8 今江敏晃 内野手 32歳 年俸2億円
【2015年成績】 98試合 373打数 40得点 107安打 打率.287 18二塁打 4三塁打 1本塁打 38打点 2盗塁 25四死球 35三振 得点圏打率.258
ゴールデンイヤーに短期決戦で強い今江ですので大活躍のシーズンとなることを期待されましたが、しかしチームとともに不完全燃焼で終わりました。
オープン戦ではもう一つだったものの開幕をしてからは3割をキープしてさすがの貫禄、そして夏場にさらに上昇の兆しが出始めたところでの死球による左手首の骨折はオールスター戦の直前でしたのでこれからというタイミングで、そして全治二ヶ月の長期離脱と故障癖が首をもたげてしまった感じです。
今江のそれは死球がほとんどですので残念としか言いようがありませんが、それにしても多すぎるような気もします。
それもあってレギュラーになってからは最低の98試合と二桁の出場で規定打席にも達せず、.287と率こそミスターロッテの名に恥じないレベルを維持はしましたがホームランが僅かに1本、これは中距離ヒッターであっても400打席もあったのですから少なすぎ、相手に与えるプレッシャーが弱かった印象は拭えません。
右方向への打球が多いのが特徴、武器ではあるのですが、それが前面に出すぎての無理やり感、そして相手に見透かされての配球に翻弄をされたような気がします。
また守備でもかつての攻撃的なそれが失われつつあるような、やや受けの姿勢が見て取れることがあったのも心配です。
突然、としか思えなかったファーストを守ったシーンが意味深でもあり、磐石だったはずの足元がかすかではあっても揺らぎ始めているのかもしれません。
それでもまだまだ今江がチームの顔、中心であることに異論は多くないでしょうし、さりげなくここまで1424安打を積み上げて1500本安打は目前、いつの間にやらサブローを抜いてしまい、そして福浦ばかりが注目をされていますが、来季にまだ33歳の今江も2000本安打を狙えるところにいます。
レギュラーとしてプレーを続ければあと5年もあれば余裕ですので、ここからが円熟期、そんな今江であってもらいたいです。
その今江がFA宣言を検討しているとのこと、期限いっぱいの今月10日まで熟考と報じられています。
2013年に.325で打撃ベストテン2位となったことでの2年4億の契約が切れたところでのこの成績ですので、まさか上積みを望んではいないでしょう。
ここまでの貢献を考えたとしても他球団を見渡せば割高とも言えるその待遇はミスターロッテの肩書きがあってこそ、現状維持でも即断すべきところで悩んでいるのですから球団提示はダウン査定なのではないかと、そのあたりは昨年の成瀬もそうでしたがシビアと言えばシビア、当然と言えば当然でもあります。
まさか20%も下げているとも思えませんので何を悩んでいるのか、とは外野からの無責任な声ですが、そうであってもその金額をロッテ以外で出すところがあるとは考えづらいです。
ギリギリまで粘るのはおそらくは同じポジションの松田の動向を睨んでのものと思われますが、例によって阪神はどうせスポーツ紙が生み出したネタでしょうし、西岡とのそれは有名ですがオリックスの打撃コーチに就任をした高橋コーチと今江との蜜月はあまり記憶にありません。
新天地でのチャレンジは刺激にもなりますから本人が望めばそれを止めることはできませんが、自分を高く売るためには活躍をしたシーズンであるべきだと思ったりもしています。
そんなこんなで西村ヘッドコーチまでをも招聘した瀬戸山球団本部長のロッテ尽くしがどこまで極まるか、あと5日をまったりと見守ります。
2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
【オリオン村査定】 2億円 → 1億7000万円 (▼15%)
むしろ期待込みでなれるものならなってみろ言いたいくらいです。
そんなことはさておき、毎度の保留(時間稼ぎ)は奥さんの入れ知恵ではないでしょうか。思わせぶりな態度から焦らして相手から告白させる的な…
それもどうでもいいのですが、残留してくれれば頑張って欲しいし、出るなら仕方ないってところです。
しかしサブロー越えとは意外でした。それを今江サイドが把握して条件を保留すのも仕方なし。サブロー対応を誤った球団のミスです。
2005年、2010年と、ゴールデンイヤーでは成績が良かったので、そして良い、悪い、良いの波からすると良くなる年でもありました。
「全試合出場」を目標にしていた今江選手。
かえすがえすも、デッドボールでしたけど。
シーズン本塁打は1本。
CSでの大谷投手からのタイムリーは、鮮やかでした。
成績だけからすると年俸2億円なのかなぁ?
というところでしょうか。
が
ロッテの看板背を得る数少ない選手の一人。人気は相変わらず。
大甘査定で、来年以降もロッテのユニフォームを着てもらいたい。
2億円プレーヤーだからこそインセンティブ付きが欲しいです。例えば1.6億円がベース。インセンティブは規定打席で2千万、打率3割で2千万、2割9分なら1千万、ホームラン1本で百万円、旧勝利打点5百万みたいに。一方で得点機のゲッツーでマイナス3百万みたいなものも。最近は企業も同じですよ。
期間は、野村克也氏と同感ですが、単年契約がチームのためにもなると思います。
彼はロッテの顔です。軽々に出るとは思いませんし、まだまだ老け込む歳でもありません。期待しています。
今江選手は怪我による離脱が2回ありましたから、それがなければ…。
FAで移籍してほしくないですね。
ロッテに残ってください。
ロッテに出て行ってもロクな事は無いです。
オリックスが調査とは有りましたが、現実オリックスに行ってどうなのか?単に環境が変わって活躍とはならないでしょうし、今以上の待遇を提示してくるとも思えません。フル出場で、290以上、15HRを求めたいです。権利行使も全く当然で結構ですが、ひとつの球団一筋というのもかっこいいものです。
最近は今江もここまでか、と底に着いたように思ってしまいます。
少なくともSB内川レベルにはいくと思っていたんですが・・・・・・・・。古傷・怪我なんですかね・・・・・・・・・・・。
FAには、私自身が「今江本人の問題!」と割り切った気持ちになってしまうほど未練がなくなってしまったとです。
死球禍が不幸なシーズンでしたが、まだまだ来シーズンも期待します。是非ともロッテ生え抜きの2000本を!
FA宣言したら暫く寝込みそう・・(泣)
守備では以前の今江からしたら何で?みたいのがちらほら出始めましたし、最終戦にファーストをやってたのが何か意味深でもあり、ベンチと本人の考えが合致しない部分も今回の去就問題が長引いている一因なのかもしれません。
これも含めて今江の自己評価とベンチ、球団のそれに隔たりを感じるあたり、去年の成瀬を思い出します。条件が納得出来ないなら仕方ありませんが、個人的にはクルーズよりも今江に残って欲しいです。
ロッテの選手は誰?となると、まず1番に今江の名前があがります。
というか、今江しか知らない人もいるぐらいでちょっと悲しくなりますが・・
死球での離脱は不運とも言えますが、球際への突っ込みが緩くなったり、送球が乱れたり、守備での衰えを感じた今季でした。