7 鈴木大地 内野手 26歳 年俸7000万円
【2015年成績】 142試合 487打数 60得点 128安打 打率.263 24二塁打 4三塁打 6本塁打 50打点 1盗塁 50四死球 58三振 得点圏打率.287
ここまで順調と言えば順調だったところでの4年目の足踏み、右肩上がりの曲線がやや平行状態になった鈴木です。
左膝を痛めたこともありますがオープン戦からバットが湿ったままでの春先の不振に、スタメン落ち、そして連続試合出場も途絶えてしまいました。
交流戦で4割近い打率を残したこともあり数字としては一昨年とほぼ似たようなもので、そう考えれば昨年が突出をしただけでこのぐらいが鈴木としての基礎値なのかもしれません。
守備の負担の大きいショートを守っていることを考えれば悪くはない打撃は小技をもう少し確実に決められればまた印象も違うのですが、それでも頑張ってくれていると思います。
昨年に改善をした対左腕は今年も右左に関係のないアベレージを残しましたし、もう少し逆方向に打てればとは思いますがシャープなスイングから放たれる打球は伸びがありますので、30本を超える二塁打を打てるようなところが目指すべき姿ではないかと考えます。
そうなれば課題はやはり守備、その守備範囲は以前に比べれば広がりましたしポジション取りもいろいろと考えているようで、またスライディングをしての捕球から反転をしての身のこなしの素早さは球界でも屈指ではないかと、トリッキーなクルーズの動きにもしっかりと反応をするなどその成長が見て取れます。
ただやはり持って生まれた肩の弱さ、とまでは言いませんがショートとしては物足りない部分をどう見るか、今でもいっぱいいっぱいな感じですので今後はさらに苦しくなるでしょう。
併殺プレーの際にセカンドベース上で踏ん張ってのスローイングはメジャーであれば削られてしまいそうな、怪我も心配になります。
握り直し、捕ってからが遅い、といった欠点はルーキーイヤーからコーチとマンツーマンで改善を図ってきましたが、何でもない正面のゴロが内野安打になるシーンもままありました。
ずっとセカンド推しだった自分からすれば昨年にクルーズがショートを守りきれなかったのが痛恨で、そのクルーズの去就が怪しくなってきているところでの平沢の獲得は球団、ベンチとしてもショート鈴木に限界を感じているのか、それであれば昨年に中村を獲ったのが矛盾のような気もしますが、何らかの動きはあるのではないかと思います。
もちろんすぐに平沢が一軍でショートを守れるようになるとは考えづらいですし、来季も基本は鈴木がショートなのでしょうが、一方でそのショートに意欲を見せてフェニックスリーグでも守った中村との入れ替えがあってもおかしくはないですし、打撃も含めたトータルで鈴木の今後を考えればなおさらでしょう。
そういった雑音をシャットアウトするような守備、そして打撃を見せられるか、ショートにこだわりのある鈴木のさらなる成長を楽しみにしています。
【オリオン村査定】 7000万円 → 7350万円 (△5%)
牽制とか言われてしまいそうですね。
守備についてですが、肩の弱さは鍛えて強くなりません。
持てる技術をもって、やれることを真摯にやることに訴えるものがある。
そういう意味では、彼はやれることをやっていると思いますね。
何でもない正面のゴロを内野安打にするとありますが、失策じゃなければいいんじゃないですか?
こういう通信簿みたいなのは、ややもするとあら探しになりやすいもの。
故障をしない、声を掛ける、やれることをやる。いいところもたくさんあります。
打率で.280以上得点圏打率で3割近くあれば申し分ない感じですかね。
守備は2塁が適任なんでしょうけど、ショートとしても大きな不満が出るような感じでは無いですね。
クルーズが残るなら来期もショートでしょうけど、微妙ですかねぇ。
今江のFAも分かりませんから、鈴木、中村、平沢で内野をまかなってもいいような感じなんでしょうか。そうなるとセカンド鈴木、ショート平沢、サード中村って感じですかね。
まあ、ちょっと物足りない感じはありますが、今季は及第点ですね。クルーズ、今江の去就によって守備位置は変わる可能性はありますが、打撃での飛躍を期待します。
変なこと言ってるのがいるぞ。
いいわけないだろ。
鈴木の守備力では、最低でも打率2割8分必須。
守備範囲が狭い。取って投げる間が長い。バントが一度で決められない。二塁打が多いけど凡打も多い。現状ではキャプテンには相応しいけど、不動の下位打線、他のチームの遊撃手と比較したらどうしても見劣りします。
さらなる進化と発展を望みます。
打撃、守備、まだまだ向上してもらわないと。
1億円プレーヤーと評せるところはありません。
いずれ、オールスター選出、ゴールデングラブ、ベストナイン、ロッテといえば「鈴木」といわれるほどの、球界を代表する野手目指してもらいたいところです。
今は、課長クラス。といったところでしょうかね。
村長さんご指摘のとおり、二塁打量産を目指すとか、バスターに強いとか・・・個性の伸長を願わずにはいられません。今江の去就問題もまだ結論が出ていませんが、次世代のミスターロッテの一人であるのは間違いありません。内野に関しては、ファーストを除けば、平沢が順調に育てばショート、中村をサード、鈴木をセカンドとの布陣を考えます。平沢は、無理しても一年目から一軍においてほしいです。
打撃はかなり物足りないですが、チャンスではそこそこ打っているイメージがあるので下位打線の3番バッターを目指してがんばってもらいましょう。
なにはともあれ、一億円プレーヤーになるためには2年続けて3割を打ってもらうなど条件をつけ、球団は甘い顔をしないようにしてください。
今江クルーズはたぶんいなくなると思うので、しっかりとチームを牽引できる確かな成績を残すなど大きな飛躍が来年求められます。
ろびんそんさんがおっしゃるように、会社勤めであれば課長クラス、なんでしょうか。名実ともに中間管理職?2年連続で将来有望なルーキー内野手の入団で下からの突き上げを一番実感じているのは鈴木本人でしょう。既存の内野陣も含めた内野サバイバルレースがあってこそのチーム力のレベルアップですので、鴨川キャンプでの打撃の含めての更なる向上を。中距離砲として中盤から下位打線を任せられたら、が希望です。
蛇足ですが、平凡なゴロをヒットにされては打ち取ったはずのPは堪らないでしょうね。
長い目で見れば、無理してショートを守らせ続けるよりは、守備の負担を減らしてバットで貢献して欲しい気がしますね。
大学時代は主にサードだったんでしょうかね?特に根拠は無いのですが、何となくサードをやらせてみたい気もします。他の選手の兼ね合い次第ですかね。