、青松25歳)
ロッテは高卒のキャッチャーは取ってはいけないのかもしれません。
なぜなら捕手のコーチに良いOBがいないし、他球団出身の山中コーチは1軍コーチですし・・・。
ロッテは社会人出身、だめなら大卒捕手まで、経験値をロッテではなく、他で積み、そのノウハウを逆にロッテに注入して欲しいぐらいなので。
野村監督が私が欲しいというのは、彼の捕手に関するノウハウがロッテに入るのではないか、と期待するからです。
(さらに逸れますが有藤が打撃コーチを経験せずに監督になったのは大砲を教えられる打撃コーチになれたかもしれない有藤をロッテはみすみす逃したと今でも思っています)
青松はパワーがあるのだから、あと100グラム重いバットに代えて、当てに行ったら飛びますよ、きっと。
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崖の上の…。 (No.9 )
2012-01-04 22:38:04
非常に苦しいですね。二番手捕手が居ないのでチャンスと言えばチャンスですが、持ち味の打撃で完全に壁にぶち当たっています。似たようなタイプの定岡が戦力外となると残留が不思議です。今季は土俵際からのうっちゃりで何とか盛り返して欲しいですが…。
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お返事 (オリオン)
2012-01-05 00:04:38
>しげおさん
判断基準がよく分かりませんが、やはり野手不足といったところかなと。
そうなれば今年のドラフトで野手をたくさん獲ったら真っ先に戦力外にされても不思議ではない立ち位置ですので、反攻を期すしかありません。
大量補強があるとは思いませんが・・・

>アムニカさん
まさに補強と言うよりは補充、といったオフの動きですね。
藤岡らに期待はすれど計算はしたくありませんので、まあ他チームが落ちてくるのを待つしかありません(苦笑)
しかし青松はそんなことも言ってはいられず、自ら這い上がるしかないとは仰せのとおりかと思います。

>北海道のロッテファンさん
確かにそんな記憶が。
内を絶賛していたような気もします。
このままですと来季も江村>青松の立ち位置は変わらないような気が、私が二軍監督でもそういった起用をすると思います。
そうなれば青松にはパワフルな長打をアピールするしかなく、それが結果的にチームを救うことになると信じています。

>パンテーラさん
年齢でしょうかね、やっぱり。
どちらも似たような成績、昨年からの迷走ぶりですが、青松は「まだ20代半ば」と言えなくもありませんので、そういった判断があっても不思議ではありません。
ご指摘のとおり高卒の捕手で育った、と言っていいのはギリギリで青柳ぐらいしか思い浮かびません。
個人的には池田に期待していたのですが・・・
それより前は醍醐まで遡る必要があるかも(苦笑)
来季の小池や金澤次第で、伏見らの上位指名があるかもしれませんね。

>No.9さん
捕手としてのイメージが無い青松だけに、やはり厳しそうですね、来季も。
かと言って一塁も人口密度が高すぎますし、何を目標にプレーをしていくかを迷うシーズンになるかもしれません。
そのあたりの動機付けができるベンチであればいいのですが・・・
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